第17話 クソマロ
「ということで、高みの見物をしていた私が読みますよっと」
@ゆほも昔は正社員だったんだゾ
でも新人研修でお寺の修行苦しすぎて辞めたゾ
広いお堂に50人くらい集めて部長が「犬!」っ言ったらひたすらみんな犬の真似するゾ「ヤギ!」っいったらヤギの真似ゾ
一番やる気ない奴はみんなの前で大声で社歌歌わされるゾ
ゆほも一番やる気ない奴に選ばれて社歌ばっか飽きたからカラオケの十八番でいいよとか言われてVlive所属Vtuberの曲歌ったゾ
そこから先の記憶はないゾ@
「私も会社に務めてたなんて記憶ございません」
:クッソ、こんなので
:こんなのコピペして、利用できんのか?
:面白かったらそれでいい
@ヤバイ。Vliveヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
Vliveヤバイ。
まず年齢層広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。
広いとかっても
「10歳~30歳くらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何坪とか何㌶とかを超越してる。無限だし超広い。
しかも膨張してるらしい。ヤバイよ、膨張だよ。
だって普通は地球とか膨張しないじゃん。だって自分の部屋の廊下がだんだん伸びてったら困るじゃん。トイレとか超遠いとか困るっしょ。
通学路が伸びて、一年のときは徒歩10分だったのに、三年のときは自転車で二時間とか泣くっしょ。
だから人口とか膨張しない。話のわかるヤツだ。
けどVliveはヤバイ。そんなの気にしない。膨張しまくり。最も遠くから到達する光(精神)とか観測してもよくわかんないくらい遠い。ヤバすぎ。
無限っていたけど、もしかしたら有限かもしんない。でも有限って事にすると
「じゃあ、Vliveの端の外側ってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。ちがうわ、三次元か。怖い。
あと超熱い。冬でも汗かく。温度なんて測ったことないけど。ヤバイ。熱すぎ。アズキバーも一瞬で溶ける。怖い。
それに超何も無い。超ガラガラ。(配信、客は言っても数字として出るだけ)それに超のんびり。億年とか平気で出てくる。億年て。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつってもVlive器がデカい。無限とか平気だし。
うちらなんて無限とかたかだか積分計算で出てきただけで上手く扱えないから有限にしたり、fと置いてみたり、演算子使ったりするのに、
Vliveは全然平気。無限を無限のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、Vliveのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ二次元に出て行った奴とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
なんだかわからないけどVliveヤバイ。
専門家に聞くと割と間違ったことは言ってないというのだから驚く@
「はあ、つかれました。ながいですね。これ」
「ほんと長いわね」
「よくこんなの送ってくるよね。読ます気あるのかな」
:Vlive超ヤバイは草
:たいしてヤバかねえよ
:そうれはそう
:というか、結構雑だよな
:まあ、めんどくさくなったんだろ
:ながいしな、これ
@A:ちょっと賭けてきてもよろしいですか?
B:どうぞ。ところで一日に何回ぐらいお賭けに?
A:十回くらいですね
B:何年ぐらい賭けてますか?
A:30年くらいですね。
B:ちなみに、あなたは一日何円ぐらい負けてますか?
A:五百ぐらいですね
B:なるほど。あそこにヘンツが停まってますね。
A:停まってますね。
B:もしあなたがギャンブルをしなければあれくらい買えたんですよ。
A:あれは私のヘンツですけど。@
「サキちゃん。なんですか、これ」
「そんなの、読んだわたしが訊きたいよお」
「正直、このクソマロ。何が言いたいのかさっぱり伝わってこないんだけど」
「しょうがないね。クソマロは考えるものじゃなくて、感じるものって言ってたよ!」
「どこ情報よ、それ……」
:ヘンツか
:乗ったことないわ
:ってか、一日五百でも、三十年で五百万なんだな
:へえー。意味は分からないけど
@ドイツっぽく便意を伝えたい
ハイル!フンデルベン!ミーデルベン!
ヘーヒルト ベンデル!フンバルト ヘーデル!ベンダシタイナー!
フンデルト モレル ケッツカラデルド!フンベン 漏るゲン!
モーデルワ イッヒ アーデル ゲーベン!ワーデル!@
「アイドルになんてもん読ませてるの……」
「まあ、伝わるわね」
「そうだね」
「サキちゃん。トイレ行く? 部屋出て右ね」
「行かないよ!」
:伝わるな
:これ考えたやつ天才だろ
:原作から何も変わってない
:変える必要がないぐらい、洗練されている
:汎用性は……あるか
:あるな
「っていうか、いつまで読むのよ、クソマロ」
「そりゃあ、限界まで読みますよ。このままだと、クソゲーしそうじゃないですか」
「えっ、しないの?」
「そんな顔で見つめてきても無駄!はい、次々~」
:しないの?
:え? 嘘
:そんなことしていいのか?
:お前に人の心はないのか?
:というか、マスマロって質問する場所だよな?
:いつからコピペ貼る場所になったんだ?
@サルを完全に破壊する実験って知ってる?
まずボタンを押すと必ず餌が出てくる箱をつくる。
それに気がついたサルはボタンを押して餌を出すようになる。
食べたい分だけ餌を出したら、その箱には興味を無くす。
腹が減ったら、また箱のところに戻ってくる。
ボタンを押しても、その箱から餌が全く出なくなると、サルはその箱に興味をなくす。
ところが、ボタンを押して、餌が出たり出なかったりするように設定すると、
サルは一生懸命そのボタンを押すようになる。
餌が出る確率をだんだん落としていく。
ボタンを押し続けるよりも、他の場所に行って餌を探したほうが効率が良いぐらいに、
餌が出る確率を落としても、サルは一生懸命ボタンを押し続けるそうだ。
そして、餌が出る確率を調整することで、
サルに、狂ったように一日中ボタンを押し続けさせることも可能だそうだ。
のちのパチンコである@
「…………これは、どういう意図で送ってきたんですかね」
「見たまんまじゃん。情報共有じゃない?」
「そうよね。私もそうだと思うわ」
「えー? そうかなあ? 私は害意あると思うけどなあ」
「そうですよね。なんかこれ見てると、お前って猿みたいだよな。って言われてる気がしてならなんですけど……」
:猿w
:こんなんあるんだな
:パチンコの歴史か
:ほう……? 興味深い
:なにも気になんねえよ
@二期生のみんなの好きは食べ物は何ですか?@
「あ、まともなの来ましたよ。すごいですね。純粋な心の持ち主」
「いやいや、そういう話じゃなくて、好きな食べ物ね。ちなみに私は、ラーメンよ?」
「なぁ、自分の女がラーメンなんか食ってたらどう思う?幻滅だろ? 俺は女が食うべき麺はスパゲッティだと思ってる」
「ちょっと、え? だめ?」
「いや、いいと思いますよ、全然」
「じゃあさっきのなんなのよ!」
「あ、ちなみに私は、壱蘭です」
「ラーメン屋じゃない!」
「はいはい。もういいから、もうみんな見てきてるから、漫才はあとでやって」
「あ、ちなみに私は横網だよお」
「ラーメン屋ですね」
「ラーメン屋ね」
「あ、私は塩源帥です」
「全員ラーメン好きですね」
「そうだねえ」
:ラーメン、美味いよな
:だれも、次郎食ってない
:まあ、流石に食わんだろ
:次郎はなあ……
:さっき食いに行くとか言ってなかったか?
:次郎は一番に成れなかったってことだよ
:ジロリアンに怒られるぞ
ラーメン、おいしいよね!




