中世の戦争
私は見習い兵として戦場に赴いた。しかし、私の銃は持ってきていないので、剣で戦うことになった。
今フランス王国と神聖ローマ帝国の最前線へと足を運んだ。
「気持ちの整理などはついたかね?」
「気持ち?」
「ああ、そうだもしかしたら今日お前は死ぬかもしれないからな」
「私に悔いなんてありません...」
「そ、そうか...」
私は彼女の眼を見た。光がなく希望も何もない感じだった。いったいこの子に何があったんだ?そう問いたくなる目だった。
XXX年 7月 神聖ローマ帝国最前線
悲惨だ。ほとんどの人間が肉弾戦を繰り広げている。すごく血生臭い。
「我々、義勇兵部隊は敵の物資を輸送している基地をたたく!準備はよいか!」
『はい』
XXX年 8月 敵輸送基地前の森林
「今から敵地に進む、警戒を怠るな」
周りを警戒しながら進む、私たち。見えてきた。石で作られている建物だ。かなり物資が運ばれていて、たくさんの人がその仕事をしている。勿論警備の兵士が10人ほどいる。どこを狙ったら殺せるんだ...
「突撃!」
声が聞こえた。義勇兵だから、雑な扱いだ。それに、見習いだ。
次々に、人が物陰、森林から出ていく。私も例外でわなかった。素早さと動体視力を生かして突撃。敵の剣をよけて首を切り裂く。隙だらけだ。そうして私は5人殺した。しかしまだ終わりではないだろう。騒ぎを聞きつけて中から人が出てきた。
「こいつらを殺...ガ八っ」
しゃべらせずにそいつを殺した。私が、偉い人?を殺した。そのおかげで勢いがついたのか、あっという間に、制圧した。
XXX年 9月
オリビアという名は瞬く間に広まった。