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課金チートのボッチ生活  作者: 美香
第八章

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93/103

クエスト「真相を暴け!」の前に⑥

トロトロ、ノロノロ……、取り敢えず編集です。

2024/2/14 は、バレンタイン、か……。編集終わりました。次は……、100、かな?

2024/2/21 編集終わりました。次は……、100〜110までのどっかになるでしょうか。

2024/2/28 編集終わりました。次も……、100〜110までのどっかになると思います。

2024/3/6

編集終わりました。次も……、100〜110までのどっかになると思います。

2024/3/13

編集終わりました。次も……、100〜110までのどっかになると思います。

2024/3/20

編集終わりました。次も……、100〜110までのどっかになると思います。

2024/3/27

編集終わりました。次も……、100〜110までのどっかになると思います。

2024/4/3

編集終わりました。次も……、100〜110までのどっかになると思います。

2024/4/10

編集終わりました。次も……、100〜110までのどっかになると思います。

クエスト「黒か白か!」⬇


クエスト「真相を暴け!」

概要:数日前に勃発した殺人事件の真相を明らかにする事。クエスト「黒か白か!」をクエスト「殺人犯を追い詰めろ!」とクエスト「冤罪を晴らせ!」に同時移行させ、凶器発見よりも早く、探偵シャロックボムに捜査協力依頼を出す事(丸投げNG、クエスト凍結により、同プレイヤーや同プレイヤーが居るパーティーでは再挑戦が不可能)。

期日は3日後の裁判まで(多分)。

真逆の目的を持つ依頼人が同場所で依頼を叫んでいた理由は、クエスト「黒か白か!」的都合に因るものだが、クエスト「真相を暴け!」に移行すると、意味合いが生まれるのかもしれない。

現在の進行度/凶器発見、完全修復完了。シャロックボムの事務所にて凶器を渡す。鑑定中or鑑定終了?

鑑定系統スキルに付いて、簡単(?)説明中。


考察a

容疑者=犯人

最悪ケースとして、共犯者に妻と捜査陣営の誰かが居るパターンが考えられる(捜査困難度に於いては妻が共犯か否かは余り関係無いが、妻を通り越して捜査陣営に共犯者が居るなら、妻の依頼と被さる様に依頼して来ないと思われる)。


考察b

容疑者≠犯人

最悪ケースとして、真犯人か共犯者に捜査陣営の誰かが居るパターンが考えられる(妻も共犯と言う可能性はあるが、捜査困難度のみで考えれば最悪度に関わらない)。


考察a&bのどちらが正しいか、或いはどちらも考え過ぎで正しくないかの判断をするには、圧倒的に情報不足。本来ならば事件情報を依頼時に、こうした最悪ケースを頭に入れて尋ねるべきである(但し、クエスト的にシャロックボムと出会う進展があるなら、本当に尋ねても「答えられない」と返って来た可能性大)。


依頼人/男性NPC(衛兵)→クエスト「殺人犯を追い詰めろ!」に移行⬇


依頼人/女性NPC(容疑者の妻)→クエスト「冤罪を晴らせ!」に移行⬇


3日後の状況可能性⬇


A⬇


B⬇


C⬇


☆シャロックボム探偵事務所に付いて

余り日が届きにくい立地の、古ぼけて質の良くなさそうな木造建築物(5F建て)の1Fに事務所を掲げている。どうやら特殊なツテが関連している様だ。残り4Fの使い道は不明(ひょっとしたら、部屋を借りられる……? 賃貸システムに関与するかも?)。尚、シャロックボムは男性の様だ。恐らくはシャーロック・ホームズのパクリではないかと思われる。


探偵ジョブに付いて

冒険者の街中流通依頼の中、王都民個人対象の調査依頼を専門で受けていると派生するジョブ。素行調査や不倫調査が多いと思われる。

ジョブ仕様の鑑定が有るらしい。

特殊なツテが発生し易い? 場合によっては治安維持組織の範囲に口を出す事も有り得る様だが……?


アポロンの思考状況(尚、考え過ぎ)←New

①ひょっとして……、このクエスト……、これが直接そう言ったスパイバレに繋がるとは思わないけど、遣り様によってはスパイバレイベントへの鍵の1つになったり……?→でもその辺りの情報を聞いた処で不明になるに違いない。



 ……失礼、話が大いにズレた、ズレてしまった。兎に角、幾ら考えても運営サイドのエトセトラーー人間サイドとAIサイドのズレに関しては特にーーはアポロンには予測が付かない。その割合が大きい。

 それでも色々と考えさせてしまっているが、あ、いや、間違えた、考えているが、コレはまあ、スキルのふざけたチート性能やふざけた高額課金ーーふざけた宝くじの威力の見せ付けby(筆者)の都合ーーに依って手にしたデミゴッドの威力、それ等に導かれたダンジョン関連、そしてダメ押しの運営サイドからの接触のせいである。

 まあ、色々とアレ過ぎて、思考停止するんじゃないかなあと思うが、コレで何1つ考えないキャラになると、多分にアポロン、と言うより音無次郎としてのキャラが変わる。感情的にちょっと変と言うか可笑しいだけで、ちゃんと思考はしているのだから。

 最終、「これ以上は考えるのはやーめた」となるのだが、ソレまでは色々と考える。考えてしまう。考えさせてしまう。そして(筆者)はソレの解説に色々と手間取り、何か長くなる……。長〜〜〜〜〜くなるのだ。……はっ、また話がズレてるっ!!?

 …………取り敢えずプレイヤーは運営サイドの状態を知らない。AIと人間達で意思疎通(この表現が正しいのかは謎)に若干(この表現が正しいのかは謎)のズレ(この表現が正しいのかは謎)、或いは差異(この表現が正しいのかは謎)となるものが存在する事も知らない。

 精々が「プログラムの本格的な改変とか携わる人は相当な激務になるだろうな〜」くらいじゃないかと思う。偶〜にネットとかでそんな感じの話を見るし(ブラックな職場への愚痴は会社の分野問わずな気もするけど)。

 只、分からなくても色々と考える。只、恐らくはその始まりは「運営サイドは云々……」と言ったものではなく、「このプレイ方法で攻略は正しいのだろうか」だと思われる。

 従来の、それこそ昔から存在する様々なゲームに於いては、間違ったプレイ方法でもストーリーは進んでしまい、セーブ時点によって詰み、となる場合も無くはないのかもしれないが、そうでないゲームもまあ少なくない。ある意味で安心してプレイ出来るゲームも多いのだ。

 しかしこのフルダイブ型VRMMO「ようこそ、我等の地球へ」がそうした安心があるかと言えば疑わしい。非常に疑わしい。

 多分にそう言った意味で楽観的なプレイヤーは居ないだろう。只、その反面、詰んで失敗したクエストに2度と関われなくなるパターンはそう無いだろう。在ったとしても極一部、と考えられる。そしてそうしたクエストが初っ端ーーサービス開始日的な時間の意味合いでーーから関わる形にもしないだろう。そう言った意味では楽観的なプレイヤーも多い筈だ。

 更にそうしたクエストは1人のプレイヤーが詰んだ処で、他プレイヤーも挑戦出来なくなる訳でもない。その意味でもプレイヤーは楽観的になれる筈だ。

 只、「1()()のプレイヤーの失敗」ではなく、「1()()の失敗」のせいで全プレイヤーが関われなくなる様なクエストなら在るだろう。ワールドクエストがそうなるだろうか。

 当然、その切っ掛けとなるイベントは1人、ないし1パーティかもしれないが、始まって仕舞えば関わる人数は天井知らずーー厳密に言えば天井はプレイヤー総数になるだろうから存在はするだろうがーーになりそうだ。

 そう、例えば王都と名の付く、王侯貴族の中心地で民達も余所よりずっと多く居るーー要はわんさかNPCが居るーー重要地の防衛クエストとか。

 まあ、そんな大型ーー或いは超大型とかになるのかもーークエストなんぞ、早々頻回には無いだろうが、そう言ったクエストで喪われたNPCは戻って来なさそうだし、破壊されてしまった街ならば復興クエストなんかが無い限りはそのままだろう。

 ……因みに古き良きRPG何かでは街が魔王に破壊される様なイベントがあっても、復興に勇者が参加するイベントは無かったりするので、ずっと街の状態は変わらない事は普通に良く在る(そして下手すれば、エンディングでもスルーされる)。

 それはともかくとして(また話がズレた……)、まだこれはそれでもクエストクリアーー決してコンプリートではないーーしたケースになるが、本当にクエストノットクリアとなればーー要は失敗ーー、街の滅亡、いや、この場合、それこそ王侯貴族が全滅すれば国の滅亡ともなる。

 此処に至れば街の復興等、不可能だ。国の再興と言う、これまた大型クエストを引き出さない限りは滅亡したままだろう。

 そして当然の事、クエストを失敗し、国が滅べば、同じクエストは2度と起こせない。

 こんな厳しい(この表現で良いのかは謎)クエストだらけなゲーム等そうはないだろう。そうでないクエストの方が多い筈だ。だから頻回には起きはしないと考えられる。

 そして前にも記したが、こんなイベントなり、クエストなりが、サービス開始したばかりで、起こる訳がない。

 まだまだプレイヤー達はこのゲームに慣れていない。このセオリー(この表現で良いのかは謎)が完璧に無視される様な、或いは叩き壊す様な、そんな展開はまあ、無いだろう。無いのが普通の筈だ。

 ……間違っていても知らん。此処はそうだと仮定、否、そうだと言う事にして話を進める。……同じ内容の宣言を以前にも記した(気がする)。多分に編集で同じページに掲載する事になる(気がする)ので、しつこいと感じるかもしれない。コレも先に予言(この表現で良いのかは謎)しておく。それと言い訳(この表現で良いのかは謎)しておく。こう言った前置き(後置き)しておく事で、何かのクッションの役割を果たさせる事もある、、、かもしれない。心が楽になるのだ。便利なのである。

 さて。ネトゲすら禄に知らない(筆者)により、「フルダイブ型VRMMORPG『ようこそ、我等の地球へ』のゲームを愉しまんとするプレイヤー達に拠る、『一般的なもうそ、ゲフンゲフン、一般的な考察』の内容や限界が記されて来た訳だが(不必要だったかもしれないが、まあ、それも知らんので、スルーして頂ければ、と思います)、アポロン、いや、次郎もそう大差無い考察能力しかない。

 考察の切っ掛けこそ、アホな課金額と性格のアレさが故になっているが、能力自体はそう飛び抜けている訳ではない。次郎は極一般的な思考能力しかなく、されど思考方向がアレ、と言うキャラクター設定だ。こうして細かく書くと単に面倒臭いキャラクターに思えるが、まあ、其処は置いておく。

 兎に角、アポロンがシャロックボムのキャラクターを崩壊させるかどうかは、結局、問題があればーー運営的にーー、運営サイドがどうにかするだろうし、問題がなければ放置するだろう、と言う仮定の元、クエスト攻略の成否がどうなるのかにフォーカスが当てられる。そしてもし、クエスト攻略に失敗したとしてーー、やり直しが効くかどうかに派生する。

 そして何だかんだ二転三転する思考はこう言う結果に行き着く。

(……まあ、やり直しは効くだろ。何だかんだで初期クエストだし。)

 となると、シャロックボムの性格を壊滅させるかどうかは好みの問題だ。色々と考えても、そこに帰結する。次郎的にはシャロックボムの性格に好意は持たないが、嫌悪もない。そして経験値やDP(ダンジョン・ポイント)を急いで集める理由も無い。


 正にやってもやらなくてもどちらでも良い。


 只、壊滅させるNPCが多数になればなる程、次郎の記憶力では差異が判別出来なくなりそうな予感があり、アポロンのプレイに支障を来すかもしれない。


 ーー止めておこう。


 こうした結論が出た。コレにより、シャロックボムのキャラは継続される事になったのである。

 何処までも自分本位な人間である。多分にそれを環境要因のせいにする事は出来ない。彼は全然立派ではないが、もう、自分の人生に責任を持たねばならない大人なのだから。



アポロンの思考を含めた状況説明の付け足し

→〈不必要なのに人格プログラムを崩壊させてたら、アポロンの周辺NPCが一律ラストみたいになる→判別不可能になって困りそう〉

→〈結論:止めておこう〉



 さて。こうして人格破壊より救われたシャロックボムだが、彼自身は類稀無い推理力を持った、所謂名探偵と言う設定ではあるが、残念ながら、其処に気付く事は無い。AIがソレを選択しているからだ。

 AIの選択理由は「シャロックボムが話を進めるに当たって、ややこしくなるから」であり、また、「シャロックボムがそれを推理出来る手掛かりが少な過ぎるから」だ。

 尚、メタ的には、(筆者)的にはコレ以上にまた話が逸れるのは面倒だから、と言う理由がある。シャロックボムの人格をラストみたく、機械そのものみたいなものにしてしまうと、色々と遣り難いのだ。

 ……処で、今、何処までシャロックボムは話をしていたか……、また戻っての記し直しが必要になると思う……。



簡易焼き直し:

 ーー心当たりはあると言う事だね。随分、贅沢な時間が使える様だ。

 最近、君の様なタイプを良く見るがね。若者に限らず。只、その中でも君はかなりの様だ。


 アポロンの鑑定はデミゴッドと言う特殊な種族を課金により得た事で、ほぼ役立たずな初期鑑定では無いに関わらず、鑑定内容の方向性が定まってはいない。

 コレは知識を蓄えず、鑑定レベルを上げた場合に起こり得る話で、ずっとこのスティル星で生きて来た設定のNPCには有り得ない非効率過ぎる遣り方である。

 つまりスパイ設定のプレイヤー(恐らく地球人設定NPCは何らかのエキスパートなので、鑑定にも方向性がある……、かも?)ならではの特徴であり、つまりシャロックボムが口にした「君の様なタイプ」とはプレイヤーの事なのだ。


 ーーいや……、シャロックボムは単なる探偵じゃなくて、多分、名探偵って奴になるっぽいし……。何か感づいている設定……、とか?

 ひょっとして……、このクエスト……、これが直接そう言ったスパイバレに繋がるとは思わないけど、遣り様によってはスパイバレイベントへの鍵の1つになったり……?


 コレに対して、アポロンは上記の思考へ行き着いたのである。後は「アポロンの思考を含めた状況説明」の通りである。



 以上より、アポロンはスパイバレがどうであろうが、先ずはシャロックボムの話を聞こうとする。

 それはスパイバレしようがすまいが気にせず、クエストに取り掛かろうと一応は、或いは一旦はそう決めたと言う事である。

 と言う事で次はシャロックボムのキャラ設定から考えられる思考に焦点を移して見よう。

 以前にも記したが、このクエストは(筆者)が推理モノを読んで、「トリックとか考える脳みそは無いけど、推理モノを書いてみたい!!」となった事で設定されたのである。つまり推理モノには付き物である名推理を書けもしないのに、形だけでも取り繕おうとしている。

 結果、そんな名推理(〈???〉と表記したくなるが)を行う設定のキャラクターが必要になる。取り敢えずそんなキャラクターはアポロンに似つかわしく無いので、それは別のキャラクターに任せる事になる。

 が、アポロン、いや、次郎はあの性格で人と好んで付き合わない。果たしてそんな次郎がメイキングしたアポロンに絡むプレイヤーが出たらどうなるか。

 ストーリーが進まない事を承知の上で表記するが、絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に糞迷惑と感じ、避ける。何なら通報する。そして多分、解決しなかったらーー運営が犯罪とは言い難い個人トラブルに関与するかと考えたらまあ、あんまり…………、って感じがする。と言うかアポロンの味方として動いたら何か金に転んだみたいな感じになる様な気がするなあ……、と身も蓋も無い事を考えているーーゲームそのものを辞める。

 元より対人トラブルが有りそうなネトゲは避ける様なキャラクターに次郎は設定されている。本来ならフルダイブ型VRMMORPGに進んで手を出すキャラクターでは無いのだ。

 只、このフルダイブ型VRMMO自体が初の技術であるが故に、次郎の興味を深く誘っただけだ。もし他プレイヤーからの付き纏いが為されたらーーそれが一般的にはストーカー行為とは程遠い、健全なものであったとしてもーー、次郎にはゲームを辞める以外の選択肢は無く、その上で何ならそれなりにデカい機材だし、邪魔扱いして売却するんじゃないかと思われる。

 依って名推理を行うキャラクターはプレイヤーには任せられない。NPCしか有り得ないのである。

 つまりシャロックボムは、その名推理を行えるキャラクターとして、設定されている訳だ。故に名探偵設定のキャラクターと言える。


 では名探偵とはどう言ったキャラクターか。


 推理小説には名探偵は付き物ーー名推理を行う者と言う意味でーーだが、その性格は全く同じと言う訳ではない。

 勿論、(筆者)は「世に出ている全ての推理小説を読んだ」なんて事は無い。古典に分類されるかどうかはちょっと分からないが、有名なアガサ・クリスティ様の作品であったとしても、海外の推理小説には一切触った事は無いし、それが現代推理小説であっても同じく、だ。そして日本内の現代推理小説であってもやはり全てを知らない。古典な推理小説なんて「存在したか?」くらいの認識だ(横溝正史様はギリギリ現代?)。

 なので推理小説に於ける名探偵の役割を持つ主人公(大体がそうですよね?)全員を知っ(筆者)ているなんて、とても言えはしない。(筆者)が知っている名探偵は極一部である。

 中でもパッと誰しもが思い浮かび、且つ分かり易い名探偵と言えば、推理小説ではなく、推理漫画になるが、「名探偵コ○ン」や「金田一少年の事件○」の主人公だろうか。

 どちらも少年漫画の主人公だからか、コナ○にしろ、(は○め)にしろ、全く捻くれてもいない、謂わばヒーロー……、正義側としてのキャラクターに設定されているし、間違ってもアンチ・ヒーローではない……、と(筆者)は認識している。しかしだからと言って、コナンと(はじめ)が全く同じキャラクターをしているとは思えない。良く似たキャラクターとも思っていない。


 其処にあるキャラクターはやはり全然違うのだ。


 しかしながら、この2人に共通点が無いとも思えない。真実に向かって一直線ーー、例えそれが刃であろうとも、真実を光と捉え、明らかにしようとする性質と、それを支える類稀無い推理能力なんて双方が持つ特徴的な性格だろう。 

 そしてそれはコ○ンと(は○め)の双方だけでなく、全ての推理作品の名探偵キャラクターの主人公が持っている、最も重要な性質だろうと考える。

 ………それを思えば名探偵と言うものは「謎を謎のままに残す」、或いは「謎を放置する」と言う事を絶対に出来ないキャラクターなのかもしれない。

 「真実に対して明らかにしなければいられない」性格が実在する人間に宿っていれば、傍迷惑な事が起こる……、様な気がするが…………。

  「真実に対して明らかにしなければいられない」キャラクター。それがもし実在する人間であれば、とても面倒で物凄く傍迷惑な人間じゃなかろうか、と言う気もする。

 うっかり知り会えば次郎でなくとも付き合う事を拒絶するんじゃなかろうか。そう考えると次郎であれば、確実にストーカー扱いするかもしれない。

 そう言えば現実の探偵業務には尾行したり、隠し撮りしたり、監視カメラや盗聴器を仕掛けたり、郵便物を覗いたり……、と確かにストーカー行為の様な事もやる……、らしいし。浮気調査とかだとで。

 ま、まあ、プロだしそう簡単には気付かれないだろうが、気付かれたら訴えられても文句言えない気がする。法的にどう言った扱いをされるかは知らん、謎だと思っているが。

 そしてそれを仕事ではなく、個人の趣味や日常のルーティンで行っている様な人間は、其処に歪んだ恋情が絡んでいなくとも、間違いなくストーカーである。ストーカー行為が迷惑行為であるのも間違いなく、ストーカーされて良い気分になる人間等居ない……、かは分からないが(例えば物凄く承認欲求強い人間とか?)、よくよく考えると推理作品に登場する名探偵のキャラクターは問題ある人物になるんじゃないかと思わなくはない。

 そう考えると次郎がお近づきになりたいキャラクターでは無いだろう。否、到底無い。なので多分にアポロンが絶対に避けるキャラクターであるとも言える。となるとプレイヤーではなくとも、NPCであっても名探偵と言うものは関わりたいキャラクターではないと言える。


 だが多分にそれはアポロンだけでもない。


 恐らくは多くの人間が嫌がるだろう、ストーカー行動を取る名探偵。となれば、其処にリアリティや整合性ーーこう言った性格だからこう動く、みたいなーーを持ち込めば、確実に多くのプレイヤーが避ける。と言うかクレーマーを作るかもしれない。


 それは困ると言うものだ。


 そもそも各々のプレイヤーの行動は記録されている。昔々のーーそれこそファミコン時代に遡るーーゲームではRPG以外ではそんな便利ーー下手の処でセーブすれば、それが原因でストーリー進行が詰みとなる場合もあるので、時としては不便になるがーーな機能は無い。そしてそのRPGですら、例えば「あたなむ にあしゆ はなあか みほわた なさぬる よけてた すかわや なからな ふついは」みたいなひたすらランダム平仮名の羅列を入力しなければ、ロード出来なかったものだが、今やそう言ったゲームは無い。

 時代が進むとドンドンセーブ機能は便利になっていき、町や村の教会の神父orシスターに話し掛ければ簡単にセーブ出来るが、何が原因かは謎だが突然、データが飛ぶって時代も過ぎて、フィールドであれば何処でもセーブ出来て、記録も消えない時代も過ぎて、気付けば自動でセーブされる時代が来た。

 多分に今のゲームしかプレイしないならば、こーーんな昔の時代の不便なゲームなんて存在すら知らない、なんて人も居るのではなかろうか。

 そんな想像すら出来るくらい、昨今のセーブ機能は非常に細かい。まあ、それが原因で困る事もあったり……、なーんて事も否定出来ないのだが。

 そしてそれはさておき、細かな自動セーブ機能が搭載されていると言う事は、当然ながらプレイ記録が余す事無く保存されていると言う事になる。

 それがこのフルダイブ型VRMMORPG「ようこそ我等の地球へ」にスライドされるとどうなるか。プレイ記録は単なるプレイヤーの選択の記録ではない。単なるアバターの記録でもない。


 プレイヤーの、つまりは人間の行動だ。


 それが余す処なく、記録されているのだ。だが同時にソレに嫌悪を抱く人間は多分に少ない。今や様々な場所ーートイレや風呂関係、更衣室は除くーーにあるのが当然な監視カメラに自分が映るのは嫌だと思う人間が早々居ないのと同じ様に。

 疚しい事が無ければ問題無い、と言う訳である。その背景には某らの事件が起こった時の為、と言うものもある。其処に納得しているからであろう。

 勿論、ゲームの記録と言うものはそんな「何か事件があった時の為に」なんて理由でデータ保存されている訳ではない。単にデータ保存がされていなければ、ゲームを進められないだけである。

 そしてその理由に納得出来るからプレイをしているのである。だがしかし、其処にストーカー等と言うプレイヤーが現れたらどうだろうか。


 ーー君、今日はお友達の◯◯さんと☓☓って処で△△していたよね? 楽しかったかい? でも◯◯さんは●●だよね? 付き合いは考えた方が良いと思うよ? あ、☓☓は良い処だと思うよ? でも△△なら▲▲だろう? 君にピッタリだと思うよ。

 

 みたいなーー穴開き部分には適当と思われるものを当て嵌めて下さいーー内容の事を、手紙を通してやら、或いは直接言って来るのもストーカーだろうと思うが、フルダイブ型VRMMOならば、ストーカーもまたリアルとソックリな行動が可能だろう。

 もしプレイしていて、こんな粘着質なプレイヤーにストーキングされたらゾッとする事になるだろう。

 データを1から作り直し、アバターも変えて最初からプレイし直せば、一時は確実に撒けるだろうーーもしかしたらプレイの癖とかで分かるかもしれないし、親しい友人には話して、新規でまたパーティーやクランに入り直しとかも普通だと思うので、其処からストーカーに気付かれ、同じ事をして近付いてくる可能性が否定出来ないーーが、レベルやスキルも初めからやり直しとなれば、中々に思い切れないかもしれない。

 初めたばかりだとか、余り進められない為にまだレベルもスキルも低いとかであれば、早々未練も少ないだろうが、それなりに上げていたとなれば、ソレをリセットするのは惜しいし、悔しいものだ。

 なので恐らくはそうする前に相談する筈だ。ーー運営に。

 そう、何かトラブルがあれば、先ずは自分達で動く前に運営に連絡し、報告や相談を行うだろうーー本当にネット経験が少なければ逆に運営への相談が直ぐに思い付かないかもしれないがーー。それが普通だ。

 その後の実際の運営の対処はさておき、プレイヤー達にとって、先ずは運営を頼ろうとするのは自然の流れなのだ。


 ではさて。そんなプレイヤー達皆の頼れる運営様自体が一プレイヤーのストーカーになったら?


 言う間でもなく地獄である。


 何せプレイヤーの行動全てをデータから追える訳で、アバター変更も意味無し。何なら登録時に於けるリアルなデータだって握っている。運営サイドの人間自体がストーカーでなくとも、ストーカープレイヤーの味方であれば同じ事。とんでも無く、恐ろしい事になる。

 最早、クレーマーだとかクレームだとか、モンスターだとか云々言う資格が無い程の事が起こり得る。

 プレイヤー達皆の頼れる運営様が、敵対位置に行ってしまったら、とんでも無く、恐ろしい事になる。


 ………想像したくない。


 これは間違いなく(筆者)の意見であり、主張であり、感情だが、大抵の人間も同様に思うのでは無いかと思う。

 ………と言う訳でそれは再び(この表現を使うべき処か謎であるが)さておき。そんな絶対に敵に回って欲しくない運営が、ストーカーNPCを作ったらどうなるだろうか。 

 このストーカーNPCが別のNPCにストーカーしていて、プレイヤーがソレを助けるクエストを攻略するならまだ良い……、かもしれない。昔、あったストーカーのドラマの様に、エレベーターに何日も閉じ込められた被害者女性の友人エピソードみたいなのをクエスト失敗で経験するとしても、それはあくまでもゲームならば、単にゲームオーバーになるだけだ。クエスト失敗でその被害者NPCが姿を消したらとても後味が悪くなる。悪くなるが、それでも所詮はそれでだけだ。それだけで終わる。その程度で終わるのだ。


 しかしもし、プレイヤーにストーキングするNPCならばどうなるか。ストーキング範囲がどうなるかは不明だが、その辺りをリアルにすれば、する程にキモチワルクなる。

 何か特定のクエスト中のみ、尾行している設定で戦闘中に割り込んで来るーー、結果、邪魔して来るならば、イライラはするだろうが、それだけだ。

 沸点もプレイ技術も人其々ーー因みに(筆者)はドラク◯6で臆病王子(考えてみれば、王位継承の試練が「魔王のせいで魔物が凶暴になっているみたいな世界で、フィールドより魔物が強い洞窟の奥まで行かなあかん」のが理不尽な気はするし、何なら試練後で若干人格が変わってそうなのが微妙に洗脳されたみたいで怖いんやけど)の尾行やら連れ戻しやらが苦手でかなり叫んでいたクチで、ドラ◯エ8での類似イベントの難易度が下がっていた事に喝采を上げた人間ですがーーだが、流石にそれを運営に強く訴えるーーもっと難易度下げて欲しいと希望するだけならいざ知らず、或いは何処かの掲示板で「巫山戯んな!!」と愚痴る程度ならいざ知らず、真面目に「巫山戯んなよ!! 客の身になれよっ!!!」とばかりに「難易度下げろよっ!!!」と命令するーーのはマナー違反通り越して、単なるクレーマーとなるだろう。

 しかしやたらと見事な変装術ーールパ◯三世の変装術みたいなーーを駆使し、本気で尾行され、プレイヤーの、そのプレイデータから「今日は◯◯に行き、☓☓と△△と●●を買って、▲▲と◎◎と合流して、▽▽に向かって、◉◉の依頼を受けて、▼▼で戦闘してたよね」とか言って来て、その上で「◯◯は✖✖だよね」とか「☓☓は⊿⊿、△△は∴∴、●●は▷▷だろう」とか「▲▲も◎◎も君に相応しくないよ」とか「▽▽は良い処だよね」とか「◉◉の依頼だけじゃなく、他の依頼だって熟せるから此方においでよ」or「あくせく依頼を熟さなくても一生食べさせて上げられるよ」とか「▼▼は◁◁だし、▶▶だからそんな処は危ないよ、▲▲とか◎◎みたいな変な奴らと一緒だなんて絶対に駄目!!」とかネバネバ言って来たり、手紙を出して来たりして挙げ句に「君と結ばれるのは運命だ」とか宣言されるとか……、そんなのされたらどうだろうか。プレイヤーはどう感じるだろうか。


 言う間でもない。或いは考える間でもない。


 嫌悪で一杯になる。例えそれが立派(この表現はどうかと思うが)にストーキングやストーカーと言うものを理解したAIで人間で無かったとしても。

 プレイヤーではなく、NPCでしか無いからログアウトしてゲームからリアルに戻れば、その間は無事だとしても、である。

 ……と言うか悪くリアルにすれば、ログアウト中のアバター所在設定次第では無事でない気もーーそれはストーカー行為だけで起こり得る問題で無いだろうが(例えば治安の悪いけど兎に角滅法に安い宿とかで、そしてお金が本気で中々に溜まらなくて、更になけなしの金がログアウト中に盗まれたりするとかの悪循環で治安のしっかりした宿に泊まれないとかなら)ーーする。そんな風に其処までとなれば、どんな沸点なプレイヤーでも嫌気が指してプレイを辞めるのではないか。

 「ログアウトしてからログインしなくなる」とかではなく、データを消去して、機材を売り払うくらいに嫌になるかもしれない。何なら人に依っては本気でトラウマになるかもしれない。もし、過去にストーカーの被害に遭った事がある人がストーカーNPCの被害者になろうものならば、余計に症状が酷くなるだろう事も簡単に予想が付く。

 ……まあ、どんなに行った処で運営サイドの人間にストーキングされるよりは大分マシだろうが(でもそんな問題でも無いだろう)……。

 と色々と考えて行くと、探偵業務を行うNPCの扱いには気を付けなければならないだろう。先に記した事はかなり極端な訳だが、「よりリアルに」、「より難易度を上げて」が重なりに重なって行くと考えると、絶対に起こり得ないとは言い難い。AIの自己学習がどの様な結果を出すかも未だ分からない点があり、如何なる可能性も 決して否定出来ないのだ。

 況してや現段階のシャロックボムだけならばまだいざ知らず、これよりクエストの段階が引き上げられるに至って、悪用すればストーキング含む犯罪プレイが可能になるスキルをプレイヤーが学べるとなればーーそれで問題が起これば、それはプレイヤー同士の事なので、また別問題となるので今回は省くとしてーー、それを教えられるシャロックボムの能力設定が引き上げられたり、関係する他探偵NPCが増えて、それ等もプレイヤーのレベルに合わせた能力を保持するとか考えていけば尚更だ。

 例え単品でもプレイヤーと、プレイヤーのストーカーとして探偵NPCと敵対する事になった時等を想像すると怖い。怖過ぎる。かなりの怖さだ。そして更にそれが組織的に連携してくるなら………、想像するだけでもゾッとする。かなり恐ろしくて震える。

 と言う訳で、と言ってしまうのも間違って……、と言うより正確ではないがーー気にすべき問題は他にも存在するだろうから、それも恐らく山程にーー、予めAIの自己学習プログラムには人の倫理に気を遣われ作られている。当然な事ではあるが、かなり気を遣われている。

 従ってシャロックボムの言動もかなり恣意的にテコ入れされるケースがある。ゲームの面白さや基準と人の倫理を被せて考える事が出来るAIに依って。

 こうしてまあ、AIに依って可能となる高速思考プログラムから弾き出される様々な観点や予想に依って、シャロックボムはアポロンに突っ込んだ質問は出来なくされる訳だ。

 従って、鑑定スキルの話も適当箇所で区切らねばならない。一応、大きく名探偵とキャラ付けされているシャロックボムの人格に矛盾しない様にされるが、結果として、「情報が足りないなら考え事をした処で、答えには行き着かない為に思考と質問を切り上げ、『これ以上考えても、君の鑑定スキルがどんな仕様をしているかに付いては答えは出せない』として、話を終わらせる事になる。

 推理モノに登場する主役は名探偵と呼ばれるか名刑事と呼ばれるか、名ルポライターと呼ばれる(?)かするモノであり、まあ、纏めると探偵役となる存在である。

 彼等は各々違った性格を持つし、何なら設定能力にもズレが存在する。中にはチート的な特異能力ーー推理能力を省いて、だがーーを持っていたりする。

 主義主張の内容もその重さも各々の性格と能力と関わる為に、その分、各々の名探偵役に依って違ったりもする。

 しかし、そもそも卓越した推理能力を保持する事はどの名探偵役も一致する。それが無ければ全くストーリーは進まないし、進んだとしてもその作品は推理モノではなくなってしまい、全然違うものとなるだろう。

 メタ的に言って「卓越した推理能力を保持しない名探偵役」は推理モノには有り得ない主役であり、故に存在し得ない訳だ。

 そして更に各々違った性格を持つ名探偵役に共通する一面は、その推理能力を使用する事に躊躇が無い事だ。

 例え普段から「考えるのは面倒だ」と宣い、推理を嫌がり、文句ばかり口にする性質を持っていたりしても、いざ推理が始まれば、その途中で辞めて終わりにしたりもしないし、大変な事件であればある程に推理に積極的にもなる。

 そうなると推理を披露する事を嫌がるのはストーリー展開上のポーズでしかない。

 例えば何らかの結末を迎え、終了した事件の詳細を誰かから聞かされ、それに対して答えを返す様なストーリーの場合、推理モノの名物とも言える犯人を追い詰める為の、名探偵VS犯人による推理合戦、或いは推理論争こそ存在しないが、それは激しい言い合いをしないと言うだけで、話題を持って来た誰かに推理を披露しているのは変わりない。

 ……そもそも名探偵と犯人による推理対決が為される場合、「()()()()()」犯人を追い詰める名探偵が登場する作品は多分に少ない(と思うのは、あくまで「そんな気がする」と(筆者)が勝手に思っている程度なnothing根拠です)。

ストーリーの展開上、「そうせざる得ない」パターンの方が多い。ハッキリと「そうせざるを得ない」と言及しているパターンもそう無いし、何なら読者は推理モノの鉄板として、「そう言うもの」と受け取っているものである。

 まあ、確かに推理モノの作品に「名探偵が登場する前に自首する犯人が居ない」時点且つ「犯人を逮捕出来ない」且つ「任意の取り調べを断る様な犯人」とストーリー展開上、揃っているので確かに作品登場人物の1人である名探偵役としては推理対決に持っていかざる得ない訳である(勿論、コレも完全にnothing根拠な(筆者)による偏見な決め付けでしかないですが)。

 そしてこうしたメタ的なーーストーリー展開上ーー理由から、名探偵は「推理の披露」を何らかの形で行うものだ。……もしかしたら(筆者)が全然知らないだけで、全て脳内で解決してしまう様なパターンもあるかもしれないがーー例えば親から受け継いだ土地持ちで利用客が物凄く多い駅近くにある、複数の駐車場やら駐輪場やらの経営をしている不労所得な金持ちの趣味で事件の情報を収集をしている様な人間が自分の脳内で完璧に事件を推理する(答え合わせはない)みたいなーー、それだって対読者への披露ではある。

 と言うか、名探偵役が如何なる性質をしてようが、作品である以上、対読者への披露は最低限必須ではある。

 名探偵役がメタ的な視点を持っているかーー主役であろうと登場人物の1人であるのは変わりないのに、何故か自身が作品内の登場人物であると言う事を知っていて、読者を意識している様なファンタジー要素が強い作品もあるーーは別として、読者が推理作品に期待するものは名推理なのだから、何らかのお披露目は必須なものなのだ。

 依って名探偵の性格は各々なれど、推理作品と言う舞台上である以上、彼等は推理披露を、推理そのものに躊躇しないものなのだ。ならば当然の事、彼等の一致する性質には「推理に妥協しない」と言う面も含まれているのだ。

 従って名探偵役なNPCであるシャロックボムにも此等の性質を保持している。これもまた、至極当然な話だ。


 だがしかし、彼はそれを発揮しない。発揮出来ない。


 結局は最初から最終まで(この表現で良いのかは謎)、AIにより、「少なからず現段階でアポロンに対して問い詰める事をさせてはならない」と判断されているからである。

 と言う訳で彼のキャラクター的に可笑しくなさそうな理由でアポロンへの追求をしない事になる。即ち「問い詰める立場にない」と言う理由である。

 

 ーーああ、鑑定系統のスキルになるな。探偵と言うジョブに限定される鑑定だ。

 

 ーー『特殊』と言うよりは専門性が有る、と言った処かな。そう言えば一般的な鑑定と言うものを君は知っているかな?


 ーー正直、現物が気になる処だが……、まあ、私は君からソレを問い質さなければならない立場ではないからな。


 ーー言いたくない事を言わず、沈黙を守るのも冒険者の自由だからね。私も聞かないでいよう。

 

 ーー正直な話、この鑑定内容は異質だ。つまり君の鑑定スキルは異質なモノなんだ。


 ーー君は自分の鑑定に付いて、余り良く分かっていないだろう。

 

 ーー……この様に鑑定スキルと言うものは随分と普段の行いに左右されるものでね。


 ーー鑑定スキルを使う人間がどう言った仕事をしているか、どう言った趣味が有るか、どう言った日常を送っているか……、こうしたものが如実に現れると言える。

 

 ーー私の鑑定も探偵業務に添ったスキルに進化している。そして当然、それはスキル名にも現れる。


 ーー本来なら君の鑑定スキルは、まだまだ基礎の基礎の基礎の……、そのまた基礎、と言った処な筈だ。だが君の鑑定スキルは既にある程度の進化が見られる。……勿論、専門性には程遠いが……。


 ーー心当たりはあると言う事だね。随分、贅沢な時間が使える様だ。

 

 ーー最近、君の様なタイプを良く見るがね。若者に限らず。只、その中でも君はかなりの様だ。



 シャロックボムの台詞を幾つか思い起こすーー前に戻ってそれなりの台詞をコピペしました(笑)ーーと、アポロンと色々と会話して行く中で、シャロックボムはアポロンに対して放置しては行けないだろう点に気付いている事が分かって貰えるだろうか(正直、其処まで自信が有る訳ではないが、そう言う事だと納得して貰いたいです……。身勝手ながらお願いします。by(筆者))?

 ……と言う訳で推理作品に登場する名探偵としては有り得ない放置を強制されながらも、名探偵らしく一応の理屈でもって、シャロックボムはアポロンへの追求を自ら止める。

 尚、人間社会には建前が存在し、本音と区別される事が良くーー、或いは普通に在る事で、今回のケースに当て嵌める事は出来なくもない。

 つまりは追求を止めたフリをして、裏で色々と調査していると言う設定も無くはない。が、正直、調査した処でプレイヤー達のスパイ設定が数日で露見する事が在るかと聞かれると、答えとしては首を横に振らざるを得ない。


 「ようこそ、我等の地球へ」。


 このゲームはフルダイブ型VRMMORPGであって、フルダイブ型VR探偵物語とかではない(処で探偵みたいに推理を進めて行くゲームって区分的にどうなるのだろうか? アドベンチャーとか? セーブ&ロード=RPGって時代は遥か昔に過ぎたよなぁ……)。

 従って、正体不明な不審者を探るゲームには成り得ない(いや、まあ、推理ゲームで殺人事事件の解明ではなく、不審者を探るのがメインなのもどうかとは思うが)。

 只、クエストやイベント、シナリオの展開の仕方に依ってはその流れも有りと言えば有りだろうと(筆者)は思う。

 と言うのも推理作品に於ける名探偵の役割的に、警察組織とかなりズブズブ(この言い方は不適切かも知れないが)になっているーー、或いはかなりズブズブ(やはりこの言い方は不適切な気が凄くする)になって行く様なストーリー進行(流れ)が多い印象を受けるからだ(尚、これまた根拠は無く、(筆者)の頗る勝手な意見である。頗る勝手な意見だが、反対意見はこの作品の、今、現在のストーリー進行(流れ)的にややこしくなるので、聞かない事にしますので……、申し訳有りません)。

 ならば名探偵は警察、即ち社会秩序を守る組織ーー、このフルダイブ型VRMMORPG「ようこそ、我等の地球へ」的に言えば衛兵が所属する様な治安維持組織の味方であり、その為、治安を乱す不審者に付いて、注意を払うのは不思議では無いだろう。否、全く不思議ではない。

 故にシャロックボムがこっそりアポロンーーと言うかプレイヤーや地球人設定のNPCを調査していた(る)設定が出て来ても有り得る流れだ(と(筆者)思う)。

 但し先にも記したが、「調査結果は宇宙人のスパイです」なんて正しくも一般的に言って物凄く胡散臭い報告が直ぐに出て来る訳がない。

 例えば良く有りそうな探偵への依頼〜パートナーの浮気調査〜だって一週間有れば確実に調査出来るなんて事も決まっていないだろう。浮気し易い環境を整えてやれば話は別かもしれないが。

 況してや宇宙人捜査だなんて、普通に一介の探偵には重過ぎる調査だと思う。如何に名探偵とは言え、彼等の調査対象はどんなに難しくとも人間である。

 ……迷い猫やら迷い犬やら、所謂「居なくなったペット」を探す依頼が簡単に解決出来るとは言わないが(と言うか対象が言葉が通じない動物なので、考え様に依っては人間より難しかったり……、する、のか……?)。

 なのでどう考えてもシャロックボムがアポロン達の正体を探る展開が先に在るとして、その「先」は本当にかな〜〜り後に展開する話になる。

 前提としてワールドクエストの展開状態やイベントの展開状況がモノを言う様な設定がプログラムされているだろう事は想像に難くない。と言うかそれが無いと、或いはそうで無いとトンデモスピードでストーリー展開し、プレイヤーを置き去りにしつつ、イベントが追い付かず、妙な事になっているーー、何て事に成り兼ねない。

 何せシャロックボムがプレイヤーと接するクエストは、アポロンでないと……、と言う訳では無いからだ。

 後々のイベントの結果がどうなるか、現時点では分かる筈もない。それは如何に優秀なAIやそれを作った人間でもそうだ。

 シナリオの展開として筋道はあり、ワールドクエストはそれに沿う形になる。しかし其れ等はプレイヤー1人1人の選択が重なった結果がモノを言うのだ。

 以前にもチラリと記したが、最終、地球とスティル星の関係性はプレイヤー達の行動の積み重ねに依って決定付けられる……、な〜〜〜んて事に……、と筆者()は何とな〜〜〜く考えている。大人数が参加する予定のワールドクエストの結果で先々の方向性も定まって行く……、気付いていたらどうしようも無い、抗えない大きな海練に呑み込まれ、呑み干されるプレイヤーが居る一方で、大きな海練で泳ぎ方をマスターするプレイヤーが乗り越えるかもしれないし、大きな海練から隠れたり逃げたりしているプレイヤーも居るかもしれない……、これは選択の物語なのだ……、とは最近、とあるアプリで「進撃の巨○」のアニメを最終まで見終わった(筆者)ーーみっともない格好付けの阿呆ーーの戯言である。

 戯言でしかないが、まあ、そう言う事なので、当然、プレイヤーの1人であるアポロンの選択も何れは積み重なるデータの一部となる。

 従って今回のケースで言うと、NPCであるシャロックボムとの関係性がデータの一部となる……、ラスト? ああ、彼はまだ地球人設定なので、現段階、否、現時点の記録は大きな影響にはならない。

 何せ「ようこそ、我等の地球へ」のストーリー展開は、地球人とスティル星人との関係が大きく関与していくのだ。

 地球人同士となる場合の、プレイヤーとNPCの関係はシナリオ展開に於いては大きな要素とはならない、と言うか成り得ない。クエスト展開に於いてはかなりの重要素を持つが。  

 とは言えクエスト展開がシナリオにも掛かるので、間接的には重要素にもなるし、成り得るのだが。

 と言う事情で現時点ではシャロックボムに追求はさせないが、アポロンと関わったNPC は、このデータを未来に生かす形で使われる。そしてアポロンがクエスト「真相を暴け!」終了後、シャロックボムとの関わり方に依ってはデータは積み重なるのだ。

 依ってシャロックボムの設定を「『追求する立場にない』理由でアポロンを見逃すが、要注意人物としてその脳裏には残っている」形にすると、アポロンがどの様な選択をしても辻褄を合わせ易くなるのである。

 尚、AIが果たして辻褄合わせをするかしないかは完っっっっ全に不明ではあるが、人間ならば、まあ、「やる生き物」か「やらない生き物」かで言えば「やる生き物」だろう。

 つまりは運営サイドに居る人間はアポロンだけでなく、全プレイヤーの行動に依っては辻褄合わせに奔走する可能性がある。


 但し、下手なテコ入れは難しい。


 AIが拒否出来るからだ。以前にも記したがコレは運営サイドの人間がテコ入れをやり過ぎる可能性を考えた上での事だ。当然だが、やり過ぎるとプレイヤー、つまりは客から反感を買う恐れもある。

 漫画的に表現したならキラキラ光りそうなフルダイブ型VRの新技術ではあるが、確かに現時点ではこの「ようこそ、我等の地球へ」しかないが、それでも客からの反感が過ぎれば、プレイしなくなるかもしれない。

 其処でAIによるストッパー・プログラムを構築したのだ。

 そうした事から今回のケースを含めた、アポロンのプレイケース全般に於いては、辻褄合わせをAI等が行うーーと言うよりは行えるかーーかどうかは元より甚だ謎ではあった。

 故に此処でのシャロックボムの選択ーー敢えてこう記すーーが後々になって役立つかどうかは不明である。

 そもそもアポロンが「もうシャロックボムとは関わりにならんとこう」と決めてしまった場合ーーしかもそんな事をしてしまえば、本気でアポロンはシャロックボムとは関わりにならないプレイも多分、出来るので余計にーー、シャロックボムもこの先の行動として更新される事がなくなりーーシャロックボムがアポロン以外のプレイヤーと関わりにならなかった、と言う前提が必要だがーー、辻褄合わせが完っっっっ全に無意味で終了してしまう。果たしてこの状況で辻褄合わせの為のテコ入れみたいな事を積極的に行う意味が有るだろうか……?

 と、此処まで記せば気付くだろうが、どうなるか分からない未来の為の選択と言う保険は、当人の余裕が何処まで在るかで決まってくるーーリアルに保険プランを考えて貰うと、いざと言う時の為に普段、どれだけの保険料を払えるかが判断材料の肝要となるのは明らかになる様にーーので、AIのデータ容量や運営サイドの人間の労力やら予測やらが結構深く関わるのが分かるだろう。

 しかし肝心な(筆者)が其処をきちんとしっかりと考慮出来ない為、完全にこの辻褄合わせは、運営サイドやらAIやらの都合で行われる訳ではない。単に、間違いなく、(筆者)の都合である。つまりはご都合設定と言う訳だ。

 そしてこの先、クエスト「真相を暴け!」をクリアしたとして、シャロックボムが何処まで登場するかは不明である。……つまり決めてない。所詮、シャロックボムは「トリックなんか考えられなくて書けないクセに『“推理モノ”に挑戦しよう』と言うノリで(筆者)に登場させられた、『僕が想像する最強の○○』如く、『(筆者)が妄想する有能な探偵』なNPC」でしかないのである。

 従って、シャロックボムは上記「クエスト『真相を暴け!』」の欄にて現状況は「鑑定系統スキルに付いて、簡単(?)説明中」とされているが、この中途な説明のまま、終了する事になる。



クエスト「真相を暴け!」

概要:数日前に勃発した殺人事件の真相を明らかにする事。クエスト「黒か白か!」をクエスト「殺人犯を追い詰めろ!」とクエスト「冤罪を晴らせ!」に同時移行させ、凶器発見よりも早く、探偵シャロックボムに捜査協力依頼を出す事(丸投げNG、クエスト凍結により、同プレイヤーや同プレイヤーが居るパーティーでは再挑戦が不可能)。

期日は3日後の裁判まで(多分)。

真逆の目的を持つ依頼人が同場所で依頼を叫んでいた理由は、クエスト「黒か白か!」的都合に因るものだが、クエスト「真相を暴け!」に移行すると、意味合いが生まれるのかもしれない。

現在の進行度/凶器発見、完全修復完了。シャロックボムの事務所にて凶器を渡す。鑑定中or鑑定終了?

鑑定系統スキルに付いての説明終了。←New



 と言った処である。ならば次に向かうのは下記の部分となる。



現在の進行度/凶器発見、完全修復完了。シャロックボムの事務所にて凶器を渡す。鑑定中or鑑定終了?



 「鑑定中or鑑定終了?」となっているが、ここからは凶器の話にならねばならない。依って鑑定は終了状態となる。



現在の進行度/凶器発見、完全修復完了。シャロックボムの事務所にて凶器を渡す。鑑定終了。←New

 


 と言う事にである。従って内容は更新される。



クエスト「真相を暴け!」←New

概要:数日前に勃発した殺人事件の真相を明らかにする事。クエスト「黒か白か!」をクエスト「殺人犯を追い詰めろ!」とクエスト「冤罪を晴らせ!」に同時移行させ、凶器発見よりも早く、探偵シャロックボムに捜査協力依頼を出す事(丸投げNG、クエスト凍結により、同プレイヤーや同プレイヤーが居るパーティーでは再挑戦が不可能)。

期日は3日後の裁判まで(多分)。

真逆の目的を持つ依頼人が同場所で依頼を叫んでいた理由は、クエスト「黒か白か!」的都合に因るものだが、クエスト「真相を暴け!」に移行すると、意味合いが生まれるのかもしれない。

現在の進行度/凶器発見、完全修復完了。シャロックボムの事務所にて凶器を渡す。鑑定終了。鑑定系統スキルに付いての説明終了。

お読み頂きありがとうございます。大感謝です!

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