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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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126メルーと綱芳の行く先

「メルーさん、男性の好みってどんなとこに主眼を置きますか?」


「随分唐突な話ですね…私は貴方を愛していますと言いましたが、それを踏まえた上で聞いているんですよね…客としてですか?それとも恋人としてですか?」

静かに怒ってますね…

ごめんなさい。

でも、綱芳さんとメルーさんの幸せのためになると信じています…

ご勘弁願おう。


「もちろん恋人です!!お客なんて悲しい話はしないで下さい…」


「本当ですか?私は…私は貴方に裏切られたら泣きますからね…」

えっと…

泣きながら命を絶ちそうだよ…


「大丈夫!絶対に貶めようとかしてませんから!!」


「嘘ついたら、絶対に抱いて貰いますからね!!優しく、優しく…私が満足するまで離してあげないんだから!!」

また、そういうことを仰る…


「良いですよ…約束します。この件でメルーさんを陥れたり貶めたりしません。破ったらメルーさんが満足するまで付き合いますよ」


「あっさりしてますね?万が一を考慮されないんですか?」

うん。


「僕としては、そこまで言ってくれるメルーさんを無下になんかしませんよ。確率が限りなく0と同義だとしても、起きた時の覚悟はしたつもりです」


「ふぅ…わかりました。私が男性に求めるのは純朴さと強さですね。もちろん、それだけじゃないですけど…それがどうしたんですか?」

良かった…

2つとも申し分がないはずだね。


「僕からこんな事を言われるのは本意じゃないのは知ってますけどね…僕の両手は既に塞がってますので…」


「単刀直入にお願いします…」

焦らしてるつもりはなかったんだけど…


「ごめんなさい。知り合いが貴女とお近付きになりたいというので、紹介したいだけなんですよ」


「…それだけ?他には?」

どういう意味です?


「恥ずかしがりやで真面目な人なんで、最初はギクシャクするかもしれませんが、しっかりお話して欲しいです」


「えっと……本当にそれだけなんですか?」

何が言いたいのでしょう?


「もちろんですよ?何を心配してるんです?」


「体を提供してほしいとか言われましたら、幻滅だなぁと…私が何をしていたかご存じですし…」

マジで!?


「えっと…そんなに話のもって行き方が下手でしたか?スミマセン!!本当にさっき言った通りの話だけです。気にくわなければ振って貰って結構ですよ?」


「なぁんだ…良かった…というか、ごめんなさい。前の旦那の事を思い出して、不安になったんです…」

ホッとしてくれて、ひと安心ですが、僕って信用無いんですね…


「瑞木さん…いきなり、なんでこんな重苦しくなってるんですか?」

綱芳さん、僕が聞きたいよ!!


「誤解が解けて何よりです。あぁ…この人が紹介したかった榊綱芳さんです。綱芳さん、こちらが、村上メルーさんですよ」


「先ほどお会いしました時は名乗りもせずに失礼しました。バー&イン榊を営んでおります。榊綱芳と申します。お見知りおきください」

ふむ、普通に話せるじゃない。


「私は村上メルー。肩書は…元娼婦…ですかね。瑞木美孝さんと奴隷契約を結んだ協力者です。瑞木さんに恋して、愛していますね」

おーい…

予防線張りすぎでは?


「瑞木さーん。準備できましたよーっ!!」

あぁっ!!

春臣さん、このタイミングでですか!?


「はーい、今行きます。少しだけ、待っててください」


「承知しましたーっ!!」

ふぅ…


「瑞木さん、奴隷契約ってなんですか?メルーさんをそんなもので縛ると言うんですか?」

誤解だーっ!!


「あれ?この人も会員なんですよね?話しちゃ不味かったですか?」

ごめん、あなたは悪くない…


「ごめんなさい、2人とも!!綱芳さんは協力者ですけど、黒い奴のゴタゴタでまだ詳しく話せてないんですよ!!綱芳さんにも、同じ契約をして貰いたいと思ってます。なので、メルーさん、奴隷契約の詳細について説明して貰えますか?綱芳さん、聞いて頂ければ誤解は解けますから」

って言うか、話の切っ掛けにして貰おうか…


「大丈夫なんですね…じゃあ仕方ないか…」

そうですよ、綱芳さん。


「はい、承知しました…けど、この方って、10倍補正も無しに、あれだけの活躍をされてたんですか?」

見てたのね…


「あぁ、この人の強さは折り紙付きなんです。なんせ、昨日の夜、僕は、この人と腕相撲をして負けましたから!!あとね、純朴さも相当ですよ…この人、こんなに美形の癖に、未だに童貞なんですよ、僕同様ね!!」


「えぇっ!!」「瑞木さん、バラすなんて酷いなぁ!!それに、今じゃとても敵いませんよね?」


「ごめんなさい。とりあえず、荷馬車のところに行かないといけないんで…さっきの話をお願いできますか?」


「仕方ないですね」「早めに戻ってくださいよ?」

ん…

悪くないじゃない…


「はーい、わかりました!!いってきます!」


 春臣さんと荷馬車を巡って、積み込み状況を確認する。

 計4台に70頭ずつのゴブリンが積み込まれている。

 しっかり固定されているので、昨日よりも多く積んでいるはずなのに、安定感が違う!!

 素晴らしい技術だ!!


「まずはゴブリンのみを積んで頂いたようですね!!ありがとうございます」


「はい、まずはゴブリンが襲ってきていましたので…討伐の順番的に混ぜない方が良いかと思いまして」

ありがたい。


「うん!!その通り!!だけど、実は1頭ずつ別の種類を入れたいと思ってるんです!!」


「そりゃまたどうして?」

何の事はないんだけどね…


「単に、ギルドが獲物に対する判別能力を持ってるかを知りたいだけなんですよ…」


「と言いますと?」

わかってる顔だよね?


「ラージやヘビー、属性持ちを正確に判断して貰えないなら、明日の朝王様に直談判してから持ち込みたいんですよ。確実に討伐褒賞金は多くないとおかしいし。肉の買取り額によっては、肉屋と直取引も辞さないからね…」


「なんでそこまで?」

当たり前じゃん。


「僕が仲良くラードを救う会の代表だからさ!!まだみんなには話してないけど、売上に応じて、給料を払うつもりがあるんだから!!頂くべきお金は頂かないと、みんなの不利益になっちゃうからね!!」


「給料を!?奴隷同然の我々に!?」

こらこら…


「春臣さんも聞いてたでしょうが…協力者です。間違えないで下さい。次はお仕置きですからね?」


「すみません…ところで、どれだけ積み替えます?」

うん…


「ラージとヘビー、ナイトとメイジ、ファイアとウォーター、ジャイアントとロードをそれぞれの馬車に2頭ずつ乗せて下さい。対応によっては、持ち帰ることも視野に入れます」

とりあえず、8頭を収納から出して各々の馬車に置く。


「わかりました。2頭までなら総頭数を変えないで持って行けるはずですね…5分、時間を貰って良いですか?」

すまないね。


「ホントは積込の途中に声をかけるつもりだったけど話し込んじゃって、ごめんね。二度手間になっちゃった…申し訳ない」


「いいえ、これ位の事何でもないですよ。それよりも、あっちを放っておいていいんですか?」

ありがと…


「スマンね。ありがとう。積み替えが終わったら、すぐに出発してよ。僕はリーフさんと追いかけるから!!4台には護衛2人と御者1人の3人セットで、新規の馬車は御者だけで問題ないでしょ?春臣さんは後で馬屋に行って貰うから…計17人か?次の便では交代することを考えて、小さい子も混ぜて人選してね。よろしく」


「はいっ!!承知しました!人選は終えておりますので、積み替え後に直ちに発ちます。お声掛けは必要ですか?」

流石ですな!!


「うん、一声掛けて貰えるとありがたいな」


「ではっ」「気を付けてね。さて僕もあちらに行きますか…」



 瑞木が春臣と話を始めた頃、綱芳とメルーも話始めていた…


「まずは…奴隷の件について聞いて良いですか?」


「ここにいる仲良くラードを救う会のメンバーは、ほとんどが今日の朝まで浮浪者で、明日のご飯もままならない人間ばかりでした…そこに、救世主が現れたんです」


「瑞木さんだね?」


「はいっ!私たち全員に食事を配った後、リーフ様にも同様に食べることを促した美孝さん!!しかし、すげなく断られます…」


「へ?なんでさ?」


「リーフ様は騎士団長の責任を美孝さんに譲渡し、自分は責任をとって、自決するので、いらないと言ったのです」


「バカな事を!!殴りに行ってくる!!」


「待ってください。そう言うリーフ様に美孝さんが言ったのは、お前は俺の物だ。重荷は共に背負う!!飯を食え!!でした」


「流石、瑞木さんだ!!しかし情熱的なプロポーズですねぇ」


「瑞木さんは結婚の言葉だって知らなかったらしいですよ。そして、街道の掃除をすると宣言してました」


「あの人らしい…」


「そして、協力する弱い私たちに身を守るための力を分け与えると言ってくださいました。その力を分け与える方法が、奴隷契約をなんですって…確かに、能力が10倍になりました」


「力を与えるための方便なのか…」


「いえ、実際に縛るものでもあるけれど、自分は絶対に縛るためには使わないと約束して頂きました」


「それで、奴隷だと言ってたわけですね?」


「事実ですからね」


「まぁ瑞木さんらしい話ですね。戦力にするためでなく身を守るためだし…」


「ご理解頂けた様ですね…では、貴方の感想は?」


「何についてのだい?」


「私についてです…何か思うところがありますか?」


「えっ、あの、その…礼儀正しくて、美しくて…その…すごく好みだなと…」


「は?貴方はさっきの私の話を聞いていませんでしたね?」


「さっきの話と言うと?なんでしたっけ?」


「私がバツイチで、娼婦をしていた売女だって話です。病気も持ってましたから!!」


「ふむ、結婚経験ありで、心を切り売りする事で命を繋いでいたって話についてですか?残念ながら経験したこともない俺なんかが言えることなんて無いでしょ?大変さの千分の一も共感できないんだから…失礼なことしか言えないと思いますよ?」


「本気ですか?それを踏まえて、なお、さっきのセリフが吐けるって言うんですか?しかも、私の胸は、本来こんなに大きくないんですよ?」

鎧の効果を受けてすら、やっとAカップの胸を指差して叫ぶ。


「俺は、胸の小さい女性をこそ愛したいです!!そして、バツイチも元娼婦も過去の事でしょう。これからの未来にとって影響するものじゃないですね!!」


瑞木美孝18才

レベル247(79)

体力値38万(780)=3億

魔力値38万(780)=3億

力38万(780)=3億

知力38万(780)=3億

俊敏さ38万(780)=3億

器用さ38万(780)=3億

幸運値38万(780)=3億

魅力380万(780)=29億

風5万(780)=3860万

水4万(780)=3260万

火3万(780)=2340万

土4万(780)=3340万

光2万(780)=1720万

称号

貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、魔物の天敵、難病の克服者、皆のアイドル、鳥人

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法心酔級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風・火魔法・馬術初級

武装レベル:槍232、剣162、投擲458、打撃1、短剣570

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(956)さやか(742)恵美(2312)武司(95)玲子(55)朱音(4006)メルー(998)道緒(726)直(913)メアリー(866)燕(768)レモン(763)流々(798)里乃(899)リーフ(4955)奈美枝(203)御影(1003)ユリア(915)枩李花(863)霞(968)他39名(平均809)

天河(801)春臣(868)君里(711)秋虎(757)アーサー(383)太陽(79)七海(71)エース(787)他19名平均(723)

精霊:風(22,4)水(18,9)火(12,5)土(19,6)光(9,6)闇(15,3)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞他39人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他19人

設定

細かい数値を簡略化表示

遅くなりました。

楽しんで頂ければ幸いです。

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