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腐世界改訂メモ  作者: たんぽぽ
12/15

#ハーレム?

翌日、昨日と同じように『フィーナHOUSE』と看板のある一番左の家のチャイムを押す。


朝ごはんはもう済ませてある。

白ご飯と味噌汁、魚、野菜が2つの、純和風。

戸棚の奥底深くに、包丁は隠れていたらしい。見つけた雛菊は嬉しそうだった。




フィーナは昨日と同じく、ノータイムで出てくる。


「中へどうぞ。」


相変わらずの抑揚の無い声で、家の中へと促された。



家の奥。広い部屋には4人の先客がいた。


一人は6歳くらいの女の子。パッと見、猫っ子。

髪は銀と淡いピンクが混ざったような……そんな色。瞳は赤。頭には猫耳、おしりの辺りからは薄桃色の毛がフサフサと生えた尻尾まである。


一人は同じく6歳くらいの女の子。こちらは犬っ子。

犬耳が生え、毛色は黄土色(おうどいろ)に銀を混ぜたような。別の言い方をすれば、金色が少しくすんだような色。髪色も同じ銀黄土色。瞳はオレンジがかった黄色だ。



そしてあとの2人は恐らく双子。

黒瞳黒髪。制服姿。

顔立ちも日本風。



合計4人の先客さん達。



「うわっ。男……。」


双子の内の一人が言う。

対してもう一人は怪訝そうな顔。

ついでに6歳くらいの二人までも、俺に嫌そうな顔を向ける。





何、この歓迎されていない感じ……。


ハーレムにはなりません。

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