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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
121/503

110怒りと悲しみの治療風景(親子)

書けました。

瑞木と皆の足掻きを…

読んでみてください。

「瑞木、連れてきたよ。10人だ」

は?

10人?

自営って言ってたよな?

自発的にそんな数が?


「待ってくれセーフ!なんで子供の罹患者がそんなにいるんだよ!?」


「瑞木、何当たり前の事を言ってるんだい!?」

嫌だ。

信じたくない。


「子供にそんなことさせてたって言うのか?」


「違うよ。体を売ったから生き延びられたって事じゃないか…うちの構成からしても…如実にわかる話だろ?」

あぁ。


「あからさまに女の子の比率が高過ぎるからな。でも、朱音さんやリーフさんがさせるとは…思えない!!」


「…信じたくないのはわかるよ…でもね。寄合所帯さ。出来ることをせずに飯を食うことが出来るほど裕福じゃなかったんじゃないのかい?もちろん誰も強制してないと思うがね…差し出すもんの重さは状況によって変わるもんさ…」

だからって…


「小さな子達が、自分から差し出したって言うのか?そんな地獄だったってのか?」


「そんな血の涙を流しながらあの子達を迎える気かい?落ち着きな。あんた、今から何するつもりだい?優しく迎えてやらなきゃ、不安になっちまうじゃないか…」

あぁそうだね…

過ぎた事だ…

過ぎてしまって取り返しのつかないことだ…


「わかったよ。でも教えてよ。子供たちで体を売ってなかった子は何人いるのさ?」


「ふぅ…レストの成人が18才。だから、17才以下の女の子はうちの面子じゃ21人だよ。その内で、売りまでやってたのは、扉の外にいる10人の内の9人だね。でもね、理不尽に初めてを失ってない子は5人だけだよ」

何、その地獄!!


「疑問が一杯あるけど、なんで9人?あと、理不尽って何があったのさ…」


「確認したって瑞木の傷が抉られるだけだよ…全く…その9人は16才以上の子達なんだよ。自分達より小さい子を守るためだろうね…そして、守られてる子達も7人は強姦で理不尽に初めてを失った…因みに罹患者の残り1人は8才で最年少さ」

なんだそりゃ?

なんなんだそりゃ!

なんでなんだよそりゃ!!


「意味がわからないよ。リーフさんの仲間内にいたのに強姦?なんで8才で性病に罹患してんだよ!?」

叫ぶのを堪えるのに必死だ!!


「残念だけどね。強姦されてから保護されたんだ…運良く病気は貰わなかったんだねぇ…心のケアは朱音達が頑張ったみたいだよ。8才の子は特殊だね。父親から罹患してるよ…そう殺気をみなぎらせるんじゃないよ。そいつは既に死んでるからさ…狩りに出掛けて返り討ちだね。骨も残らなかったとさ。母親と来てるよ。この子は母親と別口で治療だねぇ」

母親!!

なんでだ!!

居たのになんで止めてねぇんだよ!!


「もちろん別口だが!!なんで止められなかったんだ?」


「親父の死かい?それとも罹患かい?死なら家族の食料を狩りに行ってた戦士の、避けられなかった死だからどうしようもないね。罹患は…口から口だからね。嫁も罹患してるからね、あたしにゃ親父を責められないよ」

キスかよ…

辛いなぁ。


「さぁ、いつまで待たすんだい?いつものポーカーフェイスを貼り付けな!!それとも…治療はお終いにするのかい?」

あぁ、わかる。

これは叱咤だ。

理不尽に打ちひしがれて、立ち止まっても、意味がない事を知ってるからだ…


「わかったよ。情けない旦那ですまない…」

回復魔法を使って、泣き腫らした顔を回復する。

真剣な顔を張り付けた。


「まず、8才の子を呼んでよ。お母さんとね。あとの9人には少し待ってもらって…」


「わかった」


「失礼します」「ます」

緊張してるね。


「単刀直入に言いますよ。君たちが性病に罹患してるので、今から僕が治療します。痛みもないから安心していい。罹患した理由も知ってるし誰にも言わない。セーフが患部を指定するから、浴室で患部を出して下さい」

母親の顔が曇る。


「私は喜んで、この身を捧げますから、この子には手出ししないで下さい」

うん、理解されないか。


「セーフ…宜しく」


「この子は口だけだね。母親は口、性器、尻と目にもだね」

はぁ…


「大丈夫です。僕は精霊魔法の使い手だから、優しく性病の治療をするだけですよ。まず貴女だけ治療しますから!!そうすれば信じられるでしょ?」


「えっ!!あの拷問のような治療をするんですか?」

あぁ…

あの治療受けたの…


「痛くないから…行きましょう…」

手を取って歩き出そうとする。


「嫌です。あまりの痛みに色々漏らすのはもうたくさんです。結局治らなかったし!!」

動きそうにない…


「絶対痛くしませんから…」

目を真っ直ぐに射抜いて説得。


「ホントですか?」

知ってるなら仕方ないけどね…


「勿論です。嘘ならキスでもなんでもしますよ…」


「病気が移りますよ?」

大丈夫です。


「心配しないで!!とりあえず、患部を出して下さい!!いくぞ、水の精霊!!ミサさんの体に巣食う病魔を駆逐し尽くしておくれ!!」

しぶしぶ患部を出したところに、水の精霊が現れて、水を操りだす。

患部に取りついて浸透し、隅々までくまなく入り込んでいく。


「きゃ!!あれ!?痛くない…少し触られてるだけみたい…」

当然です。


「おかあさん!!大丈夫!?ねぇ!」

心配ないよ。

大丈夫…


「うん、大丈夫よ。心配要らないわ」

ふぅ、口と目にもいくよ?


「口と目にも拡げますから気をつけて!!」


「はい」

理解してくれたか。


「今治療してますから。取り敢えず、浴室に近づいてください。もう少しの辛抱ですから」

ようやく納得したらしく、浴室に移動開始。

洗浄に移れそうだ。

原因の病原菌を患部からすべて駆逐したから、洗浄だけだ。

清浄な水を送り込み、汚染された水は、そのまま排水溝まで直通で送り込む。

治療完了。


「はい、終わりっ!!次は岬ちゃんね」


「は、はい…」

えっと…

ミサさん、なんか艶っぽいんですが…

ま、いっか。


「岬ちゃん、口開けててね。行くよ。水の精霊宜しくね」

言うが早いか、岬ちゃんの口に水が入り込んで、治療完了。

なんか、慣れてきてる感じが凄い強いな。


「よしっ。これで君達は完全に綺麗な体だ!!風呂に入って飯を食ったら、仲良くラードを救う会の一員として研鑽を積んで頑張ってくださいな!!」


「瑞木さん…私を抱く話は?」

してません!!


「僕には嫁さんがいるから!!治療するだけって端から言ってました!!これからは体を売る必要のない生活です!!精一杯強くなって下さい!!そうすれば、岬ちゃんと不自由なく暮らせますよね…真面目にやってくれれば、オークの10頭位は簡単に倒せる実力がすぐつきますから!!」


「はい…」「ありがとー」

ふぅ。


「折角、お手付きになるかもって思ったのになぁ」

へ?


「殿じゃないんですから、そういう表現はどうかと…僕とそういう関係になりたいんですか?」


「出来ればね…でも、凄く真面目だってのは良くわかったから、止めとこうかな…既に強敵が2人もいるしね。後家さんでも良いって言う物好きを探そうかしらね」

うん、そうして下さい。


「身内で探すなら心配は多分要りませんが、付き合う奴が決まったら連れてきてください。病気持ちなら、治療しますから…体の関係になる前にお願いしますよ?ミサさんも治療なんてしたら相手の男が逆上しますからね…」


「ありがと…ホントに優しいのね。前に治療を受けたときは、最高の苦痛を受けたのに治らなくて、しかも金貨1枚もしたのよ?お代は?」


「まずは、服を来てください。目の毒です。お代は、ミサさんと岬ちゃんの明るい未来でお願いします。必ず幸せになってください。その第一歩について話をしますね。これからの予定です!!今から僕の指をそれぞれくわえてスープを飲んで貰います。はい、くわえて」

手はまた既に洗ってある。

2人ともがくわえたので、スープの供給開始。

飲んでる内に、2人とも目がトロンとし始めた。


「水の精霊、ありがとな、助かったよ。まだ、後30人。頑張っていこう」


「どういたしましてー。また喚んでー」

笑ってる。

ありがと。


「飲み終わったら、その足で風呂に入って貰って、その後飯です。場所はメルーさんに案内して貰うから宜しくです。はい、終わり」

口惜しそうだけど時間があまり無い。


「あんなこと言われたら、諦めたくなくなっちゃうじゃない!!私の心が痛かったわ!!さぁ!!さっきの約束のキスで諦めてあげる!!寄越しなさい!!」

と、言いながら優しくキスされました。

ま、敢えて避けなかったんだけどね。

終わった後のミサさんの寂しそうな笑顔を見て悲しくなった…

でも、全ての人を幸せにすることなんて出来るわけない…


「セーフ、スキャンは大丈夫?次の子供たちをたのむよ!!」


「あいよ!!全快だよ。連れてくる!!」


「メルーさん!!来てくださいな。第2陣を風呂に案内してください。その後はまた、戻ってきて下さい」

扉を開けて、メルーさんを呼ぶ、すぐに来てくれた。


「さっきと同じでダッシュで行ってください。第3陣が控えてますので!!」


「はい、送り先はまた、料理屋榊ですね。無事に送り届けて、直ぐに戻って参ります」

再度の復唱ありがとう。


「ありがとう、気をつけて、よろしくお願いします」


「はい…ありがとうございます。頑張ります」

宜しくね。


 第2陣終わりーっ、まだ、3回ある。

 次もひき続き女の子達の回だからなぁ…

 嫌だ…


「あっ!!」

説得のために朱音さんを呼ぼう!!

そうすれば、女の子への説得はなんとかなるよね…


「セーフ、リーフさんと朱音さんをまず呼んでよ…朱音さんに手伝ってもらうよ」


「そうだね。リーフはなんだい?」


「夕飯の手配と、手紙の再確認を一応したいんだよ…」


「なら、まずリーフからだね…待ってな。すぐ呼ぶよ」

宜しくねー。


瑞木美孝18才

レベル2(79)

体力値780(780)=608400

魔力値782(780)=609960

力888(780)=692640

知力781(780)=609180

俊敏さ783(780)=610740

器用さ786(780)=613080

幸運値783(780)=610740

魅力7890(780)=6154200

風156(780)=121680

水104(780)=81120

火103(780)=80340

土99(780)=77220

光91(780)=70980

称号

貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

恵美

セーフ

相性

綱芳(340)さやか(742)恵美(1461)武司(95)玲子(55)朱音(3122)メルー(356)道緒(163)直(189)メアリー(173)燕(214)レモン(164)流々(251)里乃(190)リーフ(3869)奈美枝(203)御影(154)ユリア(218)枩李花(231)霞(240)他39名(平均187)

天河(192)春臣(263)君里(241)秋虎(185)アーサー(303)太陽(79)七海(71)エース(193)他19名平均(134)

精霊:風(16,6)水(10,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(12,0)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影・恵美・ユリア・枩李花・霞他39人

天河・春臣・君里・秋虎・エース他19人


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