表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
178/503

164リーフの主張と我が儘モード

「とにかく、美孝さんがセーフさんと何処かへ行っちゃうのはダメです!!嫌です。寂しいんです…泣きそう…なんです…」

リーフさんが、足下をふらつかせながら両手を僕に向かって広げて近寄ってくる…

よだれの後はそのままに、目の端には涙を溜めながら歩いてくる様は、何て残念可愛いんだろう!!


「リーフさん…さっき話してた指輪の作成と魅力値のせいで起きた問題を解決するために席を外すだけですよ?すぐに戻ります」


「わかっています…これは私の我が儘。話の中身なんかわからなくても、いつも美孝さんは最善の方法を検討して、最善だと信じる行為をしてらっしゃいますから。これは、10割全て私の我が儘です!連れて行って下さい!!私も!!」

えっ?

ダメってそういう意味?

気絶から無理やり起きたせいで、意識はまだ霞がかかってるのかな…

歩いてくる足取りは相変わらず危なげだ…


「つまり、一緒にその…地味な作業に加わりたいんですか?」


「ええ!私ごときが共にくっついて行っても何も出来ないでしょう。いえ、何も出来ません…それよりも足手まといが関の山です!でも…置いて行かないで下さい!!私も連れて行って!!お願いです!!」

願ってもない話なんだけど…


「別に良いですよ?ただし…さっきも言いましたけど、とてつもなく地味な作業を一緒に見てるだけ…なんですよ?良いんですか?」

リーフさんが僕の佇んでるところまでやって来た。


「捕まえました。さっき絶対に離さないと誓ったのに、いつの間にか居なくなってた美孝さんをようやく取り戻しました!!もう離れないんだから!!」

そう言いながら、僕の右腕をリーフさんがホールドする。

えっと…

離れないって事は…


「一緒に行くんですね…」


「置いてっちゃヤダもん!!一緒に行くの!!私も連れてって!!」

しがみつかれて、ギュッと抱き付かれました。


「あぁ…久し振りに我が儘モードか…連れてってあげてよ」

朱音さん…


「だから良いですってば、ただ楽しくはないでしょうけどね…」


「いいんだよ。そんなことは…単に一緒に居たいだけなんだから…あと、再度モードが切り替わった後は、可愛いんだけど…あまりつつくと泣いちゃうから気を付けてね?」

女性は買い物の方が良いのかと思ったけど…

っていうか…

モードってなんだ?

神○嵐でも使うのだろうか?


「じゃあ、行きましょうか…セーフ、リーフさん」


「リーフよ」

ん?


「何ですか?」


「リーフって呼んで!」

呼び捨てにしろ、と?


「わかりましたよ。リーフ、行きましょう…」


「うん!!」

残念可愛さ満載に頷かれた…

さすがに、このままってのは無いよな…

無い。

収納からタオルを取り出し、水を召喚し、火の魔法で蒸しタオルを作成する。


「その前に…ちょっと屈んでください…」

まず、額から目元にかけて拭き取り、続いて鼻や頬を拭いてから、口元にこびりついたよだれ跡を拭い取る。

胸のよだれ染みもトントンと叩いて、跡を目立たなくしておく…

その際に、盛大に揺れたナニかについては、知らない!

きっとプリンかなんかだよ…


「凄く気持ちいい!幸せ!!」

良かった…

って言うか、顔が、ですよね?

ですよね!!

さて、行きますか…


「じゃあ、他にも拭きたいところがあればどうぞ…出発しますから…抱っこしますよ?」

タオルは渡して、お姫様抱っこの体勢に移行する…

さっき、リーフが脱いだ鎧も収納に入れてある。


「わぁい。」


「じゃ、朱音さん…雨音ちゃん達2人を頼みます。これは2人の衣類代です。御影は希望したら一緒に行ってやってください…みんな、行ってきます」

朱音さんに大金貨を1枚渡しておいた。

行き先は洞窟かな…

地道に走っていくか…


「わぁーっ!!速い速い」

町中を駆け抜け、門扉で武司さんに目線だけで挨拶して、外に走り出した。

武司さんには、仲の良いこってっていう視線を投げ掛けられた…

まぁ、確かに良いですけどね、仲は。


「もう少し速く行きますよ?」

セーフの速度限界までスピードを上げる。


「あれ、セーフも速度が上がってるね」


「ふふっ、気付いたかい。私もいつまでも、置いていかれてばかりじゃないって事さ!」

飛行速度が随分上がっていた。

スキルアップとかかな…


「美孝さーん」

リーフがタオルで口を拭ってくる…

えっと…

ご飯はついてないと思いますが?


「はい、ありがとう。着きましたよ」

森の中の一角にある洞窟に着いた。

朝のうちに大地の加護をこの鎧に刻んだ洞窟だ…

リーフに降りて貰うが離して貰えない。


「さてと…まずは呪術の方だよね…一部分に対して付与内容を変更できるか…だよね…」

といいつつ自分の兜を収納から取り出して、目の前に持ってくる。


「どうするんだい?」

こうする…


超鑑定発動。

『大地の全身鎧の兜:精霊……な色が特徴的。※呪術によって……。効果は、あくまで装備者に限られるため、体に触れていない物には効果がない。以下略』


「超鑑定を表示したまま…呪術をかけ直して、装備者に限られない仕様にしようと思ってるんだよ!」


「まぁ…妥当な線だよね…誰かで試すなんて、非人道的な行いを瑞木に出来るわけもないからねぇ…さっきは知らないからやっちまったけど…」

そう。


「今は効果を知ったからね…僕は危険な麻薬と同じ!!っていうか麻薬どころじゃないかもしれないんだよね。きっと、虜にした皆を使って魔王にすらなれるはず…最悪の気分としか言えないがね!!」

さっきみたいに、天河にも八つ当たり気味の、嫌な言葉を投げかけちまう位にヘドが出そうだ…


「でも、超鑑定なら、見ながら確認できるしね…」

そう、事故の心配がないよね。

それだけでも、優秀さ。


「しかし、それなら町中でも良かったんじゃないの?」

あのね…


「これを町中でやったら完全に変な人だよ?セーフは他の人に見えないし、兜に向かってぶつぶつ言ってる奴がいるって通報されるのは嫌だよ!!」


「あぁ、ごもっとも」


瑞木美孝18才

レベル247(89)

体力値38万(880)=3億

魔力値38万(880)=3億

力38万(880)=3億

知力38万(880)=3億

俊敏さ38万(880)=3億

器用さ38万(880)=3億

幸運値38万(880)=3億

魅力380万(880)=33億

風5万(880)=4360万

水4万(880)=3680万

火3万(880)=2640万

土4万(880)=3770万

光2万(880)=1940万

称号

貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、探求者、

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

呪術蕩涎級

精霊魔法心酔級

範囲観測信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・催眠魔法中級

回復・風・火魔法・馬術初級

武装レベル:槍232、剣162、投擲458、打撃1、短剣570

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(1498)さやか(2658)恵美(3958)武司(673)玲子(55)朱音(5433)メルー(1965)道緒(1334)直(1551)メアリー(1494)燕(1345)レモン(1318)流々(1303)里乃(1431)リーフ(8736)奈美枝(203)御影(2538)ユリア(1833)枩李花(1387)霞(1472)ミサ(2009)岬(1886)潤(1203)雨音(1426)他40名(平均1114)

天河(1532)春臣(1272)君里(1309)秋虎(1284)アーサー(429)太陽(79)七海(71)エース(1276)他23名平均(963)

精霊:風(23,0)水(23,6)火(13,9)土(25,8)光(9,6)闇(15,9)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞・潤・雨音他42人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他23人

設定

細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ