106魔乳と強調
「メルーさん、僕も知らなかったことなんですけど、リーフさんの胸は元々こういう大きさだったんですよ。右足を治すときに、一緒に治ったんです。だから、偽物なんかじゃないので、いい加減止めてくださいよ」
「まっひゃまひゃあ」
はぁ…
またまたですか。
っていうか、なにを口でくわえながら喋ったんだ?
その位置だと該当するものは1つしかないんだが…
「だから、いくら揉んでも吸っても取れたりしぼんだりしませんから!!いい加減止めましょうよ。いくらリーフさんが良いと言ったからってやり過ぎですよ?」
偽物じゃないかと言うので、リーフさんが直接確認して良いと言った結果がこれである。
ローブの中に潜り込んで絶賛!直接確認中なのだ…
「んんっ」
リーフさんが…!!
いい加減にして貰おうか!!
「メルーさん!!ほら、リーフさんが胸だけで達しそうになっちゃってますから、止めなさいってば!!それをする権利は旦那である僕のものなんですからね!!」
「…仕方ありません。これくらいで許してあげます。あと、もう少しで大きくなる秘訣がわかりそうなのに!!」
いや、それは幻想だから…
遺伝の影響がかなり強いはずだからさぁ。
口から糸を引きながら何を言ってるんだよ。
「とにかく、僕の奥さんの胸を吸ってもわからないことだけは確かですから止めなさい」
やっと解放されたリーフさんが肩で息をしている。
取り敢えず、下着とローブの位置を整えて…
できあがりっと。
何でそんなことがテキパキ出来るのかって?
勇者の奈美枝さんがやってるのを観察しておいたに決まってるじゃないですか…
「大丈夫ですか?痛いところとか無いですか?」
「はい…大丈夫です。でも…なんとなく酷い目に遭った気がするので慰めてください」
と言いながら屈んで、自分の唇を右手の人差し指で指し示す…
キスしろってことですよね?
ここまで読んだ上で、了承したなら逆に凄いけどな。
「はぁ…特別ですからね…。…他の人にはしないですから!!はい、そこで列を作って待機しない!!特にセーフ、君には触れられないのになぜ並んでるの?」
「決まってるじゃないか!!なんとなくだよ!!」
待て!!
やってやったぜ、みたいな満足げな顔を止めなさい。
ある意味元気すぎだな…
まぁ塞ぎ込んでるより100倍良いけど…
覚悟を決めて、口付けをする。
別に4回は、されてるから、慣れてるはずだけどやっぱり緊張する。
仕方ないよね…
軽く触れた後、離れると目の前に真っ赤に色付いたリーフさんが居た。
今までで一番の赤さで間違いない。
「大丈夫ですか?気持ちは切り替えられましたか?気分はどうです?」
「ふ、ふぅ。やっぱり直接して貰うのは衝撃が違いますね!!最高の気分ですよ。…あっ…やっぱり…」
どうかしたかな?
リーフさんが屈んで耳元に口を近付けてくる。
「また後でいいので、下着の替えが欲しいです…お願いします」
耳元で何てことを囁くのさ!!
「わかりました。後で用意しましょう。おっと、忘れるところだった…皆で鎧を着るんでしたね?まず、僕が黒の鎧を着ます。みんなは緑白色の鎧で統一してください」
「出来れば…私も美孝さんとお揃いが良いのですけど…」
リーフさん、ごめんなさい。
「残念ながら無理なんです。ホントはそのつもりでしたけど、同じようにお嫁さんになった恵美さんの分がないので勘弁してください。」
セーフは元々いらないけどね。
「あれ?黒いのを3セット仕舞ってましたよね?」
朱音さん、よく見てるね。
「ダメですよ。あれはもう奈美枝さん達にお譲りしたものをお預かりしてるだけですから!!もし、勝手に使ったら、信用問題です。許される場面があるとすれば、モンスターの襲撃が起きた時位ですね」
言いながら、緑白色の鎧を4つと、黒の鎧を取りだして並べる。
「はい、リーフさんと、恵美さんと、朱音さんと、メルーさんの分ですね」
あえて、兜はかぶらない。
顔見せなのに隠してどうするんだって感じだね!!
「みんなで手早く着けましょう。リーフさんは、鎧以外を着けたら鎧を持って僕のところへどうぞ。着けられる部分だけ着けますから」
言いながら自分も着ていく。
既に何度か着けているので、素早く装着完了。
リーフさんは…
「よしっ、後は鎧だけですね。こちらへどうぞ…」
鎧を分解しながら、通常使わないジョイントを引き出して繋げていく。
さすがに超がつくほどの巨大さを誇る丸いやつを封じ込めることが出来なかったが、その他は繋がった。
結局、胸当ての部分だけが、装着できずに残ってしまう。
「これで、体の大部分は防御できます。動きにくくないですか?」
大きな胸が大胆に強調され、更に、引き出したジョイントによってちょうど…
先のピンク色の部分を隠すようにだけどホールドできている。
もちろん、ローブの上から着てるから、ピンク色の部分は見えてるわけじゃないぞ!!
あくまでその部分をジョイントが通っているだけだ。
なかなか良い感じの出来映えだ。
「はい、胸も全然動かないですから、大丈夫ですよ?」
跳んだり揺すったりして、胸の揺れ具合を確かめている。
あれだけローブの中でバウンドしていた2つの中玉スイカは、微動だにしなくなっている。
奈美枝さんの下着と僕と精霊たちの鎧の性能の勝利だ!!
まぁ、胸の急所は丸出しなんですけどね。
…心臓のことだ!!
決して…
いや、なんでもない…
「「ぶふっ!!」」
どうしたのさ、恵美さんと朱音さん…
「あの、この魔乳兵器をこのまま人前に出すんですか?」
なにを当たり前のことを…
「瑞木…言い難いけど、扇情的すぎるよ。胸の部分だけ鎧無しなんて…しかも、ギュッと絞まってるから余計胸が押し出されて…凄すぎるよ!!」
ありゃ。
そうか、そうだよね。
貧乳好きの僕には…
個人的に大きい胸って認識しか無いからなぁ。
ゴメン。
「嫌です!!せっかく美孝さんに調整して頂いたのに!!絶対!!このまま行きますからね!!」
あら、意思が固そうですな。
そういえば、あなたも胸なんてどうでも良いって人でしたね…
「…では、一つ行っておきますよ。そのまま行くと僕とリーフさんは、それぞれを狙ってる人達に羨ましがられます。それでも良いならどうぞ」
「良いに決まっています」
わかりました。
「…仕方ないですね。じゃあ行きますよっ。頑張りましょう!!あと、風の精霊よ、長い間音声遮断ありがとう。助かったよ」
風の精霊が一瞬姿を見せて微笑んで消えた。
叱咤激励の効果発動、みんなの気合いが入るのがわかる。
御影は寝てないといけないから…
残念だな…
「「「「はいっ」」」」「「おうっ」」
行きますかね…
先頭に僕とリーフさんが並んで外に出る。
続いて恵美さんと朱音さん、殿はメルーさんとセーフとアーサーだ。
既に広場には全員の姿が揃っている。
その人混みを掻き分けるように、7人で朝、車座で座った木の根本まで歩いていく。
リーフさんの足に気付いた何人かが、歓声を上げ始めた。
さらに、リーフさんの胸を見た数十人から、羨みの視線が痛いほど突き刺さる。
もちろん、僕と同じくらいリーフさんにもだ!!
「みんな!!集まってくれてありがとう!!待たせてすまない!!」
大声のスキルが良い仕事してる。
全員から歓声が上がった。
有り難いことに、非常に好意的に思ってくれているみたいだ。
さあ、演説の始まりだ!!
気合いを入れよう!!
瑞木美孝18才
レベル2(16)
体力値780(150)=117000
魔力値782(150)=117300
力888(150)=133200
知力781(150)=117150
俊敏さ783(150)=117450
器用さ786(150)=117900
幸運値783(150)=117450
魅力7890(150)=1183500
風156(150)=23200
水104(150)=15600
火103(150)=15450
土99(150)=14850
光91(150)=13650
称号
貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
精霊魔法信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・範囲観測中級
回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級
武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20
妻
リーフ
恵美
セーフ
相性
綱芳(340)さやか(742)恵美(1251)武司(95)玲子(55)朱音(2961)メルー(221)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(3723)奈美枝(203)御影(154)
天河(53)春臣(87)君里(71)秋虎(72)アーサー(300)太陽(79)七海(71)
精霊:風(16,2)水(9,5)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(12,0)
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影
天河・春臣・君里・秋虎
設定
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30分遅れですね。
申し訳ない。
楽しんで頂ければ幸いです。