表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
117/503

107演説と結果

「みんな、快く集まってくれて、ありがとう!!重大な報告とお願いをしたかったので、僕に力を貸してくれてる協力者達に声かけして貰って、こういう場が成立しています。声かけしてくれた皆もありがとう!!」

辺りから、笑い声が漏れてきた。

まぁ、若造が硬い話をし始めてるからなぁ…


「硬い話はこれくらいにして、報告に移りたいです。一番みんなの興味があるであろうリーフさんの事です。僕の奥さんは、右足を魔物に切り落とされ、失っていました。しかし、回復することが出来ました。このとおり、再生することが出来ています」

リーフさんが、右足の鎧を取り外して素足を見せる。

今まで義足だと思っていた人が大半なのだろうか…

いたる所でどよめきが起きている。

その後、おめでとうと誰かが声を上げた途端に、それぞれに祝福の言葉を口にしていく。

皆が笑顔になっていくのが感じられて、自然に笑みを浮かべていた…


「因みに、蛇足ではありますが、ドラゴンメイルを着けるために、失った両胸も同時に再生しています。勘違いなさっている方がいるようですが、偽物ではありません。元々の大きさに戻っただけですからね」

伝えた途端にザワザワとどよめいた。

んーっ、さっきよりも反応がでかい!!

特に、女性の声が頻繁に聞こえる気がするなぁ。

まぁいいか…


「今朝、僕は、このリーフさんと結婚しました!!その時のやり取りを覚えていてくれると思います。僕もリーフさんも今のラードの現状を憂いています!!このままでは、近い将来にこの国は餓死者で埋まってしまう事でしょう!!ですが、その事を目をつぶり、座して餓死を待つ事など、僕は絶対に嫌です!!だからこそ、僕は皆さんにご飯を配るという行動を起こしました」

辺りは静まり返り、僕の話に集中して聞いてくれているみたい。


「そして!!僕は…いや、僕達はこのラードを何とかするための集まりを作りました。今ここにいる僕を含めた7人と、僕に協力することを約束してくれた12人の合計19人の集まりです!!しかし、このリーフさんの足が回復し、いくら強いと言っても、19人では…余りにも人数が…厳しいと言わざるを得ません…」

一旦、言葉を切り、静まり返った中からの一言を待つ。

御影にお願いしたかった一言を…

そろそろ1分が経過しそうだ…

限界か。


「私にも…私たちにも手伝える事があるのかな?」

ありがとう!!

君の言葉に救われたよ!!

その言葉を皮切りに、そこかしこから、私もとか俺もって声を上げてくれてる。

ありがたいなぁ。


「ありがとう!!是非僕達に力を貸して欲しい!!一緒にラードを救ってくれるかい!?」

微笑みながら聞く…


「私にも出来るかな?」

勿論さ。

まだ、12歳のユリアちゃんか…

顔を赤く染めながら聞いてくれた。


「大丈夫さ!!君と同じくらいの子もいるんだ!!そして、その子に分けてあげた力と同じ力を君にも分けて上げられるよ。流々ちゃん、来てくれるかい?」


「はーい」

協力者の流々ちゃん。

この子は極普通の町の子だ。


「ありがとう。流々ちゃん、君の実力を見せてあげて欲しいんだ…そうだな。力一杯跳び上がってくれるかい?」


「えっ?いいよぉ…」

全身に力を入れて…

全力のジャンプ!!

もう少しで僕の肩くらいまで届きそうな垂直跳びが披露された。

1メートル50センチというところか…


「わぁスゴーイ。私だとどれくらいかな?」

笑いながら、力一杯跳んでいるけど50センチが良いところだった。


「流々ちゃんありがと!!」「凄いでしょう?僕に協力してくれれば、協力してくれる皆に、まずは危険から身を守る力を得て貰いたいからね。この流々ちゃんと同じ位の力は渡してあげられるよ」

一斉に歓声が上がった。

そりゃあそうだろう。

これだけの身体能力があれば、少なくとも町のゴロツキに怯える心配はなくなるからね。


「じゃあ、私も強くなれるかな?」

さらに嬉しいことを言ってくれる。


「そうだね。僕達が鍛えてあげるよ。君なら凄く強くなれるはずさ!!」

だって、ユリアちゃんは、まだレベル2だもの。

延びしろが凄くあるはずだね。


「嬉しいなぁ。何にも出来なくて、ただ…ここにいるだけだった私が、瑞木さんの力になれるんだ!!」

なんて嬉しいことを言うんだろう、この子は!!


「絶対に大丈夫だから!!君の努力もいるけれど、もし、またこんな危機が起きても、乗りきるだけの力を付けさせてあげる。約束するよ!!」


「ありがとう!!頑張るね!!」

うん。

笑顔が眩しい。

無垢な笑顔って奴だよな…

素晴らしいです!!


「そうそう、名前を聞いても良いかな?知っててくれるみたいだけど…僕は瑞木美孝と言います」


「えっ、私の名前?え、えう…っと、ユリアです。宇奈川ユリアと言います」


「ユリアちゃん、これからよろしくね!!」

手を取って笑いかけたら、真っ赤になってしまった…

あっ。

魅力のせいか…

今、二百万位あるもんなぁ…

まぁいいや。


「皆さん!!今、ユリアちゃんと話したことは、協力してくれる皆さんも同じ様に考えて貰って大丈夫です。今後、生き抜けるだけの力を、僕は皆で手に入れたいと思っているのですから!!ただし!!その為には、協力してくれる皆が一定の努力をして貰うことも明言しておきます!!」


「具体的には何をするの?」

少し年長の女性だ。

枩李花さんか…


「隠しはしません。狩りです!!僕と一緒に魔物を狩って貰います。ただし、前提が3つあります!!1つ、狩りの最前線には基本的に僕が立ちます。だから、協力者の皆の危険は、極力、僕が減らしますよ」

何か幾人かの女性の頬が赤く染まったが気にしない…

気にしないったら!!


「2つ目は、今、ここにいる5人が着ている全身鎧と同じものを貸し出します。全員にね!!今は顔を覚えて貰うためにかぶってませんが、兜もあります。ハッキリ言って致命傷などそう簡単には受けないはずです」

その場にいた男性全ての瞳に冒険心が芽生えたように見える。

あの顔は憧れのおもちゃを手に入れたときの顔だよね。

良いことだ!!


「3つ目ですが、レベルを上げて貰うために、狩り自体には参加して貰いますが、ここにいる元騎士団の四席…朱音さんに戦い方を学んで貰ってから実戦です!!真面目にやってれば絶対に強くなります!!保証しますよ!!どうです?理解頂けましたか?」


「はい、瑞木さんが…格好いいのは理解しました!!貴方が望むならどんなことでも我慢しますわ」

うーん。

魅力が仕事しすぎな感じがしないでもない…

まぁ、ありがたい話なんだからいいけどね。


「あぁ、大事なことを伝え忘れていました!!僕達に協力してくれる皆には、必ず3食のご飯を保証します。しかも、朝食べたご飯と同品質のご飯をね」


「そりゃありがたい話だが…なんで確約できるんだい?」

エースか、いい名前だな。


「何故なら、僕が狩りで手に入れた獲物を僕のお嫁さんである恵美さんに作って貰ったのが朝のご飯だからですよ!!」

エースのこめかみに青筋が刻まれた。


「待て!!リーフ様の他にも朝の時点で嫁がいた…と言うのか?なら、あのやり取りは演技だってのか?」

うーん、正確じゃないな。


「いいえ!!恵美さんと結婚したのは、さっきですから、初めて結婚したのはリーフさんに間違いないです!!だから、あのやり取りも真剣でしたよ!!」


「そうか…ならいい…俺もあのやり取りに感動したんだ。そういうことなら別にいい。こんなに美人の嫁さんばっかりで羨ましいだけさ。しかも、2人とも胸もスゲェと来た!!果報もんだなぁ。アンタ」

うっ…


「…多分、世の男性には、呆れられると思いますが、僕は貧乳の方が好きです!!それでも、リーフや恵美さんと結婚したのは、そこを上回るだけの魅力を2人が秘めているからです!!」


「あんた…スゲーな…そんな趣味をここで宣言する意味があるのかい?」

一応ね…


「僕が貧乳好きだと知って貰えば、リーフさんが偽物の胸をつける事は無いと理解してもらえますよね?」


「あぁ…リーフ様のためか!!愛してんだな…良い奴じゃねえか。瑞木だよな。俺はエース。田所エースだ!!宜しく頼む!!」


「宜しくお願いします」

あぁ良かった、納得してくれた。


「ではっ!!ここにいる皆さん全員の承諾を得られたと考えて良いですね!?」


「はい!!承諾前に質問があります!!」

なんだろな。

霞ちゃんか。


「なにかな?」


「今回引き連れて並んでいる人達は瑞木さんの何ですか?」

むむっ!!

なかなか鋭いな。


「リーフさんと恵美さんはお嫁さんです。朱音さんには、結婚を申し込まれていて前向きに検討中です。アーサーは、僕が召喚した英霊ですが、凄く気が合うのでアドバイスをもらっています。メルーさんは、協力者の1人です。あと1人見えないけど、セーフという僕の最愛の妖精で嫁さんもここにいます」


「わかりました…私が瑞木さんと結婚できる可能性はありますか?」

うぉっ!!

豪速球の直球が来ましたね。


「メルーさんからも聞いています。そういう奇特な方がいると、大変ありがたい話です!!だからそう思っているという全員の方に向けてお話しします。アプローチをされるなら、どうぞいくらでもして下さい。でも、僕は既に4人の奥さんをお相手してます。普通に考えれば、これ以上は許容量限界を超えて溢れそうだと思います。それでも良ければどうぞ。」

ため息が全体を包む…

安堵なのか、呆れなのか、僕には判断がつかないな…


「あと、お約束を1つお願いします。少なくとも仲間内は仲良くしてください。仲良くなるような行動を心がけること、これを約束して貰いたいです!!納得頂けましたか?」


「はい!!わかりました。私は松木霞です。お見知り置きください」

承知しました。


「はい、わかりました。では、皆さんに承知して頂いたようなので、具体的な契約の説明に移ります。1人ずつ話しますので、並んで下さい。話は部屋の中で…協力者の皆は列を作った皆と話してあげてください。恵美さんは手筈通りによろしく」

さて、奴隷契約の話だな。頑張らなきゃ。

風の精霊に再度、音声遮断をお願いして、部屋の中で待機。


一番初めに入ってきたのは、ユリアちゃんだった。


瑞木美孝18才

レベル2(16)

体力値780(150)=117000

魔力値782(150)=117300

力888(150)=133200

知力781(150)=117150

俊敏さ783(150)=117450

器用さ786(150)=117900

幸運値783(150)=117450

魅力7890(150)=1183500

風156(150)=23200

水104(150)=15600

火103(150)=15450

土99(150)=14850

光91(150)=13650

称号

貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

恵美

セーフ

相性

綱芳(340)さやか(742)恵美(1368)武司(95)玲子(55)朱音(3122)メルー(261)道緒(163)直(189)メアリー(173)燕(214)レモン(164)流々(251)里乃(190)リーフ(3869)奈美枝(203)御影(154)ユリア(144)枩李花(195)霞(178)

天河(192)春臣(263)君里(241)秋虎(185)アーサー(300)太陽(79)七海(71)エース(125)

精霊:風(16,3)水(9,5)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(12,0)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影

天河・春臣・君里・秋虎

設定

一部非表示


長かった…

やっと投稿できます。

遅くなって申し訳ない。

楽しんでいただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ