表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/28

二話  "適当に流していい時"なんて本当はないんだよ

仲良しのぐるめんさんが引退しちゃった


前と同じ 出会う前に戻っただけ


そう言い聞かせるのになんでだろう


出会う前には戻れない


何度言い聞かせても戻らない


ちゃんとその人がいたスペースが空いていて


何をやっても埋まらないんだよ





暖かい日差しからは春の匂いがした


次のガチャは いける気がする





半分引退して自分の時間は止まっても


MMORPGの世界の針は止まらない


歩みを止めた自分だけが 周りに置いていかれ取り残されていく


変わっていく世界を眺め 昔の友に会うために


自分の針を進めてみようと思った





16以上のグループに所属している人の心の闇は深い





全部を失ってでも欲しいものがある


と言ってリセマラに入った君のアカウントに幸あれ





ゲームの世界の最後がいつ来るかなんて分からないからね


みんなと一緒にいる時間の中に


"適当に流していい時"なんて本当はないんだよ

幸あれ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ