二十六話 距離感
「いつも周回に付き合ってくれてありがとう」
クランやグルのみんながいてくれたからここまで頑張れたっていうことがたくさんあるのに
全然上手く言葉に出来なくて 「ありがとう」って言葉になってしまうのだけれど
その言葉にどれだけの感情や思いが隠れていることか
みんながいてくれて私は幸せです
イベントをみつけたら諦めずにチャレンジするんだよ
誰かにどう思われるかじゃなく 自分がどう感じて
試行錯誤の中に楽しみを見つけることが大切なんだ
もしレアドロップがそろわなくても 君の価値が変わったりしない
クリアした時は思いっ切り喜ぼうよ
その時周りに仲間がいればもっといいね
みんなに出会えてよかったって
グルやクランを抜けるときに思うような寂しいのは嫌だね
一緒に狩りや会話を 同じ空気を感じている間に思ってほしい
その為に頑張るよ
距離感 って意外と大事だったりする
いきなり縁を切るような そんな哀しい距離感ではなく 程よい距離の保ち方
好きだった人やグルやクランに対して苛立ったり疲れたりしたら 多分近すぎる
少しだけ距離を見直す 自分のことも大切に出来るように
ほとんどすべてを捧げた攻略や周回の果てに
ふと立ち止まって気づくことがある
疲れていたこと 無理をしていたこと とっくに限界だったこと
振り返ってようやく知る いつの間にか季節が巡っていたことを
空は青く誰もが優しかった 大切にしたいものと
大切にすべきものがあったことを
自分のことも大切に出来るように




