1.このスキル、チートだった
あらすじ
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俺は学生であり、動画配信者だ。
いや、だったと言った方がいいのか?
正直自分でも今の状況がわからない
だって
なんか見知らぬ土地にいたんだから
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少し前のこと
俺はあるゲーム実況シリーズの最終回の編集をしていた
気が付いたらもう12時だった
「もうこんな時間か、そういえば飯食ってなかったな」
でも次の動画の収録をしないと間に合わないな
と、こんなことで葛藤していると立ち眩みがしたので、今日はもう寝ることにした。
ベットに入って早々、疲れてるのか何かが聞こえた
【************】
どうせ幻聴だろうと思いすぐに寝た
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現代
思い返してはみたが、なぜここにいるのかの説明がつかない。
仮にあの「幻聴だと思ったもの」が鍵だとしてもだ。
考えられるのは、
1、タイムスリップ
2、ワープ
3、夢の中
4、寝てる間に文明が滅んだ
5、異世界に転移
このどれかだとは思うが、
一番ないのは4番だな
文明が滅ぶほどの何かがあったらさすがに起きるはずだ。
1、2番もないな
なぜかって?
遠くの空に火を噴いているドラゴンがいるからだ。
さすがに地球にいなかったはずだ
となると残されるのは3、5番
5番はドラゴンがいるだけで信憑性が増している
もしや、ラノベ展開では?
そう、俺はラノベをよく読む。
「といってもどうしろと」
そこであることをひらめいた
「異世界ならスキルとか魔法とかあるんじゃね?」
ということでやってみた
《ステータス》
すると、半透明のボードがでてきた
「あたりだな」
では確認してみるか
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名前:l入力してください
レベル:1(0/3)魂の進化度(0.00%)
職業:動画配信者
恩恵 編集者スキルが与えられる 自室で能力値UP
能力値:
HP 10/10
攻撃力 1
防御力 5
スピード 2
魔力 20
スキル:
≪ユニーク≫
編集者(スキル内包)
≪コモン≫
料理レベル5
夜目
鑑定レベル10(MAX)
≪耐性≫
精神苦痛耐性(80%カット)
肉体苦痛耐性(30%カット)
魂苦痛無効
魂攻撃無効
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(。´・ω・)ん?
「なんか俺弱くね?自室で能力UPって引きこもれってこと?
ただ何かあっても少し辛くなくなるだけで
っていうか魂苦痛・攻撃ってなに?」
まぁ、鑑定があるだけましか
「ていうか名前がないだと?」
そして名前を思い出そうとするが出てこない
「新しくつけろってことか」
異世界っぽい名前かぁー
「よし!今日から俺はアルだ!」
名前を決めたところで
一番気になるのは
「編集者って何?」
「たしかに動画の編集するけどパソコンなきゃ出来なくない?」
どうやらスキルが内包してあるようなのでそれに賭けるしかなかった。
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≪ユニーク≫
編集者:
内包スキル
・編集
・コピー
・カット
・ペースト
・作成
・消去
・巻き戻し
・先送り
・一時停止
・再生
・置き換え
・自動
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(´・ω・`)
「これ全部IT機器ないとなにも出来ないやつじゃん」
あいにくここは異世界だ
そんなものはない
オワタ
だがアルはまだ知らない
「編集者」の本当の能力を
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どうも、たっくんです
この小説が初の投稿になるので、この先つじつまが合わなくても温かい目で見守っていてください
失踪しないように頑張ります。