表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/196

城塞都市防衛戦2

ごめんなさい。パルン目線の話の為にかなり短めです。

 パルンは赤い布を捨て、魔牛を突き放して、全速力で城塞都市に向かった。


 リーダーの最後の言葉が彼を突き動かす。


「俺達は常に最善を尽くす。それがパーフェクトオーダーだ。パルンお前の最善を尽くせ 」


 最善を尽くし、運を天に任せてこそ道が開ける事がある。俺達はそうやって苦難を乗り越えて来た。


 しかし……今度ばかりは……


「誰か……神でも悪魔でもいい。誰かみんなを救ってくれ……」


「ずっと一緒にやって来たんだ……俺を一人にしないでくれ……」


 小さな呟きと共に嗚咽が漏れる。


 ドドドドドドドド!!!


 その時、街の方からものすごい轟音が聞こえ、土煙を撒き散らしながら何かが接近してきた。


 涙で滲む目を向けるが、その何かは刹那ですれ違い、目で捉える事は出来なかった。


 しかし、パルンはすれ違いざまに確かに聞いた。


「承りました 」


 という誰かの声を……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ