表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第4日目 アールの集いを運営するものの気概とは
188/503

172アサシンまみれの寮と飯田忠継諜報長官

「あんな顔の美孝さんは初めて見ました!!ちょっと信じられません…」

リーフが不機嫌だ…


「すみませんね。不意討ちでしたので、魅入ってしまったんですよ」


「ぐぬぬっ!!私は…私はそんな視線を美孝さんから受けたことがありませんよ?恵美さんや朱音を見る時も無いですよね?」

えっと…

皆さん大きいものを所持してらっしゃいますから…


「前にもお伝えしましたよね?僕は性癖として、小さい方が好みなんですよ…あくまでも胸が…ですけどね。もちろん、それだけで全てが決まるんじゃなくて、リーフの事を愛してるんです。それは間違いないですよ!」


「さやかさんやセーフさんやメルーさんには、さっきみたいな目線を向けないじゃないですか!!」

鋭いな…

ザクザク刺さっております。


「えっとですね…僕も、女性にさっきの視線を向けるのが失礼な事位は承知してますので、普段そういう目で見ないように精神力を削ってるんです」


「つまり、見たいけど我慢してる訳ですね…」

ハッキリ聞きますね…


「ええ、もちろんそうです。そして、それは当然するべき我慢だと思いますよ?特にメルーさんは、綱芳さんと付き合ってるわけですし…」


「それを言うなら、亜理砂さんも、天河と付き合ってます!!我慢しなきゃ!」

ごもっともですが…


「もちろん、そう思いますよ…不意討ちでなければ、我慢出来たと思います。亜理砂さんの胸が標準サイズだと思っていたので、油断していました。今回、真実を知ったので、今後はもう大丈夫でしょう。しかし、なんでそこまで怒ってるんですか?」


「だって…セーフさんやさやかさんに向けられた視線なら、良いですけど…亜理砂さんはダメです。それは不誠実です!!」

そっか。


「嫁さんじゃない人に、デレデレしたのが気に障ったんですね?」


「うーっ!!多分そうです!!こんなことで、美孝さんに絡みたくないのに…ダメなんです!!許せなかったんです!!」

可愛いなぁ…


「ごめんなさい。でも、僕のアレに対する視線は、芸術品に対する憧れみたいなものですから…あまり気にしないで欲しいなぁ」


「そうさ…好きなもんは好きなんだから仕方ないじゃないか。最初は良く私を見てあんな目をしてたからね…さやかにも、あんな目をしながら【胸が小さくて好みだなぁ】とか言って怒られてたんだよ?まだ、3日前の事だねぇ…」

しみじみ言うなよ。


「えっ?そんな時期もあったんですか!?」

僕をなんだと思ってるのさ?


「僕は比較的欲望に忠実な方だと思いますが?」


「バカなことを…」

「自分をわかってらっしゃらない…」

「瑞木さんがそんなこと言ったら、世の男どもはみんな狂犬だよ」

「それなら、私とも仲良くしようよ」

「欲望があるなら、私の魅力を無視できる訳がありません!!」

みんな好き勝手言ってるなぁ…


「ははは……はいはい…今の僕は努力と忍耐で色々我慢しているんですから、痩せ我慢だってことを認識しておいて下さいね。さて、目的地に着いたようですよ。ここだよな?御影」


「はい。ギルドと王城の中間点です。この中心地でこれだけの面積をあの値段で手に入れられるのは、破格と言って良いですよ!!」


「まぁね…その分審査に色んな条件が付くんだろうさ!!さて、行きますかね」


「御影さん…随分と大所帯でお越しですね…いったい何事ですか?」

高そうな鎧で固めた二枚目から声をかけられた。

昨日のネゴシエーター役らしい。


「こちらで、生活する仲間を連れてきただけですわ。契約が完了していて、あとは支払いと引き渡しのみなんですから、何ら問題はないですよね?」

おぉ。

御影を凛々しいと思うことがあるとは!!

いつもそうしててくれよ…

調子に乗りそうだから言わないけどな。


「えっ…いや、その…少々お待ちを…」

ネゴシエーター君が急に焦り出した。

想定外なのか?


「早くしてくださいね!お待ちしますから!!」

御影が急き立てる。

ネゴ君は、建物の中に走っていった。


「おぉ…符丁で話してる。凄いな。お、話し合いが終わったらしい…」

範囲観測で聞き耳を立てたけど、符丁に阻まれた。

ネゴ君が走って出てくる。


「建物の中で、契約者の瑞木さんと話がしたいそうです。支払いもその際にと…」

ふむ…


「何を言っているんですか?引き渡しに本人が来る事という話だけなんですから!!ここに飯田さんが来るのが当たり前でしょう!!」

御影が激昂する…


「良いよ、御影。ありがとう。こちらから行こうじゃないか。ただし、当然、買入をする家族全員で行かせて貰うけどな」


「えっ?どういう?」

焦るネゴ君。


「僕の嫁さん達と行くんですよ…別に良いでしょう?」


「何人ですか?」

関係無いな…

出発だ。


「さぁ行こうか。リーフ、恵美さん、セーフ」


「「はいっ!!」」


「ちょっ!!」

ネゴ君の声を遥か後方に残して、飯田忠継諜報長官の待つ部屋の前にたつ。

ノックの音を響かせると、ドアが開いた。


「ようこそ、いらっしゃった、我が国の救世主よ。おっと…そちらは…ま、さか…リーフ騎士団長?どうしてここに?」

ドアを持つ手もそのままに飯田さんが固まった。


「待ちなさい!!あっ!!すでにドアが開いてるし!!何者なんだよ、アンタ等!!」

走ってきたネゴ君の口調も素だね。


「久しぶりね、飯田忠継諜報長官。元気そうで何よりです。私は美孝さんと結婚したのよ…だから今の名前は瑞木リーフね。お願いした通り、この後、9時からラード王様と謁見なの。お話し合いは手早く終わらせて貰えないかしら?」

伝えるべき事は全て伝えた。

あとは反応を待つばかりなんだよね…


「瑞木君…君は、どれだけ規格外なら気が済むんだね…80人からなる私兵団に、ゴブリン4000頭の殲滅。噂では黒いゴブリンも倒したとか…更にリーフ様まで。はっ!そこにいるのは、戦鬼!?いやありえない!!本来はそんなに若くないし、何より胸のサイズが違う!!」

ビックリしすぎだろ?


「彼女も僕の妻です。榊玲子さんの娘さんですよ?」


「初めまして、恵美と申します」


「はぁ!!あの戦鬼とも、血縁なんですか!?」

えっと…


「あまり、年の事と胸の事は言わない方が良いと思いますよ?母も女ですから、怒り出しても私には止められませんよ?」

恵美さんなら、既に実力で止められそうだけどな…


「はい…失礼致しました!!」


「おいっ!!お前等には…」「止めておけ!!もういい!!もういいんだ!!死ぬぞ?下がれ…」

ネゴ君を長官が下がらせた。


「立ち話もなんです…入って話をしませんか?」

ふむ。


「申し訳ないですが、仲間を待たせてます…話は聞きますが、支払いと引き渡しの後でも良いですか?」


「…ふ、ははっ!!物怖じしない人ですね…わかりました。そもそも合格ですしね。支払いをこちらにどうぞ!はい、確かに160万ラードを頂きました…」

飯田さんに支払いを済ませる事に成功した。

これで、この寮は僕のものだ…

各所に待機していたアサシンの気配が消えていく。

ぶっちゃけ範囲観測で追えるけどね…


「御影、なぜ着いてきたとは言わないから、皆に荷物を入れるように伝えてきてくれ!ただし、部屋割りは公平に公正にする事!!揉めたら僕が勝手に決めるから悪しからずって付け加えてな」


「えへへ…バレバレですか…流石、瑞木さん!承知しました。行ってきます!」

ちょっと気配を消しているだけの御影ごときを発見できないわけないさ。


「宜しくな」


「あの…娘さんは何処にいたんですか?」

長官が聞いてきた…


「えっ?そこの死角に居ましたけど…」


「アサシンの育成でもしてるんですか?」

人聞きの悪い…


「いいえ!ちょっとしたかくれんぼですよ?ここには妻のみを連れてくると宣言したんで、無理矢理に着いてきたかっただけでしょうから…でも、アイツは仲間の中では隠れるのは下手な部類ですよ?」


「…仲間も規格外なのか…本当に何を企んでるんですか?」

人聞きの悪い言い方だなぁ…


「リーフ、僕ってなんか企んでたっけ?」


「あえて、言葉にするならラードを救う事で良いんじゃないですか?」

そうだね。

世界を救うだと荒唐無稽過ぎるし…


「実際には、餓死者を無くすために活動したり、ゴブリン達を狩って、交易の再開を目指してるけど…大きく括ればラードを救う事で良いよね。パーティー名でもあるし。飯田さん、これで満足した?」


「は、ははっ…はははっ。はーっはっはっは」

飯田さんの乾き気味の笑い声が響いた…


瑞木美孝18才

レベル247(91)

体力値38万(900)=3億

魔力値38万(900)=3億

力38万(900)=3億

知力38万(900)=3億

俊敏さ38万(900)=3億

器用さ38万(900)=3億

幸運値38万(900)=3億

魅力380万(900)=34億

風5万(900)=4460万

水4万(900)=3760万

火3万(900)=2700万

土4万(900)=3850万

光2万(900)=1980万

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、探求者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術蕩涎級

精霊魔法心酔級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法中級

回復・風・火魔法・馬術初級

武装レベル:槍232、剣162、投擲458、打撃1、短剣570

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(1835)さやか(2797)恵美(4562)武司(692)玲子(55)朱音(5861)メルー(2392)道緒(1498)直(1733)メアリー(1662)燕(1517)レモン(1481)流々(1464)里乃(1629)リーフ(10,1)奈美枝(203)御影(3046)ユリア(2024)枩李花(1561)霞(1648)ミサ(2275)岬(2062)潤(1369)雨音(1588)他42名(平均1232)

天河(1759)春臣(1431)君里(1459)秋虎(1412)アーサー(449)太陽(79)七海(71)エース(1433)他23名平均(1144)

精霊:風(23,0)水(24,6)火(15,2)土(26,9)光(10,1)闇(15,9)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音他44人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ