105リーフの誓いとメルーの叫び
一瞬、リーフさんの姿が消え、背後に気配が現れた。
大きな膨らみで顔を挟まれた状態で、後ろから抱き付かれる…
「美孝さん…わかりました…わかりましたから…落ち着いてください」
わかってくれたの?
「ごめ…」「いいえ、謝るのは私なんです!!貴方に言いたくない事までいわせてしまった私達が悪いんですから…」
…そうかなぁ
「確かにのぅ、精一杯頑張っとる瑞木にオンブに抱っこでは、姉さん女房失格じゃろうな…」
姉さん女房…
いい響きだなぁ。
あぁ、リーフさんの胸の感触もすごい…
「ホントにそのとおり…私の方が22歳で年上なのに、全然考えが足りないし…安心感があるから甘えちゃうし…甘えすぎてたしなめられちゃうし…全然お姉さんらしくないんです」
安心感…
それを感じてくれてるなら、嬉しい限りだなぁ…
あ、ぎゅって両耳に押し付けられてる。
「あははっ、お姉さんらしくないのは、元々だからある意味仕方ない部分な気がしますよ?リーフ様…でも私も20歳ですが、美孝さんみたいに考えて行動できてないから同罪か…」
まぁ、僕が考えすぎっていう可能性もありますけどね。
柔らかいののお陰で、段々考えるのが億劫になってきたけど。
「しかし、言うことはいちいち最もだし、筋は通ってるし、とても同い年には見えないのよね…やっぱり瑞木さんって30歳過ぎてるでしょ?」
過ぎてねぇよ。
「正真正銘、あなたと同い年ですよ。人並みに性欲もありますから、恵美さんが言った、明日までどうやって我慢しようって言葉も、身につまされるものがあるんです。現在進行形でね!!」
「そんな風な素振りが全然わからないってば!!ねぇ、もっと甘えて?私達はもう貴方の奥さんだよ?少し位はめをはずしても良いじゃない…」
じりじりとにじり寄って正面から恵美さんの胸が押し付けられる。
あのね…
恵美さん…
正面の恵美さんの胸から柔らかい感触を伝えられて…
凶悪な柔らかい物体が顔を押し包んでる状態で何をしろと?
んでさ。
「時と場合を考えろと言うとろうが!!昼前からそんなことしちゃ駄目だっての!!わかってんのか!?僕は健康な肉体を持ってる18歳なの!!しかも、自分から恵美さんにそんな風に触れたら、溺れちゃうに決まってるでしょうが!!リーフさんでも同じだよ!!そのままノンストップで朝まで君達の体に溺れる自信があるよ!!今だって限界に近いんだぞ!!」
「「まぁ!」」「それはまた…豪気だねぇ。午後半日と夜中じゅうかい。さすがに恵美とリーフも満足できるんじゃないかい?」
またぁ…
ゲス姐さんになるなってのに!!
「セーフ!!うっさいわ!!だから、んな事出来んと言ってるんだよ!!午後の狩りは出来なくなるし、お父さんとの会食は無理だろ?契約だって結べない!!明日の謁見もぶっちぎる事になるんだ!!朱音さんの気持ちを考えたら出来るわけねえだろうが!!」
「やっぱり真面目なんですね。そして、仲間を…私達の事を大切に思ってるんだ…嬉しいな…」
朱音さん…
涙ぐんでる…
「美孝さん!!とにかく、さっきの話はわかりましたよ。私達の考えが足りてないことも…だから、ごめんなさい。反省します。なによりも、美孝さんにばかり負担をかけている事を!!そして、明日は初夜を迎えましょう?気持ちは同じなので、恵美さんと一緒で良いですから!!」
ぎゅっと胸ごと抱き締められる。
恥ずかしいんだね…
「ん…反省してくれれば良いですよ。っていうか。随分思いきりましたね。初めてを3人でするんですか…一応聞きますが本気なんですよね?」
「勿論です。すっごく恥ずかしいですが、恵美さんにも悪いですし。何より私も毎日美孝さんに触れて癒してあげたいし、触れられたいんです!!」
うーん…
僕は嬉しい位だけど…
「恵美さんも良いんですね?」
「っ!!えっ…えう、ええ!!いっ…良いですよ!!」
大丈夫?
「恵美さん…無理してない?大丈夫?無理なら無理って言いなよ?」
「だ、大丈夫!!」
まぁ、明日まで時間あるしね…
「3人でするかどうかは、考えてみますので、リーフさんも恵美さんも考えておいてください。リーフさんもそれで良いでしょ?」
「はい!!勿論です」「うん、大丈夫」
まぁ…
五分五分って感じかな…
別に無理強いするつもりもないからなぁ。
好きにしてください。
「さて、いい加減演説に…」「美孝さん!!みんな集まりましてごさいます!!」
ノックをしながら、報告と同時にメルーさんが入ってくる。
凄く自然だったから、騎士団ではこのスタイルが普通なんだねきっと…
などと、つらつら考えていたら、メルーさんの目が見開かれて、僕の方を見ながら停止する。
「あぁーん!!リーフ騎士団長の裏切者ーっ!!我ら貧乳の希望の星だったのに!!何で!!どうやってその胸を手に入れたんですか!!しかも、なんですか、その状態は!?羨ましすぎます!!変わってください。その体ごとで結構ですから!!」
涙を流しながら、訴えかけている…
良いけど…
んー、でも、それって意味があるのかなぁ。
脳みそのみを取り替える感じなのかなぁ…
「わかりましたから、少し落ち着いてくださいね?あくまで、僕は貧乳の方が好きなのは間違いないですから…」
言ってて思った。
リーフさんの胸に挟まれたままだから、全く信憑性がないなぁ…
瑞木美孝18才
レベル2(16)
体力値780(150)=117000
魔力値782(150)=117300
力888(150)=133200
知力781(150)=117150
俊敏さ783(150)=117450
器用さ786(150)=117900
幸運値783(150)=117450
魅力7890(150)=1183500
風156(150)=23200
水104(150)=15600
火103(150)=15450
土99(150)=14850
光91(150)=13650
称号
貧乳も好き?、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者
スキル
超鑑定
他種族言語理解
スキル取得補正
緊急避難
レベル・スキルリセット
収納ポケット
レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正
叱咤激励
大声
降霊術
精霊魔法信頼級
交渉・召喚魔法上級
解体・身体強化・範囲観測中級
回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級
武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20
妻
リーフ
恵美
セーフ
相性
綱芳(340)さやか(742)恵美(1222)武司(95)玲子(55)朱音(2931)メルー(199)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(3659)奈美枝(203)御影(154)
天河(53)春臣(87)君里(71)秋虎(72)アーサー(296)太陽(79)七海(71)
精霊:風(16,1)水(9,5)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(12,0)
奴隷
朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影
天河・春臣・君里・秋虎
設定
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書き上がりました。
遅くなりまして申し訳ない。
楽しんで頂ければ幸いです。