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プロローグ
感想・評価をいただけるとありがたいです。
うまくできているかわかりませんが、友情の学園小説、どうぞお楽しみください。
友達ごっこ。それが私の遊びの名。
私、藤原愛は、今日も楽しい遊びをしていた。
遊び方は簡単。その名の通り、友達のふりをして遊ぶ。ただ友達のふりをするのではない。ターゲットにした相手が、他の友達よりも私と話すのが多くなった瞬間、つまり他の人間よりも私を選んだ瞬間に、相手を徹底的に痛めつける。
その裏切られたときの顔が面白くてたまらない。
傷つけるといっても、傷つけるのは私ではない。相手の周りにいる友達だ。そして相手を孤立させる。
私はこの遊びをし、復讐をするのだ。私を裏切り、傷つけたやつらに復讐し、見返してやるんだ。私はあいつらの思い通りにはならないことを証明してやる。
さあ、新たなゲームの始まりだ。