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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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112治療風景(完結編)とアイドル化

「朱音がいるってことは…艶っぽい話にはなりそうにないなぁ」

開口一番に道緒、直、メアリーの3人を中心に、18人の視線が朱音さんに突き刺さる。


「すみませんが、僕は皆さんが命を繋ぐために何をしてきたか知ってるつもりです。それによるリスクも…その事について話したいんですよ」


「ふぅ、わざわざ嫌われる話をするって事ね」

そうっすよ…

別に嫌われたい訳じゃないけどね

朱音さんが口を開く。


「さっき、美孝さんが口にしたリスク…病気に私もかかったの、そして、美孝さんに治してもらった…だから、みんなにも…」「はいっ。ただいま帰りました」

早いな…

メルーさんが帰ってきた!!


「つまり、僕が性病を治す技術を手に入れたから、皆さんを治療したいって事なんですよ」


「えっ!!あの痛くて有名な治療の事ですか?」

あら、メルーさん、よくご存じですね…


「あの治療を進化させて痛さを消したんですよ。再発率もほぼ0になったはずです。外から病原菌を取り入れた場合は別ですけどね」


「おぉ。それは凄いです!!なのに、このギスギス具合はどうしたんです?」

僕からの話があるって呼ばれたからだよな。


「要するに、僕と二人きりで話が出来るつもりだったけど、違ったので不機嫌になってるんですよね?」


「うん、仕方ないじゃないですか。見るからに真面目そうな瑞木さんに、そんなことを求める方が悪いです。まぁ、わたしも怒られましたけど。ありがたい話なんですから…さっさと治療を受けて前向きに行動を開始しましょうよ」

メルーさん、ありがとう。


「そうして貰えると嬉しいですね」


「そう言えば…ここに呼ばれたってことは私もかかってる訳ですね」

はい…


「その通りです。浴室で治療するので、全裸になって順番に入って頂きたいのですよ…」


「はい、そうと決まればさっさと行きましょう。皆もさっさとして?何を恥ずかしがってるんですか?あの治療の痛みを思えば…痛みが無いなんて天国なんですから!!さっさと行きますよ」

メルーさんが、先頭になって誘導してくれたお陰で、治療から、スープを飲ますまでが、スムーズに終了した。

ありがとね。

因みに、皆の治療を終えたらレベルが上がってびびった…

治療でも経験値が入るんだね…


「では、皆さん。メルーさんの誘導で、風呂に向かってくださいね。その後は食事です」

後は…


「メルーさん…助かりました。ありがとうございます。今回は皆さんと一緒に風呂と食事をとって下さいね。何度も往復して貰って申し訳ない。後少しで、僕も残りの40人を連れて追いかけますが、食べ終わった人たちは、料理屋榊の辺りで待ってて下さいと伝えてもらいたいです。あと、リーフさんと朱音さんも連れて行ってください」


「わかりました。総勢21名で料理屋榊に移動して、風呂と食事をとって周辺で待機ですね。先着の仲間にも伝達と…これでよろしいですか?」

素晴らしい!!


「はい。流石です」


「朱音さん、リーフさんをよろしく」


「はいっ」

いつもの元気な朱音さんだ…

良かった。


「では、皆さん行きましょう。では行ってまいります」

皆で旅立っていく。


「はい、気を付けて…」


「さて、セーフ。残り二人の罹患理由は?」


「単純さ。恋人からの感染。治療対象は君里と秋虎、感染源は道緒と直だね」

そうか…

なら、仕方ないか。


「さっさと片付けよう…」


「そうだね。この2人も元騎士団の真面目君だから、振られない限りはくっつくだろうしね…」

まだ先の話かな…


「問題は2人が、例の件を知らなかった時に、どう話すかだけど…」


「その心配は不要だよ。知ってるからね。苦渋の決断って奴さ…」

知ってるのかよ…

また、業の深い事を!!

人の趣味に口出ししたくないからスルーだな。


「そうか…じゃあやりますかね…」

セーフの説明通りだったので、滞りなく治療が完了し、スープまでのルーチンワークを終えた。


「完了!!」


「お疲れさん!!頑張ったね!!これで、この仲良くラードを救う会では、病気が広がる事は無くなったね」

気疲れしたよ…


「それで、相談なんだけどさ…取り敢えず、ラードの中で罹患してる人数って何人かなぁ…」


「止めときな…全員治す気なんだろ!?国単位だよ…何千人になると思うんだい?」

やっぱそうか…


「じゃあ、仕方ないなぁ…いつか、この治療法を安く安全に広める方法を考えなきゃね…」


「また、大変な事ばかり理想に掲げるんだねぇ…ま、頑張んな!!」

…そうだなぁ。


「そうそう、水の精霊、ありがと、これで完了だよ」


「んー、疲れてるのは瑞木の方だよー、回復しとくから、ゆっくり休んでー、またねー」

心配顔だな。

回復、ありがと。


「さて、御影を起こして、風呂に皆で入るか…」


「その前にここにいる皆にスープをやりな!!」

えーっと…

あれ、恥ずかしいんだよな…


「またの機会じゃダメ?」


「すぐに狩りに行くんだろ?馬鹿言ってんじゃないよ!!後で困るのは皆じゃないか!!」

やっぱダメか…


「じゃあ、皆を集めといてね。君里と秋虎もさっきのスープを皆に飲ませるので、説明して列で並んでもらっておいてくれませんか?」


「あ、あれって、みんなにもやんのかよ!?」「しかも、俺らが説明か…」

やる僕が一番恥ずかしいんだよ!!


「恥ずかしいのは僕も一緒です!!レベルアップ時のボーナスが、やっとくと全然違うんですよ。普通1しか上がらないところが、3位になったら凄いでしょ?」


「「マジで!?すげえ!!」」


「マジです!!頼みましたよ」


「おう!!」「任せろ!!」

はい、よろしく。

手を振りながら2階へ。

御影を起こさなきゃな…


「御影!!起きなよ」


「はい、ダーリン…目覚めのキスを頂戴…」

誰がダーリンかっ!!


「ええい、ふざけてないで起きろよ…風呂と飯の時間だよ。その様子なら、回復したな…大丈夫か?」


「っ!?なんて普通の対応!!ついに、遂に私の時代が来たんですね!!結婚は今すぐでもいいんですよ?布団もありますから、そのまま初…」「黙りなさい」

全く変わらねえ。

仕方ないのでホッペを摘まんで黙らせた。


「ひ、ひたひ、あひがひたひでふ。はなひへ〜っ」

うん、そこに愛はない!!


「愛はないっての。さぁ行くぞ」


「相変わらずですね…あぁ、痛かった」

ベッドから立ち上がる。


「あの…お願いできるなら…手品を披露頂けませんか?」

手品?

洗えって話か…

なるほど、あの状態で寝りゃそうなるか…


「ふぅ。仕方ねえな。後ろ向いてるから脱いだら、寄越しな」


「はいっ!」

スパッと全裸になる。

やっぱり少し変わったかなぁ…


「ほら、早く着てくれよ」


「振り向いてもいいんですよ?」

そういう冗談は嫌いだ。


「置いてくぞ、場所は料理屋榊、知ってるよな」


「嘘です!!待って…直ぐ着れますから!」

ドアまで歩いて行って待つ。


「じゃあ行くかな。と、その前に…口を開けな」

言いながら口に指を突っ込む。


「もがっ!?」


「スープをやるから飲めよ!!……うわっ!!指を舐め回さないでくれよ!!」


「へへーっ。感じました?」

なんで得意気なんだか…


「残念だが、ビックリしただけだ!!そっち方向ならさっきまでで大量に経験済だからな…」

指への愛撫にだけ慣れきった童貞…

なんて嫌な響きなんだろな。

言ってて涙出てきたぞ!!


「なんで泣いてるんですか?…嬉し泣き?」

違うわ!!

いい加減淋しくなったので、一階まで降りた。


「風の精霊、ありがとね。またよろしく…」

一瞬姿を見せて消える風の精霊。

恥ずかしがりやだなぁ…


「何事?」

一階に降りたら、扉の前に大行列が出来ていた。


「あっ!!瑞木…君里と秋虎が、なんか吹聴しててね。この騒ぎさ!!」

マジですか!!


「はいはい!!並んでよ!!瑞木さんはもうすぐ来るからね」

君里だ…


「君里、なんの騒ぎ!?」


「やあ、瑞木。やっと来たな。みんなお待ちかねだ」


「いや、なんで殺到してるか、理由が知りたいんだが?」


「これか?やっぱり人気者は違うなぁ。普通に瑞木が指からスープを飲ませてくれるって説明しただけなのに、殺到してくるんだから!!」


「瑞木さんよ!!呼び捨てなんて止めなさい」

先頭は茉李花さんっすか…

あ、君里が平謝りだ…


 結局、そのあと殺到した36人に順に指にしゃぶりつかれました。

 気合い入りすぎてて、怪我しないように引き剥がすのにも一苦労した…

 いつの間にこんなトップアイドル並みの人気になったんだ!?

 まぁ、魅力的にはあり得る話だけどさ…

 千三百万超えか…


瑞木美孝18才

レベル3(79)

体力値1777(780)=1386060

魔力値1781(780)=1389180

力1890(780)=1474200

知力1779(780)=1387620

俊敏さ1783(780)=1390740

器用さ1787(780)=1393860

幸運値1783(780)=1390740

魅力17870(780)=13938600

風326(780)=254280

水224(780)=174720

火195(780)=152100

土187(780)=145860

光171(780)=133380

称号

貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者、皆のアイドル

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風・火魔法・馬術初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ、恵美、セーフ

相性

綱芳(340)さやか(742)恵美(1461)武司(95)玲子(55)朱音(3192)メルー(458)道緒(328)直(392)メアリー(338)燕(328)レモン(304)流々(251)里乃(362)リーフ(3959)奈美枝(203)御影(362)ユリア(322)枩李花(288)霞(369)他39名(平均318)

天河(348)春臣(332)君里(311)秋虎(325)アーサー(303)太陽(79)七海(71)エース(301)他19名平均(247)

精霊:風(16,8)水(11,8)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(12,0)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞他39人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他19人

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楽しんで頂ければ幸いです。


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