少年の日課編1
かなり短めです。次回はそこそこ長くなります。
マイナー村の少年 ウォレンは、村長の家に行って、新聞を読ませてもらうのを日課にしている。
かつて株を買い、そして株価うなぎ登りのテッドorアライブの記事を読むのが楽しみなのだ。
昨日の王国経済新聞の記事では、城塞都市の危機をテッドorアライブが救ったと、一面に載っており鼻高々だった。
王国スポーツの記事では、『尻から火が出て大回転!!』なんていう馬鹿げた記事が載っていたが、テッドとアライブに代わって名誉毀損で訴えたいくらいである。
株屋のお爺さんが言っていたパーフェクトオーダーも凄く頑張ったみたいだけど、
魔牛の大群を食い止め、何故かリザードマンの大群が返って行ったのはテッドorアライブの功績らしいので、僕の勝ちだ。
以前は貧しい村だったマイナー村は、価値の著しく上昇したテッドorアライブ株を担保に資金を調達。農業の工業化を推進し、今ではかなり豊かな村になってきた。
次は、焼き芋を夏にも美味しく食べれるキャンペーンに投資をして一儲けだ。
少年は、笑顔で焼き芋を頬張りながら次の投資計画を策定していた。