プロローグ
『・・・ハァ、ハァ、ハァ』
俺の名は「甲賀蓮」。30歳。
某大型量販店に勤めてる。
趣味はラベノやweb小説で異世界転生系の小説を読むこと。
まぁ、どこにでもいそうなサラリーマンだ。
『〜〜〜』ビクンッ!
そして今、俺の上で腰を振って悶えているのが妻の美姫。
婚活アプリで趣味が一緒の条件でマッチングして結婚に至った。
今のところ幸せな生活を送れている。。。のだが、悩みはある。
『ヤバッ、もうイキそう♡』
一つは仕事。今月中に県内に2店舗を出店する予定で、今は人員が割かれ、俺が務める店舗は人手が足りない。店長は募集をかけていると言うが、スキマバイト系の雇用は良いイメージがないいらしく、長く勤めることが出来る人を探しいる。スキマバイトなんて今時珍しくないのだが、何かあったんか?店長。
そんなわけでここ2〜3ヶ月は立派なブラック企業状態。疲れが溜まりに溜まってる。
『んん〜〜〜ぁん』
二つ目の悩みは結婚して2年以上経つのにまだ子供ができないこと。
まぁこれは嫁さんの方が気にしてる。
最近オレが忙しいと分かっていたから回数が減っていたのだけど、今日は排卵日ということもあって嫁さんの方から誘ってきた。
そして、
『誘ったのは私だし、蓮は疲れてるだろうから・・・今日は私が動くね』
とかわいいことを言ってくれて、今の状況が出来上がってる。
何気に結婚してから、いや、出会ってから初の騎乗位。
いい眺めやなぁ。
『もうダメ、イクッッ!』
おっと、俺ももう少しでイキそうなのに嫁さんの動きが止まってしまった。
『ハァ、ハァ、ちょっとイッたばかりだから動けない・・・かも』
あら?このままでは生殺しだよ。疲れてはいるけど、ここは今まで頑張ってくれたお礼に俺が動いてあげよう。
「じゃぁ、俺が動くよ」
と言って正常位になる
『えっ!?ちょっと待って、今はダメだってばぁぁぁぁぁぁああああ♡』
あーヤバい、嫁さんが可愛すぎてヤバい。よし、俺も限界だからラストスパート、全力だ!!!・・・って、アレッ?
『ダメぇぇぇ!またイッちゃう!!!』
俺もいきそうだけどヤバい!いやもうイクの確定な感覚なのに、視界がボヤけて・・・体かいうことをきかない!
この感覚はマジでヤバいやつだ。
ここ最近の無理が祟ったうえに、嫁さんとの子作りで限界超えて動こうとしたことが決定打になったのか!?
『〜〜〜〜〜アッッッ!』
までまでまて、せめて、せめてイクまで
『アーーーーーーッ!』
逝かないでくれぇぇぇ!!!
初回はちょっとエロを入れてみましたが、次回からはしばらくエロなしです。