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一話  黙って頑張るから黙って抱きしめてください

元気にしてますか 変わりはないですか


風邪なんかひいてませんか


もう会うことも 連絡をすることもない人のことを思い出す


ずっと長く続くご縁もあれば 思い出になってしまう人もいて


MMORPGってきっとその繰り返し


出会って別れて そして思い出す





いつか 私の大好きなMMORPGの世界が終りを迎え 月日が経ち


ふとこの世界を思いおこすようなものに触れたとき 私は涙すると思います


ここにはたしかにもう一人の私がいて


仲間たちとの素敵な冒険の日々があったと





SNSのアイコンやヘッダー画像をツィートで


「フレンドさんが描いてくれました」


の一文を見ると 人気がある人なのだなあと思うし


自分との住む世界の違いを感じる





ひとりは好きなのに ひとりぼっちは嫌い


リアルと同じように ゲームの中でもそれを感じるときは


画面の向こうのみんなを感じているときです





ゲームの世界の中心が自分ではなく


「グループ」や「クラン」「ギルド」になった時から


マスターのリアルの生活が変わります






パーティ募集してても 自信がないし


足引っ張るのも怖いしで声かけれない


どんな言葉よりも


"相手に必要とされている実感"


の方が心を落ち着かせる


黙って頑張るから黙って抱きしめてください

ぎゅ

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