170朝食と二日酔いの3人
「ん…あぁ…時間か…」
時刻は5時55分。
リンゴーンという、アラームに起こされて、目を開ける…
「「おはよう!」」
胸の辺りと、ベッドの端から挨拶が聞こえた。
1人は当然セーフか…
御影はちゃんと寝たのかな?
「おはよう。2人ともよく眠れたかい?」
「ふふっ」「ん?可愛らしい寝顔を拝見するのに、忙しくて眠れるわけがありませんよ…」
バカが居る…
そして、これはセーフも寝てないな…
「御影は、少しでも寝とけよ…起こしてやるから!そんな頭で金の計算したら間違えるぞ?」
「抜かりはありませんよ…瑞木さんが戻ってくるまでは寝てましたし、その前の宴で、しっかり寝ました!!瑞木さんこそよく眠れましたか?」
あぁ、乾杯の後に速攻寝てたな…
飲んだ事なかったんだよな?
「そうか、なら良かろう。僕も大丈夫問題ないさ…さぁ飯に行こうか…」
起き上がり、朝日を浴びながら伸びを1つすると、幸せな気分になった。
「はいっ!夕御飯をほぼ食べてないので、お腹が空きました。是非とも、美味しいご飯で満たしたいです!!」
いつも、これくらい、素直なら邪険にしなくて済むのにな…
まぁ、ある意味で欲望に素直とも言えなくもないけどな。
「おし!行こう!!セーフ…一応だけど、飯を配りには?」
「うん、大丈夫だね…取り敢えず、グレーの状態の子達が178人ほどいるけど…まだ、手出ししない方が良い。悪者にはなりたくないだろ?」
「悪者?…命の危険があるなら、それもやむなしだけどな。具体的な座標を教えてよ…セーフの言うグレーが何か確認する」
「あぁ…座標はね………だよ」
結論から言うと問題なかった。
今はまだと言う注意書きがつくけどな…
ゴブリン肉が出回れば、なんとかなるかな?
何にしても今日は静観すると決定。
「おぉ…壮観だなぁ」
食事のために降りていくと、みんなが既にそろっていた。
牧場の留守番を除いて全員だ…
そして、6時ジャストに、食事開始。
みんな良い食べっぷりだ。
僕らが一番遅くなっちゃったな…
「おはようございます。美孝さん!こちらで食べましょ?」
リーフが手招きする…
しかし、その机につく隙は既に無いよね?
爆乳婬獣すいかさんは、年少の子供たちに大人気なのだ…
「既に、みんなが座ってるからね…僕は別の空いてるところに座るよ。また次回にご一緒しよう」
「残念です…」
寂しそうに顔を伏せると、周りからも心配そうな視線が集まる…
「みんなが心配してますよ?またすぐ2人でお出掛けなんですから!元気を出しましょうよ」
「はいっ!!」
笑顔が戻ると、周りにも笑顔が戻ってくる…
まるで花が咲くように、笑顔が拡がっていった。
やはり別格だなぁ…
こんな人が僕の嫁さんで良いのかな。
「やぁ、天河…昨日は楽しかったな…調子はどうだい?」
「瑞木…わかってるだろ?頭痛いんだよ…取り敢えず7時に遅れないように来たんだ…飯は…要らねえな…」
ここは大分外れの方の席、二日酔いで、頭の痛い3人が、苦しみの息を吐きつつ、悶えてる席だ。
「二日酔いには、しっかり飯を食べて、水を飲んだ方が、症状改善に良いぞ?せめて、水分をとろう!恵美さーん、ここに宜しく」
「はーい!」
と言いつつ、5人分の朝御飯が並んでいく…
美味しそうだなぁ。
「うぉぉ、頭に響く…」「辛いですわ…」「イタタタタ…」
地獄絵図だ…
楓加と亜理砂のコンビも居るから、昨日の言葉通り、パーティーに入りに来たみたいだね…
「はいはい、水が来ましたよ…飲んで飲んで。食べれるものがあったら食べましょうね…」
3人に世話を焼きつつ、恵美さんの料理に舌鼓を打つ…
特に真っ黒なソーセージが死ぬほど旨い。
多分、あの血を使ったやつだよなぁ…
すごい技術だ。
「あれ?随分楽になった…」「俺も…」「私もですわ」
食べ終わり、食休みをしていると、水が3人に効いたらしく、凄い勢いの食事が開始された…
アンタ等も晩飯ぬきだったしね…
「天河、この2人のお嬢さんを仲間にするなら、契約について説明を許すから、どうするかも、含めて話し合っといてよ。契約しない場合は、危険だから留守番だけどな。あと、他人に聞こえないように、こそっと話せよ?」
「ん、わはった。契約は寮を買いに行くときに結ぶんだよな?」
うん。
「ん、そうだな。ほかにタイミング無いし。あと、鎧の支給は無いし、分け前も半額だな…」
「瑞木…それって契約を結ばなかった時の事だよな?」
もちろん。
「契約すれば3つとも、確約するよ?」
「その条件で結ばない奴がいると思えないがな?」
でもね。
「色んな人が居るからね。わからないさ。どうしても契約を結ぶのが嫌だって人も居るだろうしね…」
「ま、聞くだけ野暮って気もするが…まあ良いや。聞いとくよ!!」
手帳に書き込みながら、明るい笑顔が返された。
あの…
一応は奴隷契約なんだけどなぁ…
「おぅ、じゃ、僕は部屋で支度してくるよ…」
部屋に帰って顔を洗い、服を着替えて、収納で洗い、鎧を着込んだ後、問題が起きた。
「お嬢さん方2人が駆け上がってきてるねぇ…」
うん。
「天河が説得に失敗したみたいだね…って言うか。説明が下手すぎるなぁ…」
「瑞木!!」「この人非人が!!天河を解放しなさい!!」
2人して扉を蹴り開けて、駆け込んできた。
誤解なんだけどな…
「我が奴隷、天河よ、距離を越え、ここに現れよ」
というわけで、天河を召喚したので、話し合いましょうかね…
「あれ?なんで?俺のデザートは?」
キョロキョロしながら宣う。
こいつ…
「「「のんびりデザートなんか食べてんじゃない!!」」」
瑞木美孝18才
レベル247(89)
体力値38万(880)=3億
魔力値38万(880)=3億
力38万(880)=3億
知力38万(880)=3億
俊敏さ38万(880)=3億
器用さ38万(880)=3億
幸運値38万(880)=3億
魅力380万(880)=33億
風5万(880)=4360万
水4万(880)=3680万
火3万(880)=2640万
土4万(880)=3770万
光2万(880)=1940万
称号
貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、探求者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
呪術蕩涎級
精霊魔法心酔級
範囲観測信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・催眠魔法中級
回復・風・火魔法・馬術初級
武装レベル:槍232、剣162、投擲458、打撃1、短剣570
妻
リーフ、恵美、セーフ
相性
綱芳(1835)さやか(2797)恵美(4502)武司(692)玲子(55)朱音(5801)メルー(2172)道緒(1498)直(1733)メアリー(1662)燕(1517)レモン(1481)流々(1464)里乃(1629)リーフ(10,0)奈美枝(203)御影(2932)ユリア(2024)枩李花(1561)霞(1648)ミサ(2275)岬(2062)潤(1369)雨音(1588)他40名(平均1276)
天河(1688)春臣(1431)君里(1459)秋虎(1412)アーサー(443)太陽(79)七海(71)エース(1433)他23名平均(1144)
精霊:風(23,0)水(24,6)火(15,2)土(26,9)光(10,1)闇(15,9)
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音他42人
天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人
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