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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
100/503

90レベルアップとレベルリセット

H27/4/7 忘れていた数値を更新。

「風の精霊よ。ありがとう!!」

何よりもまずはこれからだ。

そう、ステータスが凄いことになってても、その理由に思い当たらなくても…

礼儀として、まず言っておきたい。


「瑞木…ステータスが滅茶苦茶上がってるよ!!完全におかしい勢いだよ!?」

だよね。


 セーフを見るために、もにゅんとした丸いものを、顔だけで押し退けて右側に顔を出す。

 大きすぎるので、首を傾げる程度では、左目を中心とした辺りに、リーフさんの左側のもにゅんとしたものが、視界を完全封鎖してる。

 しかし、右手も左手も完全ホールド状態なので、下手には動かせない…

 なんなんすかねー、この幸せな地獄は…

 まぁいい、本題に移ろう。


「っはっ」


 って言うか、リーフさん喘がないでよ!!

 り、理性が…


「ふぅ、基になる数値が、さっきまでと較べて3倍から5倍になってる…実行値に至っては、十万位増えてるし!!魅力に至っては百万の大台を突破してる。こんなに上がる想定じゃなかったよね?」「にゅふっ!!」


「相性値の補正は100に対して1だろう?瑞木の相性値を、普通に全部足したら8586だよ?100にも満たない上昇値のはずさ!!それなのに、実際には680位上がってるんだ…全く意味がわからないよ!?」

そうだよなぁ。


「まず、セーフは落ち着こうよ。イライラしたって意味無いし、喜ぶべき事じゃないか!!」「ふふふっ」


「そうなんだけど…怖いじゃないか!!全く預かり知らないところで、話が進むってのは…理由が解らないと恐ろしいよ。瑞木の体に何か起きたらと思うと…泣けてきちまうよ!!」

涙の出ていない目が悲しげな顔を形作る。

ありがとう。

うーん。

…でもね。


「心配してくれてありがとう。でもね。僕はレストに来てからこっち、ずっと、そういう中で懸命に対応してきた感じだからあんまり…」「くっ、くすぐったい!!」


「この子は!!もうっ!!私ゃ心配で心配で、胸が張り裂けそうだってのに!!涼しい顔ってどういう事なのかねぇ」

そっぽを向いて、腕組みする姿が何て愛らしい。

抱き締めたいなぁ…

でも、あんまり涼しい顔でもないんだけど…


「リーフさん」「ふっふふ」


「…」


「リーフさんってば!!」「くっすぐったい!!」


「…」


 もう仕方ない。

 左手の御影を振り払い、リーフさんの胸を左手で押し退けながら告げる。


「リーフさん、いい加減に離してくださいよ!!それに別の世界に行ったままになっちゃ駄目ですってば!!いい加減にしないと、僕に触るの禁止しますよ!?」


「へっ?」

なんで、微笑みながら涎垂らしてるんですか?

元騎士団長にあるまじき振る舞いでは?


「聞こえましたか?ちゃんと聞こえないなら!!一週間接触禁止を言い渡しますよ?」


「えっ?いやっ!!嫌です!!この至福は誰にも止められません!!止めちゃ嫌ですっ!!なんでそんな悲しいこと言うんですか?」

あのね…


「さっきまでの自分をかえりみてくださいよ!!微笑みながら涎垂らしてたんですからね!?もう少し理性というものを働かせてくださいよ!!」


「えっ、あっ、いや。面目次第もございません。暖かくて、愛らしい美孝さんが私の胸に触れながら、というか包まれながら、凛々しいお顔で魔法を使ってらっしゃるところを拝見したら、感極まってしまいました。もう…」「ストップ。それくらいにしましょう。僕の太股に言葉で形容しては駄目な、な・に・かが知覚されています。また後でクリーニングしますから!!その話はそれ位にして一旦離れてください…」


「はい…恥ずかしいですけど…なんだか嬉しいです!!」

いやいや!!

今なんつった?

完全に蕩けてるでしょリーフさん!!

取り敢えずは離れてくれたけど…


「まだ、午前中ですよ!!周りに人も居ますから!!自重してください!!いい加減にしないとホントに接触禁止にしますよ!?」


「えーっ。接触禁止でも、布団の中では解禁なのですよね?」

アホタレですか!!


「リーフさん!!怒りますよ!!その期間は指一本触れるわけないでしょう!!っていうか、布団の中で触れられたら、僕の理性が持つわけないでしょうが!!禁止に決まってますよ!!」


「そんなぁ。この私の昂りを放っておくというのですか?」

あのね!!


「はい!!そうですよ。っていうか、次その話を振ったら、即、接触禁止ですから!!覚悟してその口を開いてくださいね?」


「…はい」

残念そうにしないでよ!!

太股にも気化熱が感じられ始めてるから、非常に残念仕様に見えちゃうんですから!!

僕のズボンもクリーニングが必要だよ!!


「瑞木!!いい加減にしておくれ!!」

えっ?


「いや、なぜ僕が怒られるのさ?」


「だって羨ましかったんだよ…」

は?


「誰が?」


「リーフに決まってるだろ?」

いや、そんな事言われたら普通に嬉しいですけれども!!


「それは今言うことではないでしょが!!」


「だって…リーフがあんなに蕩けてるのに」

止めろ!!


「ここに、真面目に話を進めようと言うやつは居ないのか!!!?」

朱音さんは?

って声には、僕の右手が非常に熱い液体状の何かで濡れていると言う答えで十分ではないかな?

ついでに言うと左手も似たようなものだ!!


「仕方ないのう…」

アァーサァー!!


「救世主よ!!」


「ほれ?朱音の嬢ちゃん!!起きんか!!」

耳元で怒鳴ると、朱音さんの瞳が理性の色を取り戻した。


「御影!!正気にならんか!!」

同じく、耳元だ。


「あれ…」

御影も、やっと正気か…

やれやれだ。


「セーフよ。話を進めんと、愛しい瑞木に何が起こるかわからんのじゃないのか?小娘を羨ましがっとる場合なのか?真面目に考えんかいっ!!」


「あっ。そうだね!!こりゃ失礼しました。思い出させてくれてありがとよ」

さっき言ってたよね。

心配だって…

恐るべし、リーフさん…

というか。

恐ろしいのは、両胸にある丸っこいのか…


「とりあえず、急激に上がった魅力にみんな当てられたのかな?」


「いえ、私は美孝さんのレベルアップ前からあんな状態でした!!」

あの…

リーフさん!?

恥じらいは?

恥じらいはどこに置き忘れて来たんですか?

僕、探しに行ってきましょうか?


「そうですか…」


「もうっ!!羨ましいねぇ!!」

…セーフ自重しようか…


「さて、結論から言おうか。多分何もおかしくないんだよ!!セーフ、上昇する数値に補正が入るのは相性値だよね?」


「そうさ、相性値100あたりに1だよ」

そう。


「だから、僕らが計算違いをしてただけなんだよ。きっと!!」


「でも、どこで?計算違いをする要素なんて無いじゃないか!?」

前から気になってたんだ…


「あるよ!!精霊達の相性値さ!!」


「精霊達だって?高々100にも満たない相性値ばかりじゃないか!?」

多分違う。


「そう…見えてるだけなんじゃないかな?」


「どういう意味だい?」

カンマだよ…


「カンマだよ。カンマ!!精霊達の欄だけカンマが打ってあるんだ。そして普通カンマは千の位の後に打つ。だから、風の精霊の相性値は13900って事さ!!」


「「「「一万!!」」」」

驚きだよね。


「この仮説は、精霊の属性値でも証明されてるよ。多分、精霊の属性値だけはそれぞれの精霊の相性値しか関係ないんだ。だから、レベルアップ前の数値とくらべて、それぞれの見た目の数字分+1上がってる事がわかるよね!!」


「確かにそうだね!!計算してみるとぴったり数が符合する。精霊達の相性値が見た目と違っていたって事かい…」

うん?


「それは違うよ。見えてた数値を僕らが正確に読み取れなかっただけさ。変則的だったしね!!」


「そうだね、もう少し分かりやすくして欲しいもんだよ。全く!!」


「まぁ、上昇具合を考えると仕方ない感じが凄くしちゃうなぁ…」


「うーん。そうかもしれないね」

うんうんと頷く。

素直なセーフは最高に可愛いんだよな…


「だからね、これを機会に、レベルリセットを使おうと思うんだ。」


「それは…止めた方が無難だね…というか。人としての喜びを捨てたくないなら…悪いことは言わないから止めときな。多分、瑞木にとっては拷問に近いことを強制しなきゃいけない」

えっ?


「嘘っ!!喜んでくれると思ったのに!!」


瑞木美孝18才

レベル29(16)

体力値895(150)=134250

魔力値900(150)=135000

力1026(150)=153900

知力913(150)=136950

俊敏さ895(150)=134250

器用さ902(150)=135300

幸運値934(150)=140100

魅力7237(150)=1085550

風152(150)=22800

水104(150)=15600

火103(150)=15450

土99(150)=14850

光91(150)=13650

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(2276)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(2886)奈美枝(203)御影(35)

天河(53)春臣(87)君里(71)秋虎(72)アーサー(249)太陽(79)七海(71)

精霊:風(14,0)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影

天河・春臣・君里・秋虎

設定

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やっと書き上がりました。

予定より文字数が増えましたので、遅くなりました。

申し訳ない。

楽しんで頂ければ幸いです。

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