表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/101

第29話 ニーナ

濡れ場って書くのが難しいですね。時間がかかりました。

今は夜。

ニーナさんと部屋で2人っきりだ。

この状況ですることは一つだが、ことを成す前にニーナさんには夜の帝王について伝えておこうと思う。

なぜなら、これから奴隷を雇うために行動するから。

体を許した男が奴隷を漁るなんて許せないだろうし、そもそも奴隷パーティーが良く思われてないからな。

納得してもらえなくていいから、理解はして欲しい。


「ニーナさん、まず一つお話があります」


『わかっています!!』


はい?


『アナタ方、冒険者は根無し草のようなものです。気の向くままに生きる人達だってことは理解してます。自身がやりたいことをやり、行きたいところへ行く。転生者の冒険者はその傾向が特に強い。今まで多くの冒険者を見てきたのだからよく分かります。

私はアナタの足枷になるつもりはありません。自由に生きて欲しいです。

ただ・・・この街にいる間は恋人気分を味あわせてください』


あ〜、そういう話か。

確かにレベルが上がったら他の街や、ダンジョンに行ってみたいと思ってたからニーナさんの申し出はありがたい。

けど今は夜の帝王の話をしようとしてた・・・まぁいいか、した後に話そう。


「わかりました」


そう呟き、彼女の頬にそっと手を沿え、唇を合わせる


『んっ…』


それと同時にき彼女を抱き寄せる


『っん、ぅん……はぁ、はぁ、んっ…〜〜っんん!』


今までの夜の帝王の経験で分かっていることがある。プロの方々(風俗嬢)も驚いていたがキスでも感じるらしい。とんでもねーチートスキルだ。ニーナさんの体が時折()()()()。きっと混乱してるだろうなぁ。

おっと、集中集中。


『ハァ、ハァ』


体制を入れ替えて彼女の後ろに回る。体を密着させて尊い胸に手を伸ばす。


『アッ…』


衣服の中に手を滑り込ませ、思う存分まさぐる。


・・・手に余るほどおおきいからな、大いに楽しめる。

ん?手で口を押さえてる?声出すの恥ずかしいのかな?

ここダルさんの店の二階だからな、ダルさんは王都に行ってて留守だから存分に声出してもらっても問題ないんだけど。(住込みバイトが家主がいない隙にナニしてやがるというツッコミは甘んじて受けよう)


でも口に手があるとキスができないんよ。仕方ないから別のところにキスしよう


ニーナさんをベッドに押し倒し服を捲り上げ、露わになった双丘の方にキスをする


『あっ、やっん…ぅ〜』


そして、某奇妙な冒険の花京院◯明のようにサクランボをレロレロする


『あぁ〜〜〜、だめぇぇぇ・・・』


・・・・・・


しばらく胸を堪能したところでニーナさんの肢体が軽く痙攣する。

それと同時に何か呟いている、


『お、おかしぃ、前はこんなに感じなかった…久しぶりだから?それにしても何か変よ』


そんなニーナさんの呟きを無視するかの様にニーナさんの秘部に手を伸ばす。


『あっ、そこは……』


「ビッチョビッチョだね。嬉しいな感じてくれたってことだもんね」


『あ、うん。凄く気持ち良くて信じられない感じ』


「じゃ、もっと気持ちよくなるために脱ごうか」


『え、ちょ、ちょっと待って。何と言うか感じすぎてて、このままだとヤバいというか・・・』


口ではああ言ってるが、オレの成すがままに脱がされていくニーナさん。全く抵抗なしだ。


オレは自身の我慢できなくなったモノを入り口に押し付ける。

小刻みに震えるニーナさんを押さえつけるようにしてゆっくりと挿入していく。


『ぁあぁんっ〜〜〜〜♡』


全部入ったところでキスをする。

キスをして唇を塞ぎ、全力で腰を振る。


『ん゙ん゙ん゙っ〜〜〜〜〜!!!!』


ニーナさんの体が意思とは関係ない動きをするのが、喜びを感じているのが分かる。


『ダメダメダメダメ、ダメェェェ!いっくぅぅぅぅ!!!』


全力を出してから1分と経たずにニーナさんが絶頂を迎える。

大きく弓なりに体を硬直させ、直後ぐったりと動かなくなる。本当にチートだなこのスキル。


『ご、ごめんなさい。まさか、こんなに早くイクなんて思ってなくて・・・』


「謝らなくていいですよ」


『ありが・・・』


「だって許すつもりはないですから」


『え???あ゙あ゙あ゙ぁぁぁ〜!!』


「オレがイクまで喜び続けてくださいね」


『ウソでしょ!狂っちゃうぅぅぅん~~、あっ、あっ、あっ、あーーーっ!!!』


・・・・・・


その後、オレは1度ニーナさんの中で(腟内で)果てたが、夜の帝王が1回で満足するわけなく、ニーナさんの懇願を無視して勝手に2回戦に突入。先ほど終了した。

そして今、腕枕をしてあげているのだけど、ニーナさんはちょっと拗ねている様だ。


『・・・やめてって言ったのにぃ〜、強引すぎます!気が狂いそうでしたよ』


「あはは、強引すぎて気持ちよくありませんでした?」


『うぅ、気持ちよすぎて・・・もう、あんなになったのは初めてです』


「じゃぁ次はもっと気持ちよく・・・」


『ダ、ダメです、あれ以上されたら正気を保つ自信がありません。気持ちよかったからいいですけど、、、本当はもっと優しくして欲しかったんですよ』


「あ、ごめんなさい。調子乗り過ぎました」


『では、お詫び・・・というほどでもないですが、私からお願いがあるので、それを聞いてくれたら許します』


「何ですか?」


ニーナさんがフフッと笑う

『お互い敬語やめよう。こんな関係になったのに敬語は変よ』


「・・・確かに。

その通りだ、ニーナ」


お互い顔を近づけてクスクスと笑い合った。



・・・・・・



「ところでニーナさん」


呼びかけるとニーナさんが不機嫌そうな顔で振り向く。

いや、呆れてる?

あ、間違えた


「ところでニーナ」


『何?』


お、笑顔に戻った。


「この部屋で最初にした話があったよね」


『あぁ、あなたの足枷にはならないという話?』


「そうそう、実は前もって別の話をしようとしてたんだけど、今話していい?」


『いいけど何の話?』


「オレのスキルこと」


『不意打ち耐性でしょ?別段珍しいスキルではないけど・・・』


「そのスキルじゃない。オレはコッチの世界に来た時、2つのスキルを既に持っていた」


『でもギルドのスキル判定では1つだけだったわ』


「夜にしか活性化しないスキルだからね」


『まさか、闇属性系のスキルとか?』


「そんなスキルあるの?」


『霊体に関するスキルや、闇属性の魔物に似た特性のスキルは夜にしか確認できないことが稀にあるの。

実例でいうとヴァンパイアね。

かなり昔の話だけど「身体弱体化」というとんでもないデメリットスキルを持った転生者かいたの。

でも、夜になると急に元気になるものだから、夜にスキル鑑定したみたところレアスキルのオンパレード。

身体強化(特)、再生力(特)、吸血、眷属召喚、眷属強化、終いには不死よ』


「それはまた・・・不老はつかなかったんだ」


『まあね、でも吸血のスキルレベルが上がれば不老と同等の効果が得られることが分かったらしいわ。そいつのおかげでね』


何か展開が予想できるな。

「もしかしてどこぞの貴族夫人が真似したりした?」


『ええ、予想通りよ。何人かの貴婦人方が同時期にね。

一時期、王都から若い女性が消えたと言われるほどに派手にやったらしいわ』


『そんなわけだから、危険なスキルなら報告しなければいけないの。

どんなスキルか聞かせてくれる?』


直前にヴァンパイアとかハードル上げられて言いづらいんだが、言うしかないか。


「ヴァンパイアと比べると大したことなくて下品だから報告しないで欲しいけど・・・」


『下品?』


「スキル名は夜の帝王。効果は色々あるけど、一番気に入ってる効果はベッドの上で女性を満足させてあげられることだね」


『・・・だからかぁ、あの異常な感度は。おかしいと思ったのよ。久しぶりとはいえあんなに乱れるなんて』


「うん、可愛かったねぇニーナの乱れっぶりは。」


『う、うるさいな。

他にはどんな効果があるの?」


「他にはね・・・」


オレは夜の帝王の説明とともに、これからバーティーを組むときは夜の帝王の効果を得られるようなメンバーを集めるつもりであることを伝える。つまり奴隷だ。


「・・・そんなわけで、奴隷パーティーを組むつもり。

周りから色々言われるだろうけど、それは覚悟の上だし、文句言うやつより強くなればいいだけだからね。

ただ、ニーナがオレのそばにいることで変な目で見られるかもしれない。辛い思いもするかもしれない。

そういうことを避けたいなら無理に引き留めはしないけと・・・どうする?」


ニーナが黙って考えている。。。

しばらく沈黙が続く。


「・・・ニーナ?」


『ん?あ、ごめん色々考えてた。でも決めたわ!

私はアナタの専属になる!!』


「専属?」


『Aランクパーティー以上の冒険者にはほぼ付いてるわ。

ギルドにおいてそのパーティーの全ての依頼を一手に管理するギルド員のことよ。場合によってはそのパーティー側に雇われて、パーティーの雑務や依頼交渉の役割をこなすの。冒険者は腕っぷしは強いけど、そっち方面はからきしな人も多いから、専属というものが存在するのよ。

アナタが来る直前にバスクにも「黒点虎」というランクパーティーがいたけど彼らにも付いてた。そして彼らとともに王都支部に異動して行ったわ』


「へぇ、異動も一緒なんだ。

でもオレAランクどころか、パーティーメンバーすらいないけど」


『大丈夫。スキル効果を聞いて必ず大成すると確信を得た。周りの声なんて気にしないわ!』


「そっか・・・男としては、アナタと一緒にいたいからとか言ってくれると嬉しいかな」


『も、もちろん、その想いもあるわ』


「あとはもっと気持ちよくなりたいから。とか?」


『うぅ〜〜〜、まぁ、その思いもちょっとはあるわ・・・

あっ!!ちょっと!こらっ!ん~~、ダメェだってばぁ〜』


赤面しながら答えるニーナが可愛くて3回戦に引き込むガレスであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ