懐かしいあの味
おばあちゃんの料理にハズレとかないよね
馬車で3日移動したところに王都はあった
「ここが、、、王都、、、」
そこには公爵領よりも華やかな街が広がっていた
「アン!すごいわ!!これが王都なのね、!」
馬車から降りてはしゃぐローズを止めようとも思ったが、其れよりも好奇心の方が勝ってしまい、馬車から出てしまった
「あ!あれ!焼き鳥じゃない!?」
「ちょ、、!」
ローズが見覚えのある焼き鳥を見て走っていった
まったく、公爵令嬢としてのプライドはないのか?
あ、中身違う人だったわ
「ほら、アン!買ってきたわ!」
そう言ってローズに手渡されたのはちょっと違うけど確かに焼き鳥だった
「おいしいいい!もうここに住みたい!!」
「絶対ダメだから!、、うん、、だめ、、うん」
ローズに鋭いツッコミを入れたが何となく元の世界と雰囲気が似ているここに住んでみたいとも思ってしまった
「じゃなくて、アレンに謁見しに来たんでしょ」
「はっ!そうだった!焼き鳥が美味しすぎてつい、」
そういうローズの手には大量の焼き鳥の串が握られていた
「ちょっとまって、何個食べたの」
「え?いち、に、さん、よん、、いっぱい」
「お前、もう今日何も食べんな」
「え、なんで」
「太りたいんかお前は」
ああ、本物のローズが可哀想だ
こんなクソみたいなやつに憑依されて、、
じゃなくて!
謁見!!
城!
皇帝!!
一大事!!
「はい。行くよー、早くその串捨ててきて」
ローズを半分引っ張りながら元いた馬車を目指す
そのとき、薔薇の匂いがした
(あれ?この匂いたしか、、、)
心当たりがあり、匂いのした方を振り返るがそれらしき人物は見つけられなかった
「ちょっとアン。行くわよ」
「はいはい」
馬車に乗る頃にはそんなことすっかり忘れていた
「それにしても、なんだか元の世界に帰ったみたいだったね」
ローズが懐かしそうに窓の外を見ながら言った
「そうだね。いつかまた、見られるよ。」
私がそう言うとローズはふふっと貴族らしく笑った
「そうえば、あの教頭元気かなー」
「逆にあいつが元気じゃなかったらそれこそやばいでしょ」
「たしかにね」
思い出話にふけっていた私達は忘れていた
ここが異世界だと
そして、私と夏樹はメイドと貴族ということを、、、
薔薇の匂いとはなんなのか、、
薔薇風呂ってあるらしい
なんか入ってみたいな
では、何かとと思った方はこれからもよろしくお願いします!!!




