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課金チートのボッチ生活  作者: 美香
第八章

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99/103

⑦クエスト「真相を暴け!」ー前

トロトロトロトロ……、ノロノロノロノロ……、要らん処が多い、多過ぎて酷過ぎます、すみません……。


2025/11/29 プチプチ編集しました。

2025/12/4 プチプチ編集しました。

2025/12/9 プチプチ編集しました。

クエスト「黒か白か!」

概要:

数日前に勃発した殺人事件の容疑者の元冒険者の男に掛けられた嫌疑を確定させるor晴らす事。

期日は3日後の裁判まで。


クエスト「真相を暴け!」

概要:数日前に勃発した殺人事件の真相を明らかにする事。クエスト「黒か白か!」をクエスト「殺人犯を追い詰めろ!」とクエスト「冤罪を晴らせ!」に同時移行させ、凶器発見よりも早く、探偵シャロックボムに捜査協力依頼を出す事(丸投げNG、クエスト凍結により、同プレイヤーや同プレイヤーが居るパーティーでは再挑戦が不可能)。

期日は3日後の裁判まで(多分)。

真逆の目的を持つ依頼人が同場所で依頼を叫んでいた理由は、クエスト「黒か白か!」的都合に因るものだが、クエスト「真相を暴け!」に移行すると、意味合いが生まれるのかもしれない。

現在の進行度/凶器発見、完全修復完了。シャロックボムの事務所にて凶器を渡す。鑑定終了。鑑定系統スキルに付いての説明終了。シャロックボムからの情報説明開始。



被害者:

ヒーガイ


容疑者:

オットー


目撃者:

スラゲキ


クエスト「冤罪を晴らせ!」の依頼人(容疑者の妻):

ツーマ


クエスト「殺人犯を追い詰めろ!」の依頼人の衛兵(捜査員):

ヘイエー


その他、重要な証言で名前が必要になった者はその都度ワンとかツーとか付く名前で登場するだろう。


考察a

容疑者/オットー=犯人

最悪ケースとして、共犯者に妻と捜査陣営の誰かが居るパターンが考えられる(捜査困難度に於いては妻が共犯か否かは余り関係無いが、妻を通り越して捜査陣営に共犯者が居るなら、妻の依頼と被さる様に依頼して来ないと思われる)。


考察b

容疑者/オットー≠犯人

最悪ケースとして、真犯人か共犯者に捜査陣営の誰かが居るパターンが考えられる(妻も共犯と言う可能性はあるが、捜査困難度のみで考えれば最悪度に関わらない)。


考察a&bのどちらが正しいか、或いはどちらも考え過ぎで正しくないかの判断をするには、圧倒的に情報不足。本来ならば事件情報を依頼時に、こうした最悪ケースを頭に入れて尋ねるべきである(但し、クエスト的にシャロックボムと出会う進展があるなら、本当に尋ねても「答えられない」と返って来た可能性大)。


依頼人/男性NPC(衛兵/ヘイエー)→クエスト「殺人犯を追い詰めろ!」に移行

殺人事件捜査陣。凶器と見做されている武器の捜索を依頼。尚、恐らく凶器は上質の金属(オリハルコンやらアダマンタイトやらヒヒイロカネやらミスリルやらでは無さげ)で造られたシンプルなもの。どうやら破損が酷く、バラバラになっているらしい。

依頼報告場所/不定。捜査の為にアチコチ移動しているらしい→スキル「尾行+」で対応。


依頼人/女性NPC(容疑者の妻/ツーマ)→クエスト「冤罪を晴らせ!」に移行

容疑者の妻。殺人事件が起こった時間、容疑者とずっと共にいた人間。証明してくれる第三者の捜索。最低3人必要。尚、凶器よりも重要性が高い証人が居るらしい。

報告場所/冒険者ギルド付近。朝10時〜11時、昼13時半〜14時半、夕方17時〜18時の何れかの時間帯。


3日後の状況可能性

①タイムリミットの3日後までに男性NPCの条件も女性NPCの条件も満たせないケース

②タイムリミットの3日後までに男性NPCの条件を満たし、女性NPCの条件を満たせないケース

③タイムリミットの3日後までに男性NPCの条件を満たせず、女性NPCの条件を満たしたケース


A⬇


B⬇


C⬇


☆シャロックボム探偵事務所に付いて

余り日が届きにくい立地の、古ぼけて質の良くなさそうな木造建築物(5F建て)の1Fに事務所を掲げている。どうやら特殊なツテが関連している様だ。残り4Fの使い道は不明(ひょっとしたら、部屋を借りられる……? 賃貸システムに関与するかも?)。尚、シャロックボムは男性の様だ。恐らくはシャーロック・ホームズのパクリではないかと思われる。


探偵ジョブに付いて

冒険者の街中流通依頼の中、王都民個人対象の調査依頼を専門で受けていると派生するジョブ。素行調査や不倫調査が多いと思われる。

ジョブ仕様の鑑定が有るらしい。

特殊なツテが発生し易い? 場合によっては治安維持組織の範囲に口を出す事も有り得る様だが……?


西エリア

貧民街スラム。空から見ていただけ。荒屋が多い。

中央二等エリア(西エリア方面)との境界に衛兵の詰め所がある。多分、治安が悪いスラムへの見張りも兼ねていそう。詰め所は本部ではなく、支部になる。そこに居る衛兵達は制服組と私服組が混じっている。

元々は城から最も離れた外周にスラム→低所得→普通所得となっていたが、何らかの理由で区画整理された模様。尚、理由は不明。

それ以外も不明。



 まあ、推理系の作品だと短編でもない限りは複数の都道府県に跨り、捜査の必要が出たりする事も多々あるが。それにしても、最初から何の理由もなく、他府県に刑事が飛んだりしないのである。従って先ずは遺体から見付かった手掛かりから捜査は始まるのである。そしてそれはこのフルダイブ型VRMMORPGである「ようこそ、我等の地球へ」の舞台、スティル星でも変わらない。

 変わらない? ホントに?? 本当に??? と疑わしいのは行き当たりばったりな自分(筆者)を良く知っているからだ。

 だがしかし、一応、今はそのつもりではある。より正確に言えば、このクエスト「真相を暴け!」内はそれが決定されている。……クエスト「黒か白か!」は……、どうだろう。断言は出来ない。

 さて。それはそれとして、シャロックボムとアポロンの話の内容である。

 つまりはスラムで見付かった、スラム住民ではない人間(NPC)の遺体を、スラムのルールを脅かさない様に素直に通報された事件を捜査するに当たり、その最初は遺体そのものを調査するが、其処で見付けた冒険者ギルドの登録証から、冒険者ギルドに聞き込みが行くと言う話だ。

 では其処で何処まで判明するのか。アポロンが騒がれなかった事を考えると、大して分かる事は少ない方が良い。と言うより、スティル星の設定的に判明しては可笑しい部分が多々あるのだ。

 例えばアポロンが初期ステータスを決める際、課金によって種族を決めた訳だが。アポロンが具体的に知ったのはその後、運営からの接触(河村データ)が原因であったが、それはさておき、課金にて色々な種族が開放されていないが、実装されていると言う、事実がある。つまり存在しているが、存在を知られていない種族がある、と言う事だ。これは勿論、現在の多くのプレイヤーが「有るかもしれないが、現時点では影も形もない」と考えているだろう話なのだが、ではNPC側にとってはどうだろうか。

 ……何度か記しているが、アポロンの種族は気付かれていない。アポロンのステータスは知られていない、と言う事でもある。と言う事はつまり、登録段階にて細かな部分は見られていない、となる。見られているなら、知られているなら、NPCの反応はそれに添ったものになるのが自然である。

 最もそれは、AIの機能が何処まで反映しているか、と言う事にも関与はしているが。そして、一旦それはさておき、種族データの話になるが、これはそもそもどう言った扱いをされているのか。この当たりの情報は一切無い。

 当然である。ゲームはサービス開始したばかり、初期情報以外はまだ開放されていないのだ。プレイヤーが知る訳もない。従って初期種族であるヒューマン以外の種族の扱いが謎なのである。言い換えれば、(筆者)が「なあなあ」にしているのだ。

 そして、この「なあなあにしている」部分が元々あるからこそ、決定的なミス(?)を避けているが、「大した事は分からない」状態にしていると、アポロンの冒険者登録の時、態々地球側のNPCが出しゃばった理由説明と矛盾してしまう問題が……。

 なのでまあ、取り敢えずは矛盾しない様に此処で色々決めて置く事にする。先ず登録時、アポロンも使用する事になった水晶だが、あれはまあ、オーパーツ扱いで良いだろう。そう言う設定の作品も多いし。そしてオーパーツ故に結構、色んな事が分かる設定でも良いが、それはあくまでゲーム進行を妨げない程度でなければならない。従って色んな事が判明するが、大した事は分からない様にしなければならない。

 ………うん、ご都合主義満載である。言い訳の余地も無い。只、それ故にまあ、後々の展開によっては困ったりするかもしれないが、それは後の(筆者)がまたご都合展開を捏ねくり回すだろうと信じて、後の(筆者)に解決の全てを丸投げする。全力で後の(筆者)自身に乗っかって、もしかすれば後悔するかもしれないが、その可能性はもう、見て見ぬ振りだ。後悔は先に立たないのだから仕方無い。仕方無いのである。特に大事な事ではないが2度言った。何となく。

 そしてまあ、そんなこんなな覚悟を持って、今、漸く此処でギルドに登録されている個人情報と、現在の人種に対するNPC側の情報設定を併せて決定して行こう。いや、まあ、何となくは前から決めていた分もあるが。

 何故先にその分を記さなかったかと言えば、それこそ後になって、変わったりするかもしれないと……、その時に(筆者)が困るかもしれないと思ったからなんだよな……。その結果、こんな処で記すと言う、何ともバランスが良くない事になっている訳である。

 まあ、話の構成に関係無い事を、ガヤガヤ記す事によって成されるバランスの悪さは最早、今更である。相変わらず開き直って踏ん反り返って続けて行く事にする。

 ……さて。そんなこんなでアポロンが居るこの街のNPCーー、それこそシャロックボムの認識にも繋がる話だが。

 つまりは言い換えれば「平民NPCの認識は」、と言う奴である。王侯貴族? 彼等の認識? 其処は言及したくない。後で矛盾しても嫌だから。キリッ。……とかは別にしていないな、うん。単なる悪足掻きである。覚悟はどうしたかって? ……さあ、どっか行った、多分。え? 別に聞いてないって? うん、まあ、それは……、まあ、すみません。

 ゴホン……、現在のアポロンが認識出来ている範囲に居るNPCーースティル星側、地球側、双方共含むーー、彼等は……、まだ認識していない。ヒューマン以外の人種を。……現時点に於けるヒューマンの設定は地球で言う、白色人種や黒色人種に近い。つまりは現在、アポロンの居る街は一々言及していないだけで、それ以外の人種に近い人達は居ない。だからアポロンの選択したデミゴッドと言う種族は「何ソレ?」と首を傾げられる種族である。

 只、デミゴッドの場合、地球の全人種に近い容姿を網羅する種族で、且つ現時点でのプレイヤーのアバターは、課金しない限りは白色人種系か黒色人種系に近い処(色白だと白色人種系、色黒だと黒色人種系になる……感じ?)から始まる訳だが、兎に角、アポロンの場合、白色人種系である。

 その為、シャロックボムから見て、違和感を感じさせない。「何か変」とか思わない。もし次郎がアポロンのアバターをもっと細かく注文していたら、他の人種系にも気付いたかもしれないし、気付けばそちらを選択していたかもしれない。だが実際に次郎が選んだのは自分で100%決めるのではなく、ランダムを選択する事だった。ランダムに形成されたアバターが今のもので、故にその「もしも」の話は起こる事なく、シャロックボムとの会話は進んでいるのだ。


 ……進んでいる? 進んで、いる?? 進ん、、で、いる……??? 進、ん、、で、い……、る………???? 


 何か記していて、(筆者)自身が首を傾げているののだが、そこはまあ、於いておき、アポロンのアバターは、そう言った意味で注目される容姿をしていない。だから見た目ではアポロンの可笑しさには気付いていないのだ。だからNPCが気付いて騒ぎ出すとしたら、アポロンのステータスを知った時だろう。只、それは現時点では回避している。そこはまあ、ご都合主義展開が活躍したからである。兎に角もアポロンはギルドで冒険者登録をした時に、ステータスを記録しているが、受付のNPCはそれを確認していない。だから騒がれていない。そしてステータスは一々ギルド証を出す度に確認されるものではないーー、と言う設定だ。いや、ギルド証の確認時に於いて、その度に毎回、ステータスを確認したりしないと言う設定が今、決まった。……決まりました。そう言う事です、はい……。

 つまりチェックする時は限られている、と言う事になる。後々にコレによって困る事があるかは知らん。そんな未来の事まで考えてられん。行き当たりばったりだが、その設定で行くと決めたので、少なくともこのクエストが終わるまではその設定が守られる、筈……。多分。恐らく。メイビー。

 それでもって、ステータス確認の機会には、今回のケースが含まれる。そう、殺人事件が起こって、その調査で必要になった奴……、である。処で鑑定スキルがあれば、態々冒険者ギルド(の水晶)を頼らなくても良い気がするが、以前にそういや鑑定スキルに付いての設定説明を記してたな……。

 と言う訳でちょっと遡る。説明が長過ぎるので、取り敢えず端的説明に当たる部分(台詞の一部)だけ抜き取る。


 ーー鑑定スキルと言うものは随分と普段の行いに左右されるものでねーー


 ーー花屋の持ってる鑑定と料理人が持ってる鑑定は違うーー


 ーー鑑定スキルを使う人間がどう言った仕事をしているか、どう言った趣味が有るか、どう言った日常を送っているか……、こうしたものが如実に現れるーー


 ーー得た知識に偏りが出来て来ると、鑑定スキルにもその偏りに添った成長で現れるーー


 ーー探偵業務に添ったスキルに進化ーー


 ーースキル名にも現れるーー


 とまあ、こんな感じである。更には身元調査をせずとも、被害者が何処の誰で、どう言った人物なのか、更にはそのステータス全般が全て分かる鑑定スキルは存在していない、と言う訳ではない。が、レアスキルと言うよりは鍛えなければ其処まで成長しない。また、シャロックボムが探偵ジョブに対応した鑑定スキルを所持している様に、衛兵達もその職務に対応した鑑定スキルを所持していても可笑しくはない。

 只、其処まで何でも見れる様になるのは簡単ではない。当前の話である。また、衛兵達には荒事に対処する勤めもある。そちらにスキルが振り切る可能性もあり、そうならば鑑定スキルのレベルはまあ、期待出来はしない。

 また鑑定を阻害する様なスキルだって存在する。その場合はレベル差によって、鑑定結果は左右される事になる。更にはある種、根本的な問題として、如何に素晴らしい鑑定スキルを所持していても、その人間が正直に話す保証も無い。……当然の様に記したが、そもそもそんなモンですよね? スキルとして存在してなくとも、鑑定を阻害する様な働きがあって、だから看破する必要がある……、とか言う設定多いですよね? この作品もそう言う事です。と、誰ともなく何か言い訳したくなったので、言い訳しました。おほん、処で続きである。

 何処まで鑑定スキルが働くのか、また、鑑定スキル保持者が真実を話すのか、となって来ると悪戯に、盲目的に信じ切る事は出来ない。そうなるとそれなりに対策を取る事になる。が、そもそも対策を取るには、コストも掛かる。

 対策が必要であると認めても、コストに依っては取れない対策も当然あるのだ。従って何処までコストを掛けられるかで、取れる対策が変わって来る。より有効な方策と言うものには価値がある。価値が高くなる。価値が高いと言う事は、付けられる値段が高くなると言う事。故にコストが掛かる方法となる。低コストで有効な方法が無い訳ではないが、大抵其れはその分、手間暇が掛かる。

 その手間暇は人数で分散出来るケースもあれば、人数分より掛かるケースもある。

 何にせよ、手間暇の部分は、実際に現場で携わる作業人の善意に任せる事になる。此れがまあ酷いと色々問題にも成り得る訳である。

 ……ゲームの世界で其処まで再現(と言うべきかは謎だが)するのかと言う面もあるが、其処は一旦置いといて、兎に角、低コストに何処まで拘るかと言う事は、如実に対策方法に影響するのである。そして当然、対策に掛かるコストを低くしなければならない処は、自ずと拘る事になる。コストも掛かるがより確実なーー完璧ではないがーー対策を行えと言うなら、大体の処、答えは決まって来るが、そんな事は先ず無い。理想的なのは、十二分なコストになるだろうが、それだって無尽蔵ではない。

 そして残念ながら、こう言った何らかの対策と言ったものは、直接的な利益に繋がらない為、理想的な予算と言うものは中々考えられなかったりする……、多分……。経営とか無縁なので、単なるイメージである。まあ、それは兎も角(??)、そう言ったイメージが(筆者)にある為、それはこのゲーム内にも反映されている。対策の為の予算は十二分にはならない前提があり、且つ平民街の衛兵組織は元々財源が限られているのだ。

 なので例えば冒険者ギルドにある様な超便利な水晶球の様な水準のアーティファクトな魔道具なんて無いし、捜査官として必要な鑑定スキルを極めた人材を複数人用意するとか出来ない。因みにシャロックボムでさえ、極めているとは言えない。

 人材を雇えないと言うより、其処まで極め捲っている人材なんて果たして存在してるのかレベルである。多分、プレイヤーならクエストの進め方に依っては、最終其処までになれるのかもしれないが、NPCだとちょっと……、的な感じである。

 一目見ただけで、「コイツ、犯罪者」なんて分かる奴は居ない。精々が「コイツ、不審者」レベルだろう。だから調査や捜査の必要性があるのだ。通常、知識を身に着けないと碌な鑑定結果が出ないのだから。

 そう、無知が一目見ただけで全てを見通せる様な鑑定スキルは今の処、存在を確認されていない。しかしその道、その道に精通した人物が持つ鑑定スキルと言うものはある。そして、或いはしかし、例えばシャロックボムは探偵だが、調査しなくとも一目見ただけで事実が分かる、何て事はないのだ。

 探偵と言えば、一般的に不倫調査が主になるイメージがある(と言うか以前にも記したが、現代では探偵と言う職業は事件に関われないとか聞いた事がある)。だから例えば不倫調査に精通した探偵が居たとする。それは不倫調査のベテランと言える。と、なれば不倫する人間がどう言った人間か、どう言う行動を取るか、どう言う態度を取るか等、些細な事まで頭に入っているかもしれない。そうなるとちょっと観察しただけで、クロかシロか判断出来るかもしれない。が、残念ながら一瞥しただけで判明する様なご都合主義極まる存在は居ない。と言うくらいの極めに極めた高レベル保持者と言う事になる。多分、伝説的な存在だ。あくまで鑑定スキルは裏打ちされた知識に基付くものだ。程度で言えば、ちょっと先行くだけのものだ。

 言い換えれば伝説クラスが居るならば、それはそれだけその道に精通している人間と言う事になる訳だ。が、そんな人材が居たとして、衛兵組織に居る訳もない。悲しいかな、衛兵組織は対平民街の治安維持用の組織だ。どうしたって下っ端組織である。其処にそんな凄い人材がそう簡単に入る訳も無いのである。

 何らかの訳アリなら有り得るかもしれないが、そんなNPCがRPGの序盤からプレイヤーと関わるクエストと言うのは考え難いし、あったとしたら、そんなNPCの行く末は大抵決まっている。そう、何らかの事情で死亡するのである。

 何かこの辺りの仮定は別件でも記していた様に思えるが、兎に角、そう言う事なのである(そしてシャロックボムは今の処、伝説クラスの鑑定を所持するNPCでもないのだ。うん、多分)。衛兵組織にご都合存在は居ないのだ。なのでそんなスーパーな人間(NPC)が居ない組織なら、結局地道に捜査して、情報を収獲し、精査して行くしかないのである。鑑定スキルはあくまでも補助なのである。捜査の正誤判断を助ける為のものでしかない。

 そして今回のクエスト、もし、此れが何らかの推理小説や推理ラノベであれば、或いはこのクエストのストーリーがメインのゲームであれば、主人公かどうかは兎も角、シャロックボムは必ず事件に関わり、解決に導く因となる存在だ。そうでなければクエストはこうも変化していない。

 シャロックボムの存在は実の処、そう言ったキーパーソンである。処でシャロックボムがそうであるならば、この場合、リアルで言うと警察の立ち位置となる衛兵組織だけでは事件解決はメタ的に無理だ。

 別に警察組織がアレだとかは言わないが、そう言った推理作品ではそうなるものだ。……コレも多分、何かで言った。

 さて。となれば、だ。そもそもこのクエストの始まりは街中で叫ぶNPCに答える処から始まる。そのNPCは衛兵と民間人(容疑者の妻)となる訳だが、後者はまだしも、前者は謂わば、捜査組織のキャラクターであるに関わらず、ああやって情報提供を求めていた。詰まりは彼等の鑑定スキルや捜査能力で十分なものでは無い訳だ。うん、決して衛兵組織がアレな訳ではないのだが……。

 それは兎も角、従って、シャロックボムの捜査能力や、其れに付随する鑑定スキルが事件解決のツールとなる。そしてそのツールが存分に生かされるには、良くも悪くも衛兵組織による、「賢明な捜査」なのである。

お読み頂きありがとうございます。大感謝です!

評価、ブグマ、イイネ、大変嬉しく思います。重ね重ねありがとうございます。

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