料理と攻撃欲求と犯罪抑止
茹でた鶏肉を手で解しながら、ふと思い付きました。
料理人には犯罪に手を染める人って少ないのではないでしょうか?少なくとも料理人の包丁で刺された様な事件は聞いた事がありません。
料理しながら物騒な事を閃いてしまいましたが。
なぜそう思ったのかと言うと、料理って攻撃欲求を満たす行為だと気付いたからです。
直接命を奪う事までしない場合でも、肉や魚や野菜を切り刻んだり茹でたり焼いたり、かなり物騒な事を行います。
これが内なる破壊衝動の代償行為になるのではないでしょうか?
Google先生に尋ねたところ、刑務所には調理師になる為の職業訓練はない模様です。
包丁を持たせられないからなのかと思いましたが、他には刃物を持つ職業訓練もありました。
教える方の都合もあるのでしょうけれど、調理師にならないまでも、自炊出来る様になるのは平和な感じがします。
お味噌汁を作る人は、服役する様な罪を犯さなそうに思えるなんて、偏見でしょうか?
そんな事を考えながら、出来上がったのは棒々鶏。
私の諸々の感情を受け止めた棒々鶏は、そこにたとえ愛情が含まれていなくても、美味しく出来ました。
もちろん、棒々鶏の素を使っています。
今回はスライサーでキュウリを千切りにしましたが、包丁で千切りにした時と比べても、出来上がりにも攻撃欲求の緩和にも遜色がありません。
やっぱり、料理はストレス解消に良いかも・・・と思いましたけれど、料理人の方は棒々鶏の素なんて使いませんよね?
棒々鶏のタレも自前で作ると、もしかしたらストレスが溜まるのかも?
いつかタレも自作したら、ストレスや攻撃欲求がどうなったのか、後書きに追記したいと思います。