第3話 ハメれば・・・ハマればチート
『では、最期の映像を映しますね』
「ちょっと待って、大丈夫です。思い出しました。
俺は過労死、そう、過労で死にました。いや〜、あの企業はブラックだったな〜。疲れが溜まってポックリ逝っちゃったんです。」
『・・・何か隠そうとしてません?』
「してません。してませんよ〜」
『そうですか・・・私も死因は知りませんし、興味が湧いたので映像を映しますね。』
「ダメです」
『過労死なんですよね?』
「ええ、そうです。過労死なんて珍しくないから確認しなくてもいいでしょう」
『そうですね。。。』
「・・・・・・」
『・・・・・・』
『えい、再生♪』
「ちょ、まっ」
『『『えっ!?ちょっと待って、今はダメだってばぁぁぁぁぁぁああああ♡』』』
『『『ダメぇぇぇ!またイッちゃう!!!』』』
あら〜、ラストスパートのところじゃん。
これは完全に結合部が映し出されてますね〜。無駄にアングルがいいのは気のせいか?
しかし俯瞰で見ると我ながらエロいなー
で、女神様の反応はっと・・・?
完全フリーズしてますな。
うーん、再起動まで時間かかりそうだからスキルの確認をするか。。
スキル:夜の帝王Lv1
性行時、全ての能力値が爆発的に上昇する。
女性を"おとす"力に特化し、確実に従属させることができる。
スキル効果1
性行時の相手の感度上昇
スキル効果2
性行時の自身の持続力上昇
スキル効果3
連射可能
何が?いや、分かるけど
スキル効果4
量増加
だから何が?まぁいいか
スキル効果5
性交した相手の全ての能力値が10%アップ
お、やっとまともな効果。
他のスキルと比べられないから分からんけど、かなり良いじゃないか
スキル効果6
性交した相手の最も高い能力値の10%が、自身の能力値に加算される
へぇ、10%だけだけど破格の効果だよな。つまりヤればヤるほど強くなるわけだ。
これから行く異世界の世界観次第だけど、エロいお店とかあったら割とすぐに強化できるかも。
おっと、女神様を放置してたよ。
そろそろ再起動するかな?
ブツブツブツブツ・・・
何やらブツブツ言ってて怖いんだが
『何でこんな奴ばっかり・・・
他の天使より上に行けると思ったのに・・・
恥ずかしくて自慢できない、マウントとれない・・・』
おーい、心の声がだだ漏れですよー何か他のやつと競ってるのか?それに天使って?女神じゃないのかよ。
とりあえず話を聞いてみるか。
「あの〜女神様?」
『・・・・・・だ』
「え?」
『・・・なんだ』
「よく聞こえないんですけど」
『これのどこが過労死なんだって言ったんだよっ!!!』
グフぉぉぁ
俺は女神の全力の右ストレートを食らい意識が途切れたのであった。