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雪山の試練3

さむい

死んだと思った

ていうか、アリアに迷惑かけるぐらいなら死んだ方がいいと思った

なのに、、

「ほぅ、、、あなたには素質がありそうだ、、、」

「ガイっ、、!大丈夫、、?」

なんだ、、

この状況は、、

なぜ俺に刺さったはずの矢がアリアに刺さってんだ、、、

意味がわからない

「アリア、、お前、、、」

「っ、、、」

アリアは膝から崩れ落ち、俺に倒れ込んできた

「なぁ、、おい、、起きろよ、、、」

保温魔法がきれてる

このままじゃ、、、

「おい、、雪山で、、寝たら、危ないんだぞ、、なぁ、、」

何やってんだ、、俺

どんどん冷たくなっていくアリアを見て、自虐の笑みがこぼれた

ちょっと強いからって調子に乗って、、挙句の果てに女に守られて生きてるって、、なんだよそれ、、

女守るのが男の役目だろうが、、

何守られてんだ

だっせー俺

足音が近づいてくる

その音は俺とアリアの前で止まり、静かに魔法を出した

「あと5年遅ければ、、、その子には見込みはあったかもしれませんね、、、さようなら、、若き戦士よ」

振り下ろされる手がゆっくりに見えた

動け

動けよ俺

『シールド』

誰かの声が聞こえた

と同時にアリアの手が光った

「これは、、、」

召喚魔法、、?

「こら!ガイ!!何ぼさっとしてんだ!!立て!!」

「リリアン、、?なんで、、ローズ様の護衛で向こうにいるんじゃ、、、」

「アリアの手に書いておいたのよ!もしもの時の召喚魔法陣!!まさか、、こんな寒いとこに召喚されると思ってなかったけどね!!」

「そ、、か、、」

「それよりなに!?女の子に守られて!悔しくないの!?女に守られて死ぬんじゃなくて!女守って死になさいよ!!」

そうだよな

大丈夫

「すまねぇリリアン。アリアに保温魔法かけててくれねぇか」

覚悟きめろ俺

「ええ。任されたわ」

「ちょっとあいつぶん殴ってくる」

「これはこれは、、勝負しがいのある目になりましたね、、」

単純な剣じゃ、もうこいつには何があっても勝てねぇ

、、そういや、魔力がなんとかって言ってたよな、、

なんだっけ、、

魔力を使う、、、だっけか

剣に、魔力を、、?

「やってみるか、、」

『ファイア』

剣に手をかざし、魔力をこめる

「ぐっ、、、!?」

なんだ、、これ、、!?

魔力が、、ものすごいスピードで減っていく、、

「気が付きましたか?それが魔力をこめる、というもの」

「これが、、」

剣を構える

そんなに長くはかけてられねぇ、、

一撃で決めるなんてのは不可能だ

だからっ!!

あいつのスピードを上回ってやる!!!

「うおおおおお!!!!」

剣と剣がぶつかる

息をしている暇さえない

とにかく振れ

振れ振れ振れ振れ振れ振れ振れ振れ

「くっ、、、これは、、まずいですね、、」

こいつの顔が初めて歪むのを見た

愉快だ

今ならなんだって俺はできる気がする

アリアが守ってくれたこの命

あいつを守るために使うんだ!!

「ああああああ!!!」

あいつの首に剣をっ、、!

切れた

魔力が

「おやおや、、」

寒い寒い

手足に力が入らない

件を持つ手が震える

目の前が、、霞む、、、

「ヒ、、ロマ、、、っ、、」

俺の、、負け?

ヒロマは首にあてられた剣をもった

「おめでとうございます。あなたは私に勝ちましたよ」

「へ、、、」

かった、、?

「剣士たるもの、首に剣をあてられて勝ちを言うものはおりません、、、」

ヒロマが、ふるふると首を振った

「じゃあ、、、」

「ええ」

ヒロマは俺の剣を首から離し、俺の手を握った

「我が国の入国を許可致します!ようこそ魔法の国、ダースへ!!」

その言葉を聞いた瞬間、足から力が抜けた

雪に埋もれた俺を救出したリリアンは俺の手をとりブンブンと振り回した

「ガイ!!やった!!すごい!天才だよ!!!ほんとにすごい!!!ね!アリア!!」

保温魔法により回復したアリアがこちらに歩いてきた

と思ったら抱きしめられた

「うん!ありがとう、ガイ!」

「、、ごめんな、、アリア、、俺なんかの為に、、」

「いいよ別に。傷なんてすぐ回復するんだし!ガイが無事で良かった」

「、、、うんっ、、、」

頬に熱い何かが流れた

寒いのに熱いってなんだこれ、、

「いやぁ、お熱いですわねー、、ね?ヒロマさん」

「そうですね、、、式はいつがよろしいでしょうか、、」

なにやら聞き逃せない会話が聞こえてきたぞ

「こら!!2人とも!!何よ!!聞こえてるよ!!」

アリアも俺を離して2人の所へ走っていった

するとヒロマが俺の所へ来て俺の体の上に手を置いた

「今、回復魔法かけますね」

なんだ、、優しいじゃんこいつ

「ありがとうヒロマ」

「えっ!そんな、、!ありがとうなんて、、!い、言われても嬉しくないですから!!」

なんだこいつ、、、

と思っていると、向こうからなにかが開く音がした

「あっ!みなさん!急いでください!!扉が開きましたよ!!」

「行くよ!ガイ!アリア!!」

「わかってるよ!!ほらガイ、立てる?」

「ああ、立てるよ!」

他の奴ら、無事かなぁ、、、

あー!さむいー!

寒すぎて冬眠したい


おもしろいと思った方はこれからもよろしくお願いします!!!

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