08門番と不穏な空気
「よう。この街道を一人で来るとはお前さん強いな」
門扉に立つ衛兵のおっさんに声をかけられた。
気さくな感じが好感をもてるね。
「こんにちは、瑞木美孝といいます。田舎から出てきたんですけど、この辺りっていつもこんな感じなんですか?」
「おう。俺は衛兵やってる榊武司。最近はいつもこんな感じさ。ところで身分証を出してくれ」
無いんだよな。
「残念ながら持ってないんですよ」
「マジか?身分証も出ないような田舎から来たってことかよ。すげえな、お前さん」
驚かれる意味がわからないんだが…
「一応、仮証明を発行してもらって冒険者ギルドで身分証を発行してもらうつもりで、ここまで来たんですけど?」
「そうか。なら悪い事は言わねえから、発行して貰えたら別の町に直ぐに旅立つことだ。朝一で隣町にでも行くことをオススメする。それから、街中では気を抜くな。多分、お前さん狙われるからよ」
「理由を聞いても?」
「それ。黒鉱製だろ?他にも襟から見えるかたびらもミスリルだ。違うか?」
「それが何か関係あるんですか?」
「さっきの話にも繋がるけどな。うちの騎士団が全滅しててよ。武器防具を中心とした未曾有のインフレなんだ」
「まさか他の町に逃げ出すために?」
「そういうこった。」
まさか…
マジでインフレっすか。
瑞木美孝18才
レベル6(1)
体力値105(1)=105
魔力値105(1)=105
力206(1)=206
知力105(1)=105
俊敏さ105(1)=105
器用さ105(1)=105
幸運値107(1)=107
魅力105(1)=105
称号
貧乳好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人
スキル
鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、レベルリセット、緊急避難、スキルリセット、収納ポケット、レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正、範囲観測初級、叱咤激励、槍レベル3、剣レベル2、投擲レベル5、打撃レベル1、解体中級、短剣レベル4
相性
なし
奴隷
なし
設定
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次は一時間後にお会いしましょう