怪しい手紙
友達がいなくなった。けど私は何も感じない。思い出した。感情がないって言われたのはエマだった気がする。これからどうしよう...私は軍の寮に行き、荷物の整理をしていた。コンコンとドアをたたく音がした。
「オリビアちょっといいか」
なんだろう?私なんかしたかな?はいと返事をした。上官だった。
「このことは、極秘で今から反すことは極秘中の極秘で、政府は知らないことだ。絶対に情報を漏らさないようにしてくれ」
ずいぶん入念だ。そこまでしてなぜ私に伝えてくるんだ?
「わかりました」
「本題に入るとする。君のことそれと親のことだ。君のお母さんからは、終戦したら伝えてくれと言われている」
お母さん?親?私の思いもよらぬ単語が耳から脳へと送られてきた。
「これを...」
1枚の手紙をもらった。
「君のお母さんからだ。信じられないかもしれないが、これは本当なんだ」
かなり古そうだし合ってはいるのだろう。でも、やっぱり信じれない。
「信用はしてませんが、読むだけ読んでみます」
「ああ、よろしく頼む...」
そうして私と上官は別れた。とりあえず私は、手紙を読んだ。
『こんにちは。これを読んだということは無事終戦してるみたいですね。それと、これを読んでいるということは、生き残ってくれたというわけですね。よかったです。紙に書いてある所へ行ってください。お母さん、お父さんはあなたを守れませんでした。そこですべてを知ってください。」
私はそこへ行った。