酒は怖い
ぱぁ
あ、すいません
「お嬢様。入りますよ」
「どうぞ」
「失礼しま、、なんだ。あんたもいたの」
「あんたって、、失礼だぞ」
ローズに呼ばれて部屋に行ってみればそこにはローズとグレイスがいた
「で、なんで呼んだんですかお嬢様」
「敬語使いながらその汚物を見るような目やめてよ」
そんなにえげつない目をしていたのだろうか
私は数回瞬きをしてもう一度ローズをみた
「で?」
「ああ、、グレイスにアレンをどうやって諦めたのか聞いてたのよ」
「なにそれ興味ある」
「今から話すから聞いていけよ」
「あたり前」
「お前らに突っかかった日の次の日、、」
そこから始まったグレイスの話は色んな意味で衝撃だった
お前らに突っかかった日の次の日、僕は普通にいつも通り皇宮で働いていたんだ
そしたら、
「グレイス。アレン殿下がお呼びだ」
と知らないおじさんに言われた
そのままそのおじさんについて行きアレンの部屋まで行ったんだ
「アレン殿下。グレイスです」
「ああ。入りたまえ」
「失礼します」
僕が部屋に入ると真剣な顔をしたアレンがいた
僕は何事かと思ったがただの召使いなので口を開かなかった
2分ぐらい僕はその場に突っ立っていた
正直すごく暇だった
でも、その時の僕にはアレンを好きだという気持ちがあったから見れるだけでもすごく感動していたのかもしれない
そして、ようやく口を開いたアレンから出た言葉は僕の恋愛感情を見事に砕いたんだ
「グレイス、、君。昨日ローズの部屋に行っていたよね。
何しに行ったのかな」
「昨日は冷えましたから毛布を持って行っただけです」
僕はとっさにそれっぽい嘘を言った
「そうか、、なら、見たのだな」
「、、、何をですか?」
「ローズの、、、ネグリジェ姿をだ!!」
「、、見ました、、けど」
「どんなだった!?ああ!彼女はとても愛らしいからきっと薄いピンク色のネグリジェなのだろうな!!いや、しかし意外とブルーも似合うかもしれない、、で!どうだった!?」
鼻息荒く女性のネグリジェ姿を聞いてくる人を初めて見た
しかも、ピンクであってるし
そして僕は思った
僕、なんでこの人に惚れてたんだろ、と
「覚えていません。大体、貴方様なら何時でも見れるのでは?」
僕はそう言ってその部屋を早足に出た
あとから聞いた話だが、その日アレンはお酒を、しかもめちゃくちゃ強いお酒を飲んでいたらしい
「あれは、酒の影響だと思いたい、、、」
ローズの部屋に沈黙が訪れた
いや、静寂だった
カチカチという時計の音しか聞こえなかった
「、、、アン。」
「はい。お嬢様」
「私、、未練もくそもないかもしれない、、」
「、、、、」
「一刻も早く家に帰りたい」
「、、、ですよね」
「じゃあカメラは、、」
「カメラはいる」
カメラはいるんだ、、
その日の夜、私とローズとグレイスは風呂から出てきたアイシャが来るまで一言も喋らなかった
まあ、、どんなイケメンにもそういう1面はあるものですよね、、、
元気だしてこローズ
では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!




