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愛に生きよう

作者: 秋葉竹


(短歌七首)


涙だけ

こらえていれば心など

無視してみせる悲しき希い




あまりにも

深いこころにある剣を

ぎゅっと握ってみせる夕闇




繰り返し

いつもと同じ息をして

カーテンをあけ朝焼けをみる




降り出した

イエローレインの冷たさよ

骨を染み染み刺すな死霊よ




喉が焼け

冷えた真水を飲みたいと

ランプの宿屋で動けずにいる




あけガラス

世界を睨むそのまなこ

ギョロリとまっすぐ闇をみている




山に風

街に吐息が落ちるころ

花咲き花散れ愛に生きよう





───────────────────

お読みくださり誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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― 新着の感想 ―
全体的に深海に漂うような、その中でも、 淡い灯りがあって、、何かに絶えて 動けず、 だからこそ最後の首がとても印象的でした。 素敵な短歌をありがとうございます。
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