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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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113アーサーの嘆きと新しい風の装備

「さて、風呂と飯だよ。行くんだろ?分けて出発出来たからね。悪くない時間に皆が飯を終わりそうだね」

うん…

でも、その前にさ…


「セーフ、アーサーは?姿を見てないんだけど…」


「あ?あぁ…あいつかい?恵美が帰り支度してた時に、話してて…ほら、あそこで落ち込んでるよ…」

へ?

落ち込んでる…

あぁ、理由は1つか。


「アーサー…」


「あ?あぁ瑞木か…ふぅ…風呂と飯じゃな…すまんが、双方ワシには関係ない…狩りへの出発まで、休憩しとっても構わんじゃろ?ちょっとショックなことがあっての…すぐ立ち直るから…」「それなら、なおの事、恵美さんの仕事場に行きましょうよ」


「瑞木…察したなら、放っといてくれんか?今更、あの子の仕事風景なんぞ見たところで…」

違うよ。

それは違う。


「アーサーは、恵美さんの僕への求愛行動に幻滅したんでしょ?玲子さんと同じと聞いて…」


「おう、そうじゃよ…あの可愛い玲子が!!そんなことをするなんて!!」

あのさ…


「仕方ないでしょ?もう子供が3人いる大人の女性なんだから!!いつまでも汚れなき少女な訳無いでしょうが…」


「わかっとるわい。いやわかっとったつもりだったんじゃ。でも、これ程に愕然とするとはのぅ…自分でも思わんかったよ」

一番わからないのは、自分の心らしいからね…


「だからこそ、来てって言ってるのさ!!厨房での恵美さんのかっこ良さをまだ知らないでしょ?それを見もしないで一方的に幻滅しないでよ。僕の奥さんは凄く格好いいんだからさ」


「どうだかのぅ…また幻滅するのは嫌なんじゃよ…」

全く…


「わかった!1回帰って休んでてくれ。また向こうで喚ぶからさ」


「そうじゃの…朝から喚び出されっぱなしじゃからな。帰るとしようか…今のテンションでは、感じる心も萎びとるかもしれん。またの」

半透明のアーサーの色が更に薄くなり、溶け込むように見えなくなった。

セーフのところに戻る。


「アーサーは、一旦帰るってさ。あと、綱芳さんの動向を教えてよ。この分なら皆が飯食った後、食休みを挟んで1時に出発できそうだけど?荷馬車がないとやり辛いよ」


「わかった。少し待ちな………見つけたよ。3台は手配完了で、4台目の交渉をしてるね。ヤル気満々だよ。昼前には4台揃いそうだね」

助かる!!

じゃあ、目論み通り行きますか。


「セーフ、ありがと!じゃあ、ここから料理屋榊への道案内は御影と天河と秋虎にお願いして、一足先に榊に行こう」


「何を考えてんだい?出来れば皆と移動して、相性を上げてやりなよ」

そうなんだけどな…


「奈美枝さんとの約束を果たしときたいんだよなぁ…」


「確かにあれは、結構時間がいるからね!とすると、榊には何しに行くんだい?」

指示出しだね。


「メルーさんとリーフさんに話だけ通しときたいんだよ」


「メルーかい。確かに人に指示を出すのは向いてるね。適任だよ」


「アーサーが沈んでたから恵美さんの姿を見せてあげたいしね…」


「まぁ…好きにするんだね」

徒労に終わる可能性もあるけどな…


「じゃあ、御影達に声をかけてくるよ。付き合ってくれるよね?」


「当たり前じゃないか。さぁ行くよ…」


「あっいたいた。御影…は男装中か…天河、秋虎、御影と一緒に、みんなを料理屋榊までの道案内をしてよ。この御影が場所は知ってるからさ…」


「えっ!?美孝さんは?一緒に行きたいです!!」

あのな…


「男装中にそういうこと言うんじゃねえよ!!アッチのお姐さん方からの視線が違う色を帯びてんじゃねぇか!!」


「はっ!!失礼致しました。でも、美孝さんはどうされるんですか?」


「片付けておきたい用事があってな…勇者からの依頼の品を用意しに行くんだよ」


「知り合いに勇者がいるんですか?そりゃすげえ!!露出にも参加したことあるんですか?」「馬鹿!!止めろよ、失礼じゃねえか!!しかも童貞って明言してるところを抉るなよ!!」

2人ともギルティ!!


「2人とも!!訂正して貰おうか!!僕の知り合いの勇者は普通の女の子だ。その子と家族に対しての言葉として配慮が無さ過ぎる!!別に僕の事はどうでも良いけど、そこだけは認識を改めて貰うよ!!今回は不問にするけど。2度目は…無いと思って貰おう!」


「「はい…」」

素直でよろしい。


「でも、その口振りですと、勇者と近々会われる予定なんですか?」


「あれ?御影は会ってなかったか…勇者とは友達になったんだ家族ぐるみの付き合いをする予定なんだよ。そして、明日にはラードに越してくる予定だ」


「ひぇっ!!あの悪名高き勇者が?大事件じゃないですか!?」

待て!!


「みーかーげーっ!!その認識は改めろという話をしたばかりだろうが!!」

両ほっぺを摘み上げた。


「ひひゃひ、ひひゃいへふひょ。ゆるひひぇくらひゃひ!!」

まったく…


「少なくとも、僕の友達は普通の家族なんだから傷付ける発言は僕が許さないからね!!リーフの足も治してもらったんだから!わかった?」


「「はい」」「ひゃひ」

ほっぺを離した。


「愛が痛いです。酷いですよーっ」

うるさい…


「じゃあ、そういう事で道案内宜しく。天河、秋虎、この御影は元不動産屋だ。後、男装してるだけだから、女の子として扱ってやってくれ!!早めに用事を済まして、風呂は男連中と、飯は女性方とご一緒したいと思ってる。頑張って早く帰ってくるから応援してくれよ!」


「本気ですか?頑張ってくださいね?」

ん…


「じゃ、よろしくっ!!」

広場を後にして、料理屋榊にたどり着く。

我ながら早いな。

セーフは彼方に置き去りになっている。

まぁいい。


「ただいま、恵美さん、調子はどう?」


「瑞木さん!?お帰りなさい。まぁ順調かな…お風呂炊きだけ、ちょっとリズムが乱れるけど、誤差の範囲だね」

それは素晴らしい。

ちょうど、風呂を終えた一団がやって来たところだった…

メルーさんとリーフさんもいる。


「さすがですね。その手際をアーサーにも見せてあげてくださいね。英霊アーサー!現れて、我の友としてアドバイスをしておくれ!!」


「こっぱずかしい召喚じゃの。喜んで、協力するとしよう…おぉ」

恵美さんの厨房姿を見つめて、アーサーが唖然とした。


「じゃ、ここで、待機と言うことで宜しくな、アーサー。恵美さんもありがとう。ちと、鎧を作りに行ってくるから、宜しく。終わったら、風呂に入ってくるんで一緒に飯にしましょう」


「はいっ!喜んで!!」

言いながら料理は完璧にこなしている。

見とれてしまうほどの洗練された動きだ…

これを見てればアーサーも癒されるだろ…

メルーさんに、必要な指示を出して、リーフさんとは、僕の食事後に、約束のデートの再確認をして席をたつ。


「じゃ、行ってきます」

扉を再度開ける。


「「いってらっしゃい!!」」

飯に来ていた皆からの大合唱だった。

いいなぁ…

こういうのは純粋に嬉しいな…


「セーフ!!次に行くよ!」


「合流地点は風の装備のとこで良いかい?」

ちょうど、飛んできたセーフが合流した。

最速で飛んでないからこんなもんか…

場所は勿論さ。


「そこでいいよ…僕は門扉を通るけど、セーフは壁を越えて飛んでおいでよ!!」


「そうだね、そうするよ!!」

気を付けてね。


 門扉を抜けて、一路草原へと向かう。

 朝と同様に、大地の精霊と火の精霊、水の精霊に頑張って貰って、100揃いの風の武器防具が出来上がった。

 もちろん、リーフさん用の胸の特殊な奴も3揃いと、子供用の装備も30揃い含まれている。

 全身鎧の他の武具は、僕の好みで、槍と短剣と剣と片手盾にした。


「ねぇ…セーフ…出来たは良いけど、なんか前と雰囲気が違わないかなあ?」


「瑞木もそう思うかい?この恐ろしい程の美しさと、発せられる波動が、更に凄みを増してるよ…怖いくらいさ」

だよね?

超鑑定を発動させるか…


「セーフ…案の定だったよ…『瑞木美孝が大幅レベルアップ。釣られて精霊陶器もレベルアップ』だとぉ!!『堅さはオリハルコンを凌駕?加護は心酔級だ!?512倍補正?』だってさ…」


「そんなもん、みんなに渡せるもんかい!装備なんかしたら死んじまうじゃないか!!酷い事故が起きるのが目に見えてるよ」

だよなぁ…


瑞木美孝18才

レベル3(79)

体力値1777(780)=1386060

魔力値1781(780)=1389180

力1890(780)=1474200

知力1779(780)=1387620

俊敏さ1783(780)=1390740

器用さ1787(780)=1393860

幸運値1783(780)=1390740

魅力17870(780)=13938600

風326(780)=254280

水224(780)=174720

火195(780)=152100

土187(780)=145860

光171(780)=133380

称号

貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者、皆のアイドル

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風・火魔法・馬術初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(340)さやか(742)恵美(1491)武司(95)玲子(55)朱音(3210)メルー(499)道緒(338)直(411)メアリー(351)燕(328)レモン(304)流々(251)里乃(362)リーフ(3999)奈美枝(203)御影(373)ユリア(322)枩李花(288)霞(369)他39名(平均318)

天河(361)春臣(332)君里(311)秋虎(340)アーサー(333)太陽(79)七海(71)エース(301)他19名平均(247)

精霊:風(16,8)水(12,6)火(9,9)土(9,8)光(7,9)闇(12,0)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞他39人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他19人

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遅くなりましてすみません。

楽しんで頂ければ幸いです。

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