仲良し大作戦
途中からローズ視点です
「は!?」
いやもうほんとには!?しか出てこない
カオスすぎないか!?
じゃあ私たちは2人にはめられるって訳?
いや、4人?
「え、じゃあ私達の味方は、、、」
「いるかわからないの、、」
、、、、
ざっけんな!!!
は!?
「じゃあヒロインはもう1人いるってこと!?」
「そうよ。恐らくね。確か名前は、、アイシャ」
「アイシャ、、、うん。聞いたことないわ」
「でしょうね」
今のところ絶対の敵はティアラとザカリーという男
ヒロインの2人は分からないけど警戒はしておかないと
「どうしよう、、、これじゃあ片一方が解決したところでどっちにしろ処刑だよ、、、」
もうこうなったらあれしかない
奥の手だ
「ローズ、奥の手を使おう」
「奥の手?」
「そう。すなわち、、、皆で仲良くしよう大作戦!!」
「お、おう」
口調戻ってんぞ
「どういう作戦なの」
「その名の通りだよ。要は敵対してるからダメなんだよ。色んなお話でも悪役と仲良くなればなんとかなる話もあるじゃん?」
「あったっけ」
「あるんだよ。 多分」
「おい」
「だから!私達もそれを実行しよう!」
わかってる
すごいバカなこと言ってるって
でもこれしかないじゃない
「わかったわ。」
「そうだその意気だ!」
「アレンの妻はこの私よ!!」
「あんな男か女かも分からないようなやつに渡すな!」
「「仲良し大作戦開始だ!!!」」
私立ロースチェント学園
「アン。こっちはOKよ」
「了解です。お嬢様」
神聖な学園に怪しげなトランシーバーを持った2人がいた
「もう一度確認するわ。私は今から表のヒロイン、アイシャと思われる人物に会い、親睦を深めるコレでいいわよね?」
ローズは誰もいない廊下でアンに話しかける
「できたら、でいいです。とりあえずどんなやつか見るのが大切です」
アンもまた、学園の寮から話しかけていた
「おっけー」
「頑張ってください」
「任せなよ」
さてと、アイシャだったよね
あ、どうもローズです
さて、いまからアイシャと思われる人物に会いに行きます
どうやら同じ学年のよう
「あれ?ここって、、、」
アイシャと思われる人物がいたのはローズが所属しているクラスだった
まじか
まさかの同じクラスにいたのか
ここは、公爵令嬢らしく、、
「あら、ごきげんよう」
「あっ!ごきげんよう!!」
元気がよろしい
「あなた、ここで何をしていたのですか?」
「忘れ物をしてしまい、取りに来ていました!」
だから、元気がよろしいのよ
「あっあの、、私のアイシャと言います!良かったらお友達になりませんか!?」
おっと、私これ知ってるぞ
ゲームのシーンだ
ようやく来た
転生っぽいやつ!!
確かゲームではこのさしのべられた手を払っていたのよね
なんてことを
こんなに可愛い子の手を
ここは、公爵令嬢らしく気品のある挨拶で行かなければ!
「はじめまして。ルシアード公爵家長女、ローズ・フォン・ルシアードと申します。どうぞよろしく」
ふっ、、、
完璧な挨拶だ!
「はいっ!よろしくお願いします!!ローズさん!」
アイシャはそう言ってローズの手を両手で握手した
よっしゃ!アン!やったよ!!
その時だった
「あら?ローズ様?」
なっ、、、
この声は、、
ティアラ、、、と?だれ?
「この方がローズ様?」
「そうよ。私のお姉様になられる方よ」
いや、まあ、そうだけども
絶対やだわ
ならせないけどな
「というかザカリー。頭が高いわよ。言ったでしょ。
私のお姉様になる方なのよ?皇族になる方なのよ」
なれたらな
「申し訳ございません。私、ローザ子爵家のザカリー・ジョー・ローザと申します」
こいつがザカリー!
じゃあこいつら、、もう仲良くなって、、!!
「所でローズ様?この方は?」
ティアラがアイシャの方を見た
おいおいおいおい
気まずすぎだろ
「はじめまして!アイシャと申します!」
「アイシャ?」
ティアラの顔がほんの少しだけ動いた
さすが貴族
「はい!ローズさんとお友達になったんです!ね!ローズはさん!」
「あ、、ええ、、まぁ」
パチンッ!!
教室に乾いた音が響いた
「え、、、」
ティアラがアイシャを叩いた音だった
「恥を知りなさいっ!!このお方は!第1皇子である、アレン殿下と結婚するのですよ!?未来の皇后なのです!お前のような名字のない、ただの平民が馴れ馴れしく喋りかけて言い方ではないっ!!!」
、、、あれ?
ティアラってこんなに熱い人だったっけ、、、
いや、さすがに性格までは変わってないはずなんだけどな
やべぇアイシャが半泣きだ
「ローズ様。行きますわよ。こんなやつ相手にしてるだけ時間の無駄ですわ。」
ああ、なるほど、これがきっかけでアイシャはいじめられるんだ
私とティアラに、、
いいの?このままティアラについて教室を出れば、また、同じように、、、!!
「ティアラ様。少し言い過ぎですわ」
「ローズ様。ですがこいつは時期皇后となるあなたを侮辱いたしたのですわよ?」
私もノリノリでしたすいません
でも
「この者が無礼な行いをしたのは事実です。が、ただの平民が私たちの顔や身分を知っているはずがないでしょう。それも今は同じような服装です。分からなくてもしょうがないのでは?」
きまった、、、
「ですがローズ様はそれでいいのですか。この者をアレン殿下に言えば速攻退学ですわよ」
いや、退学ではきっとすまない
アレンのことだから、処刑されるわ
「ええ、だから」
私は夏樹だが1人の公爵令嬢だ
家の品格は落とさせない
ローズはアイシャの方を見てこう言った
「次はないわ」
それを聞いて満足したのかティアラは私に一礼をしてザカリーと共に去っていった
ふぅ、これでひとまずアイシャとは仲良くなれたはず、、
「もっ、、申し訳ございませんでした、、」
、、、、あれ?
え?
なんで泣いてんの!?
その時ザザっと言う音がポケットからした
あ、トランシーバーの電源切るの忘れてた
私は慌てて外へ出てトランシーバーを耳に当てる
「アン!どうしよう!泣かせちゃった、、、」
「いや、、うん。多分あれだね、、ティアラに懐かれたんじゃない?」
「、、、、え?」
「いやだってローズのために怒ってくれたんでしょ?それもう下僕じゃん」
「え、親友ポジになっただけじゃあ、、、」
「それでもマシじゃない。お前、前嫌われたんじゃなかったっけ?」
「あ、、、」
「向こうに何があったのか知らないけど、もしかしたらそっちに着くのが正しいのかもね、、」
アンのその言葉にローズは首をかしげた
「どういうことよ」
「あなたはアレンと結婚したいんでしょ?そうなればあの性別不詳のグレイスをどうにかしなければならない。そう言う悪知恵はきっと、ティアラの方が働くわ。もしかしたら、この混じった世界では、ヒロインが悪役なのかもね、、、」
さてさて、ヒロイン同士はどうなるのか、、、
ていうかヒロインは誰なのか、、、
では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!




