かなの正体
「かなの正体だっけ」「うん。まぁなんとなくわかってるけど」「じゃあ、先にこの言って」
「なんでよ?」「このが当てられるか気になる」「まあいいか」「まぁでも、先にこのに質問いい?」「なに?」
「このは今、死にたい?」「死にたい」「なんで?」
「私は愛されてない、それに私がわからない、そして死ぬことを夢に生きてるから。」
「「じゃあ、かながこのに死ねって言ったら死ねる?」「死ねる」「うん」
「じゃあ話を戻して私の正体当ててみて」
「かなは私でしょ。小学校1~4年の私の」「なんでそう思ったの」
「かなは幼い。そして親は主権がかなだと、昔のこのだ!と言うからかな」「そっかー」「この身体はかなのなんだよね?」「あはw」「何?」
「この身体は、こののだよw」「はっ?なんて」「かなはこのが作り出した人格だよ。」
「そんなわけ」「あるんだよ!だってこのは幼稚園のころの記憶はあるんでしょ」
「じゃあかなの過去を言えばわかるかな。かなはこのが幼稚園の年中の時に
うまれたの。その時このは無意識のうちに自分が泣き虫でめんどくさい迷惑な奴だと。その感情を読みとった身体が、人気がある子の性格をコピーして、その人格をかなに託し、小1~4まで過ごさせた。かなはこのが小4のときに小1くらいの考えを手に入れた。そして、このの人格が止まっているところまで、来たから主権がこのになった。
でも手違いでこのはかなの人格を吸収しなかった。
そして、その4年間の学力も、そして、中1まで私もこのの学力を吸収できなかったから、幼ない。」
「つまり、かなはどういう存在なの?」
「かなは、このになるはずだった存在。」
「…。」
いつの間にか放課になっていて
「この、そろそろ、次の授業も始まるよ」「うん...。」
「返わる?」「うん。いっもありがと」「どういたしまして」
そして授業は私が受けていたが、かなが珍しく黒い部屋でモニターを見て勉強していた。
そこで私は聞いた。「ねえ、かなって授業中いつもなにやってるの?」
「んっあー、なにもしてない。というのはうそで日記をつけてる」
「なんで?」「いつも暇ししたから」「そっか」
ごめんねかな…
ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、ごめんごめんごめん
私が生まれてきちゃってごめんね.