126.人物紹介
ヘルムート・フォン・ランベルト 40代 大柄 金髪
ルードヴィヒの嫡男。次期公爵に内定している。文武両道で、国王陛下とも仲が良い。ルードヴィヒたちが王都に行っている間、しっかりと公爵領を守っていた。妻は二人、妾も二人。愛人多数。4男5女。既に孫息子が生まれていて公爵家の次代、次々代は安泰である。アンネローゼの兄で、マリーの伯父。妹のアンネローゼやベアトリクスを可愛がっていた。父、ルードヴィヒには頭が上がらない。
ヒューバート・フォン・ロイジンガー 40代 背が高く、茶髪短髪
王国第四騎士団団長 第四騎士団は魔物狩りの部隊で、ハンターよりも高位の装備と対魔物戦術を持っている。王太子殿下とランベルト公爵の要請により、ラントに従う。侯爵家の分家の出身
ガンツ 20代後半 160cm 灰色の髪
二級ハンターの凄腕の斥候 短剣使い 一級ハンターパーティに属している。パーティリーダーの名はザップ。酔ったラントに馬鹿にされ、挑み、軽くあしらわれる。
リリアナ 薄い金髪翠眼 170cm 腰まで長く髪を伸ばしている。超絶美形。マリーとは違ったタイプの気が強いタイプの美人。
イシスの枝の里の族長の娘で兄がいる。天才肌で僅か三百才の若さで里の誰よりも強い。敵うのは父の族長だけである。奔放な性格でエルフの傲慢さを隠そうともしない。人族などひれ伏して当然だと思っている。
ラントの事が気に入り、伴侶にしようとする。
ニコラウス・フォン・パスカヴィル 30代後半 185cm 銀髪碧眼
帝国の暗部を古くから司るパスカヴィル侯爵家の次男であり、幼い頃から頭角を現し、神童と言われるほどだった。
パスカヴィル家は長男が侯爵家を継ぎ、次男、三男以降は暗部に入る事が慣例となっている。女子も同様で鍛え上げられる。
ニコラウスは帝位争奪戦で現皇帝陛下の力になり、その功績に寄り皇帝陛下より子爵の位を賜り、フォンの称号を得る。
帝国暗部の更に特殊部隊、パスカヴィルの猟犬を率いる。その剣の腕はラントに匹敵し、魔法の腕もほぼ互角である。天然の魔眼持ちであり、その両目は相手の魔力を視覚化する。
上空より超級魔法〈獄炎〉で先手を取られ、更にリリアナの横槍によりラントとの決着を諦め、〈転移〉が封入された宝玉を使い逃走した。
丹精籠めて育てた部下を多く殺され、必ずラントの首を自身の手で取ると決心した。




