171容疑者扱いされた瑞木と美しい貧乳
「よう、瑞木、説得に失敗しちまったぜ!すまん!!」
全く…
「どっちかって言うと、失敗したのは説明だな…開口一番にノープランで【俺と同じ条件で奴隷契約を結ぼう】は無いだろう?バカだなぁ…」
「いや、面目ない。俺は、なんの疑問もなく、瑞木と契約したからな…こんなに怒るなんて、思わなくってよお!」
って言うか。
「説得に失敗したなら、一緒に来るとかさ…何かしろよ!!デザート食ってんじゃねぇよ!!」
「え?すまね。だって俺が邪魔しながら喋るより、瑞木だけの方が話が早いと思ってさ…」
あのな…
「丸投げすんじゃねえよ!!人としての礼儀だよ!何も出来なくても、その場にはいるのが当たり前だよ!!」
「そういうもんか。わかった」
ノートし始めた…
勘弁してくれ。
「えっと…お嬢さん方の主張は…」
「「天河を解放しなさい!!」」
だよね…
「だってさ、天河…やっぱり、天河が答えないと始まらないわ…で?天河は奴隷から解放されたい?」
「俺が?解放?何で?嫌に決まってる!!」
「何言ってるの?」
「ワケわからないわ!!」
だろうね…
「はいはい、理由を説明するから聞いてくれますか?」
「「仕方ないわ!聞くだけは聞いてあげる」」
「はいはい、僕の言う奴隷契約は……中略……というわけです。契約ですから、片方の都合で変わったりしませんし、さっき言われた人非人と言われるような契約内容でもありませんよね?」
「都合が良すぎない?」
そう?
「どこか不自然な点でもありましたか?亜理砂さん」
「あなたの存在そのものが不自然だわ!!何を企んでいるの!?」
企む?
うーん…
「ふははははっ!バレてしまっては仕方ないわ!!我こそは異界より転移せし、この世界を変える者なり!!我が目的は、この世界を救う事!!まずは、このラードから着手しておる。我が仲間が自活に困らないだけの実力とお金を渡したいと思っておる!!」
中二病風に言ってみる。
「「…っ!!やはり」」
「正体を現したな!!」
「この世界を救うなど!!なんたる悪!!成敗して…あれ!?救う?ねえ瑞木、世界に巣食ってるの?」
ん?
「最初の世界を救う方で正解だ。つまり、ホントに良い奴なんだよ。コイツは…」
あ…
天河にフォローされた。
「ごめんごめん、追い詰められた悪役風に話してみただけですよ。冗談です」
「何でそんなバカな事を?」
ま、そうだよね…
「だって、2人とも焦り過ぎですもの…まぁ、好きになった男が、嬉々として奴隷してたら…焦るでしょうけどね。まずは落ち着いて欲しかっただけです…」
「と言うことは、本当に救いに来ただけなのね…」
少しだけ違うけどね…
「まぁ…ぶっちゃけて言うと、僕の主の目的は、好きな女の子に愛されて、愛してっていう。煩悩にまみれたものですけどね…ただ、信条的に不幸せな人が周りに居るのは嫌ですから…餓死して枯れていった女の子を見たんです…あんな思いをするのは、もう御免なんで…手の届く範囲の不幸は、出来るだけ排除したいと思うんですよ」
「あの仲間達は全員奴隷なの?」
またか…
「契約上は、そうですね…ただし、今、亜理砂さんが考えているような性的な手出しはしてませんし、今後もしませんよ?」
「なんで?奴隷に命令すれば、さっきの目的なんてすぐに叶うじゃない?」
嫌だよ…
「勘違いしてますね…僕は心から愛し、愛されたいんですよ…命令して遂行されたエッチに価値なんか無いです!!それに、もう奥さんもいますし!!」
「奴隷上がりの?」
言い方に険がありますな。
「違いますね。リーフも恵美さんも奴隷契約の前に結婚してますから…つか、結婚式は昨日ですけどね…因みにまだ、性的な手出しもしてません」
「いったい何がしたいのよ!!」
亜理砂さんがキレた…
「仕方ないでしょ?僕はひどく個人的な感情で皆を助けて回ってるんですよ…交易再開のための狩りも必要ですし…やることがいっぱい有り過ぎて、奥さんと仲良くする時間がないんですよ!!2時間かけたいタイプなんで…」
「本末転倒って奴ね!!愚策だわ!」
うおっ!!
「痛いところをつきますね…確かに、僕の本来の目的からすれば、愚策中の愚策でしょうね…でも。奥さんとのエッチの最中に、餓死していったあの子の顔を思い出すより、愚策を愚直に進めた方が良いと僕は思いますよ?」
「まぁ」「それは…」「萎えるよな…」
天河は直接表現過ぎるからな!!
「ま、道楽と言われれば、それまでですね…奴隷契約も望まれれば破棄しますし…ただし、交易再開までは力を貸して貰いますけどね」
「俺は破棄なんて嫌だけどな!!瑞木の仲間でいたいと思うし、何より…」「瑞木のベッドテクニックに酔っているのね!?」
楓加さん…
何を?
「あぁ、娼館で男どもを投げ飛ばしたのは、瑞木に操を立てていたのね?」
亜理砂さんまで、何を言い出すのさ…
「待て!!俺にも瑞木にもそんな趣味はない!!話を聞け!!続きはあんたら2人との生活には金がいる。その金を稼がなきゃならんからな。だ!!1ミリも男色に染まってねぇよ」
天河がキレた。
「奴隷やってて、なんで稼げるのよ?」
うちの会社は結構な給料を払ってますよ?
「これを見ろ…ギルドカードだ…」
「えっと…40万ラード以上入ってるわね…中々貯めてる…」
天河が貯蓄する性格かよ…
「これは昨日の給料の一部だ…楓加に会いに行くために服買ったりしてるから減ってるけど…な。一昨日には、0だったんだぜ?」
昨日の給料は約50万ラード…
「奴隷に1日40万ラードの給料を支払ったの?」
「それだけの協力もして貰ってますけどね…具体的にはゴブリン4000頭と黒いゴブリン討伐の補助です!」
「何人…いいえ…何百人の被害のうえに達成したんでございますか?」
亜理砂さんが震えてる…
「いやいや、亜理砂。誰も死んでないぜ?戦ったのも8割が瑞木だ。怪我人もいないよな?」
天河が、陽気に答えた。
「うん、そうだね…因みに天河が着てる全身鎧と同じものを全員に、貸し与えてるから、怪我もしないと思うよ?」
「…桁が違うんですね…強さの桁が…」
あれ?
「さっき話したよね?10倍補正がかかってますよ?僕は88人分で880倍補正です。まぁ、これが契約を結ぶ主要因でもありますけどね…10倍補正がかかれば御二人とも、かなり安全に狩りが出来ますからね」
「さっきから…私達の身の安全ばかり心配して…う、嬉しくなんか無いんだからね!!」
楓加さん?
「瑞木はさー、ずっと俺ら仲間の安全に気を配り続けてくれるんだ…ホントにすげえ奴なんだぜ?」
天河、止めてよ。
「えっと、これくらいで伝えるべき話は伝えたつもりです…どうします?」
「契約しようぜ?絶対楽しいって、3人で稼いだ方が良いしな!!」
「ふぅ…天河、楽しいかどうかは今の話に出てこなかったじゃない…でも、天河と居るためには、そうするしかなさそうね…」
苦悩してるね…
「良いじゃない。嫌なら解放してくれるって言ってるんだし…私は契約するわ!!亜理砂も良いでしょ?」
楓加さんは軽いですね…
「仕方ない…契約しましょう…だけど、私と楓加様は、天河の嫁だからね?指一本触れたら許さないわよ!!」
はいはい。
いつもの頭上の契約書に2人とも現れてサインが刻まれた。
「嫁さんが3人もいるので十分に間に合ってます!じゃあ契約完了。それを着たら出掛けますよ?君たちの住むところを買いに行くんですから!早くしてくださいね!!」
全身鎧を渡して、部屋から出る。
と同時に部屋から悲鳴が上がった…
「なんですか?天河が抱きつきましたか?」
「おい!!俺はそんなことしないぞ!!やるなら、堂々とベッドてやるさ!!」
はい、ごもっとも。
「いきなり、この女が現れたの!!何者?」
「あぁ、それは僕の嫁のセーフ、仲良くして下さい」
扉をしめた。
亜理砂さんの胸が脳裏に焼き付いている…
結構なお手前でした。
非常に美しい貧乳さんでした…
いつもは詰め物なんだね。
瑞木美孝18才
レベル247(91)
体力値38万(900)=3億
魔力値38万(900)=3億
力38万(900)=3億
知力38万(900)=3億
俊敏さ38万(900)=3億
器用さ38万(900)=3億
幸運値38万(900)=3億
魅力380万(900)=34億
風5万(900)=4460万
水4万(900)=3760万
火3万(900)=2700万
土4万(900)=3850万
光2万(900)=1980万
称号
貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、探求者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術蕩涎級
精霊魔法心酔級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法中級
回復・風・火魔法・馬術初級
武装レベル:槍232、剣162、投擲458、打撃1、短剣570
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(1835)さやか(2797)恵美(4502)武司(692)玲子(55)朱音(5801)メルー(2172)道緒(1498)直(1733)メアリー(1662)燕(1517)レモン(1481)流々(1464)里乃(1629)リーフ(10,0)奈美枝(203)御影(2932)ユリア(2024)枩李花(1561)霞(1648)ミサ(2275)岬(2062)潤(1369)雨音(1588)他42名(平均1228)
天河(1759)春臣(1431)君里(1459)秋虎(1412)アーサー(443)太陽(79)七海(71)エース(1433)他23名平均(1144)
精霊:風(23,0)水(24,6)火(15,2)土(26,9)光(10,1)闇(15,9)
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音他44人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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