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課金チートのボッチ生活  作者: 美香
第七章

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71/102

フィールドとチュートリアル③

ノロノロ、トロトロ、ノロノロ、トロトロ、すみませんねぇ……。

 長い。長い。長い。

「ーーーーーーーー、ーーーーーーーーーー、ーーーー、ーーーー? 」

「ーーーーーーーーーーーーーーーー、ーー、ーーーーーーーーーー、ーーーーーー。」

 長い、長い、長い。

「ーーーーーー、ーーーーーーーーーー、ーーーーー、ーーーー、ーーーーーー、ーーーーーーー、ーーーーーー? ーー、ーー、ーーーー、ーーーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーーーー。」

 長い長い長い。

「ーーーーーー、ーーーー、ーーーー、ーーーーーー、ーーーー、ーーーー?」

「ーーーーー、ーーーーーーーーーーー、ーー、ーーーーーーーー。ーーーーー、ーーーーーーーーーーー、ーー、ーーーーーーーー。」

 長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い、、

「ーーーーーー、ーーーー、ーーーー、ーーーーーー、ーーーー、ーーーー?」

「ーーー、ーーーーーーーーー、ーーーー、ーー、ーーーーーーーー。ーーーーー、ーーーーーー、ーーーーー、ーー、ーーーーーーーー。」

 長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い、、、

「ーー、ーー、ーーーー、ーーーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーーーーーー、ーーーーーーーーーーーー。ーーーーーー、ーーーーーー、ーーーー。」

 長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い……………。何が長い? 何故に長い? 

 まあアポロンにもその質問責めするプレイヤーの気持ちが分からない訳ではない。要はそれだけこのゲームが最新であると言う事だ。

 最新ジャンルのゲーム。それを最初期にプレイする者はどうプレイするのか、その基本的知識すら持たない。

 例えばだがあの有名なドラク○シリーズが最初に登場した時(日本国内の話をイメージして下さい)、そもそもRPG自体が無かった時代だった。

 主人公を操作し、周辺の人から話を聞いて、ストーリーを進めていくのがRPGの基本だが、その基本知識が無い状態でプレイするのが最初期のプレイヤーとなる。真偽は知らないが、当時ゲーム会社には今から考えるとアホみたいな質問も多く寄せられたと言う話だ。

 それを基準に考えれば、フルダイブ型VRMMORPGと言う新ジャンルのゲームを最初期にプレイするなら、おっかなびっくり、右往左往するプレイヤーが多く出没するのも頷けてしまう話だ。

 只、プレイヤーの性格にも色々ある。とにかく1度はプレイして見てから攻略サイトを見るタイプや、自力での完全攻略しようとするタイプ(このタイプは攻略サイトは最後に頼る)、初めから攻略サイトを見ながらプレイするタイプ、と言う様に、プレイ前に説明書をじっくり読んだりするタイプか、プレイ前に適当に読むタイプか、プレイ中に不明な点が出れば説明書を開くタイプか、プレイ中に不明な点が出ても説明書を開かないでゴリ押しでプレイしていくタイプ等もまたプレイヤーによって別れる。

 このタイプが何処に位置するかによって、何処までNPCに質問していくかが決まるだろう。そしてどのタイプであろうと、ソロなら何も問題は無い。しかし複数となると、其処には色々なタイミングで質問を切り上げたいと思っている人間が居る訳で、大きく表面化するかどうかはともかく、問題は0とは行かない。

 質問者以外のプレイヤーは流石にイライラして来ているのがぼんやりと見ているだけのアポロンにも良く分かって来た頃、漸く彼等は動き出す。

「では王都ファーストへ向かう。」

 その言葉と共にNPCがチュートリアル用転移移動を行う。アポロンの目の前に文字が出現する。



 尾行を開始しますか? →Yes →No



 恐らく此処で「No」を選んでもターゲットを外さなければ後々に追う事は可能だろう。但しこのNPCはチュートリアルが終了した後、どう言った事になるのかアポロンには分からない。

 そして今、この時に「Yes」を選ぶデメリットは特に思い付かない。更にそもそも待ち草臥れていたアポロンには、これ以上動かないでいると言う選択肢すら無かった。迷いなくアポロンは「Yes」を選択した。そして頭を抱えた。

(しまった……、コレを想定していなかった……。)

 フィールドに出たNPC率いるチュートリアルプレイヤーグループはそこでもまた簡易的な説明を受けている。戦闘に入る前に基本動作を説明されているのだ。

「ーーーーーーーー、ーーーーーーーーーー、ーーーー、ーーーー? 」

「ーーーーーーーーーーーーーーーー、ーー、ーーーーーーーーーー、ーーーーーー。」

「ーーーーーー、ーーーーーーーーーー、ーーーーー、ーーーー、ーーーーーー、ーーーーーーー、ーーーーーー? ーー、ーー、ーーーー、ーーーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーーーー。」

 問答無用で始まった自身のチュートリアル戦闘とは全く違い、戦闘に入る前に素振り的な動きの説明が先にされている。

「ーーーーーー、ーーーー、ーーーー、ーーーーーー、ーーーー、ーーーー?」

「ーーーーー、ーーーーーーーーーーー、ーー、ーーーーーーーー。ーーーーー、ーーーーーーーーーーー、ーー、ーーーーーーーー。」

 実際に各々にフィールドに出る前に渡されていた初期装備(まあ似たり寄ったりの格好になる)を振るって練習させられている面々は、リアルとは違い、肉体的な疲労が無い電子空間の恩恵を受け、研修を受けながら質問をしている。因みに渡される武器以外の各道具の使用方法は安全地帯で教えられるが、武器を実際に振るう事ーー要は稽古ーーは安全地帯ではやらない。混雑を避ける為である。

 デミゴッド専用チュートリアルとは違い、非常に丁寧なものである。しかしそれは仕方無い。本来、デミゴッド専用チュートリアルはこのゲームをプレイし尽くせた様なプレイヤーの為のものだ。不必要な部分は省かれる。

「ーー、ーー、ーーーー、ーーーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーーーー、ーーーーーーー、ーーーーーー、ーーーーーーーーーー。」

 そしてそんなチュートリアルをクリアした事で、「チュートリアルはチュートリアル」とこの初心者プレイヤーの為のチュートリアルを受ける必要が無いと判断されたアポロンにとっては、只管退屈とも言える時間である。

「ーーーーーーーー、ーーーーーーーーーー、ーーーー、ーーーー? 」

「ーーーーーーーーーーーーーーーー、ーー、ーーーーーーーーーー、ーーーーーー。」

 そして現在、アポロンが選んだ尾行グループには比較的、細やかに質問をして、出来うる限り、プレイ前に説明書を読むタイプが存在する。多分、AKYタイプでも有りそうなそのプレイヤーは、先程の件で質問者として代表にされたらしく、他プレイヤーは彼(?)に質問を任せてしまったらしく、黙っているので先程よりはまだマシかも知れないが………。

「ーーーー、ーーーーーー、ーーーーーーー、ーーーーーー? ーー、ーー、ーーーー、ーーーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーーーー。」

 そして実際に戦闘が始まっても、AIが用意した研修戦闘は非常にゆっくりと進む。

「ーーーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーー。ーーーーーーーーーーーーーーーー。」

 そんな戦闘を最早、座って観察する羽目になったアポロンだが、ある事に気付いた。

(あれ? 何で消えてないんだ?) 

 通常、倒すと消えてしまうモンスターがまだ消えずに残っていたのだ。

 首を傾げるアポロン。アポロンがまともに戦闘した数は少ないが、モンスターは必ず消えると思い込んでいる。その理由は経験と言うよりはラノベ辺りの影響だろうか。

「ーーー、ーー、ーー、ーーーーーー、ーーーーー。ーー、ーー、ー、ーーーー。ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーー、ーーーー、ーーーー。」

 何にせよ、消えないモンスターの死骸はそのままに、戦闘チュートリアルは続く。

「ーー、ーーー、ーーーー、ーーーー、ーー?」

「ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーーー。」

(これ、何か意味有る……、よな?) 

 まさか戦闘終了後にNPCが「はい、後は消えますよー」なんて言って消えていく訳では無いだろう……、と思うアポロン。根拠は無い筈だが、何となく思い込んでいる。

「ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。」

「ーー、ーーー、ーーーー、ーーーー、ーー?」

「ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーーー。」

 そしてアポロンとしては当然、ソレが気になり続けている。だがそんなアポロンに誰も気付きもしないので(つまりは自業自得だ)、疑問を先んじてくれる相手等居ない。それは当然の事で致し方ない。

「ーーー、ーー、ーー、ーーーーーー、ーーーーー。ーー、ーー、ー、ーーーー。ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーー、ーーーー、ーーーー。」

 致し方ない、筈だ。だが人間と言うものは勝手なものだ。

(早く戦闘終われよ〜〜。この消えないモンスターは何なの?? ってか俺のチュートリアルとは全然違わない? どんどん説明が長くなってる気もするし……。)

「ーー、ーーー、ーーーー、ーーーー、ーー?」

「ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーーー。」

「ーーー、ーー、ーー、ーーーーーー、ーーーーー。ーー、ーー、ー、ーーーー。ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーー、ーーーー、ーーーー。」

「ーー、ーーー、ーーーー、ーーーー、ーー?」

「ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーーー。」

「ーーー、ーー、ーー、ーーーーーー、ーーーーー。ーー、ーー、ー、ーーーー。ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーー、ーーーー、ーーーー。」

 若干(?)、イライライライライライライライライライラ……、としている内に諦念が胸中に芽生えてくる。キレる、と言う心配はない。最もアポロンの行動に安心感は無い様な気もするが。

「ーーー、ーー、ーー、ーーーーーー、ーーーーー。ーー、ーー、ー、ーーーー。ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーー、ーーーー、ーーーー。」

「ーー、ーーー、ーーーー、ーーーー、ーー?」

 処で説明の間、モンスターは止まっている。チュートリアルらしい、と言えばそうだ。只、アポロンの戦闘チュートリアルとは違う。正に至れり尽くせり、だ。

 何をそんなに説明する事があるのか……。と呆れ混じりで見ているのは、アポロンは勿論、より詳しい説明を求めるプレイヤー以外のメンバーだ。

「ーーー、ーー、ーー、ーーーーーー、ーーーーー。ーー、ーー、ー、ーーーー。ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーー、ーーーー、ーーーー。」

 他のプレイヤーの質問はそこまで多くない。と言うか実の処、アポロン同様に「消えるんじゃね?」と何となく思い込んでいた倒したモンスターの遺体が気になっている。早く其処に辿り付きたいのだが……。

「ーーー、ーー、ーー、ーーーーーー、ーーーーー。ーー、ーー、ー、ーーーー。ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーー、ーーーー、ーーーー。」

「ーー、ーーー、ーーーー、ーーーー、ーー?」

「ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーーー。」

 細かな事を気にするプレイヤーが其処までの時間を大分引き伸ばしている。

(実はコイツ、NPCだったりしないか?)

 何て突拍子も無い発想は誰のものかはともかく、余りに長過ぎて、合理的な理由を探そうとさえしてしまう。

 つまりは教えて置かなくてはならない事を質問形式にして伝えている、と言う発想だ。この場合、NPCはプレイヤー表記されているので、AIではなく運営サイドの人間である。勿論、これは只の妄想だ。事実ではない。

 しかしそう考える(妄想する)と少しイライライライライライラとするのもマシになると言うものだ。則ち現実逃避とも言う。

「ーーー、ーー、ーー、ーーーーーー、ーーーーー。ーー、ーー、ー、ーーーー。ーー、ーー、ーーーーーーーー?」

「ーーーーー、ーー、ーーーーーー、ーー、ーーー。ーー、ーー、ーーーーー。ーー、ーー、ーーーー、ーーーー。」

 そしてとうとう最後のモンスターが倒れたに関わらず、まだまだ続く質問。しかし。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

 とうとう「これ以上はダメ」、と言うラインにやって来る。現時点ではアポロンにしろ、質問者以外のプレイヤーにしろ、質問の諦念を呼び起こす答え方だと認識しているのだが、質問者は違う様だ。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

 「そろそろ質問終わるんじゃね?」と言う期待が叶うまで後………?

 …………質問大好きなプレイヤーが漸く納得するまで、NPCは同じ言葉を言い続けた。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

 因みに「何故、答えられないのか」と言う質問にも上記の言葉が返って来ている。

(俺の場合、アナウンスだったから丁寧だったけど、謂わばこのNPCって上司って設定だからか、結構、それを感じさせるよなぁ……。)

 夜中のコンビニ前でウン○座りする不良達とは違い、それすらせずに、完全に地面に座り込みながら、アポロンは考えていた。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

 そしてまだ続く上記の言葉。これは質問大好きプレイヤーが原因ではない。その周囲だ。どうやら「答えられないのってメタ理由じゃね?」と気付いたらしく、先程までの「はよ終われ!」と苦虫を噛み潰したかの様な表情(顔付き)だったのだが、嘘の様に質問を重ねている。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

(うわあ……、引かれてるの気付いてなさそ……。)

 メタ的な理由で上記の答えになるのだと気付いたプレイヤー達が色々な質問を重ねて確認しているのだが、例の質問大好きプレイヤーはそれをイライラしながら見ている。「早く終われよ」、「空気読めよ」、「どーでも良いじゃねーか」、「下らん質問すんなよ」と舌打ちと共にボソボソと文句を言っているのだ。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

 小声過ぎる文句も舌打ちも他のプレイヤー達には気付かれてはいない。但し「文句有ります!」と怒りのマークを頭に、顔に、いっそ全身に幾つも付けていそうな雰囲気を纏わせているのには誰もが気付いていた。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

 その自分を棚上げした態度にドン引きしている他プレイヤー達は、今までの我慢を思って腹立ちを増したらしい。仕返しと言わんばかりに質問を増やしていく。AIの現状把握の形は謎だが、取り敢えず結果としては質問して来るプレイヤー優先であり、ボソボソ文句には対応しない様だ。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

(うーん、取り敢えず関わりたくないなぁ……。)

 何にせよ、ここまでの流れを見て、この場に居るプレイヤー全員にプラスの印象を抱く事は無い。真に勝手ながらアポロンの立場からしてみれば、「全員めんどくさい」のだ。

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。」

 そんな事を感じながら、バックミュージックの様に感じてきた上記の言葉を流していると、時折、別の言葉が混じる様になった。

「悪いがそれは答えられん。『他に聞いておきたい事は有るか?』」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。『他に聞いておきたい事は有るか?』」

「悪いがそれは答えられん。」

「悪いがそれは答えられん。『他に聞いておきたい事は有るか?』」

 少しずつ「立て板に水」だった質問に滞りが出て来て、『』内の言葉が付け加えられる様になる。どうやらそろそろ質問は打ち止めに近いらしかった。

「悪いがそれは答えられん。『他に聞いておきたい事は有るか?』」

 そして間も無くNPCが発するその『』内の質問に、プレイヤー達は首を横に振る事になった。

「……そうか、もう無いか。では次に移らせて貰うぞ。」

 そう言ったNPCは腕を上げて指を指す。

「アレ等を見ろ。」

 示された先に有るのは、消失せずに残されているモンスター等の死骸だ。

お読み頂きありがとうございます。大感謝です!

評価、ブグマ、イイネ、大変嬉しく思います。重ね重ねありがとうございます。

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