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課金チートのボッチ生活  作者: 美香
第四章

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運営、ダンジョン・エリア開放防止叶わず……

運営漸く……、で、四章完です。ゲーム始めて2日の事なんですよ、コレ……。ダラダラと続いてすみません。



 そして時はまた遡る。処変わって運営サイドである河村達に視点が移る。


 河村はスキル「夢幻顕在」の穴ーーあくまで運営サイド視点に於いてのものーーに付いての報告書を作成していた。松本との2人掛かりで。

 その結果、彼等はダンジョン・エリア攻略を止める事が叶わなかった。彼等が事に気付いたのは、報告書を作成終了後、アポロンの動向を再度、確認した時であり、既に手遅れであった……。



 疲労の現し方は性格により違いは出るが、年齢や立場にも関係するのかもしれない。

「ふぃ〜〜〜、(つっっか)れた〜〜っっ!」

 だらしなくデスクに突っ伏す松本を横目に河村は溜め息1つと自身のこめかみを少し強めに押して、静かに疲労を感じていた。

「さて。帰宅前に音無さんの動向を確認するぞ。」

「えぇ〜〜、もーまだ仕事するんすか〜? 帰りましょーよぅー?」

「そうしたいのは山々だがな。せめて報告書作成の間の動向は確認しとかないと、何か起こっていた場合に俺達の怠慢扱いにされかねんぞ。」

「う〜、分かりましたよぅ!」

 河村に愚痴を一蹴されて、仕方なしに体を起こす。「これが終わったら帰れるんだ」と自分に言い聞かせる意味を以て、勢いを付けてやる気を出さんとする。尚、その行動に効果が有るのかは不明である。

 ゲーム監視機能をダンジョン・エリアにポイントを合わせようとしてーー、ソレに気付いた。



 ダンジョン・エリア 攻略済 開放まで後……、



 「攻略済」と言う文字と解放する準備をAIが行っている事を。

「「やっべーっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

 河村と松本の絶叫が響いたのは無理も無い話であった……。


 何か時間の感覚が怪しいが((筆者)のせいです、はい)、次郎がゲームをスタートさせたのは昨日であり、プレイヤー・アポロンとして河村達と話したのも昨日である。

 その際、河村はハッキリと「攻略しても開放されない(言い方は「実装」の言葉を使っていたが)」と伝えていた。それは運営サイドとして、ダンジョン・エリアは最終エリアと称されるだけあり、こんな序盤ーーサービス開始序盤と言う意味ーーで解放される訳にはいかないからだ。

 只ーー、ダンジョン・エリアの解放は攻略とセットだ。そしてまともにダンジョン・エリアを攻略するならばかなりの時間、否、かなりの期間が掛かる。誰であろうともクリアには大きな苦労をするだろう難易度を誇っているからだ。

 つまり攻略が終わる前にシステムを弄らなければならないのだが、端的言うとその間が無かった。まさか長期に渡るだろうクエスト攻略が僅か数時間で終えるとは予期出来まい。幾ら「データ変換」の件が頭に有ろうと、あんな使い方までは予期出来まい。

 しかしどの道、其れ等は言い訳に過ぎない。言い訳にしかならない。現実はとにかく無情なのだ。


 バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ!!!!!!!!


 カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ!!!!!!!!!!!!


 河村は走る。向かう先は重要なゲームデータに介入出来る特別部屋。エリア解放を途中停止するには松本と一緒に居た場所の機材からでは無理なのだ。

 しかしその部屋は松本には入れない。松本は河村の指示に従い、部屋に入る権限を持つ人間に連絡をしている。部屋に入るだけなら河村1人でも可能だが、実際にこの機材を使ってのデータ変更はそうは行かない。複数の入室権限を持つ人間のIDとパスワードが必要になる。尚、弄るデータによって、必要とされる人数は変わる。

 どうしても人数が揃わない時の為の方法も有るが、とにかくそれだと機材操作が増加する。結果、かなりの時間が必要になる。

 松本が人数を集めてくれているが、指定人数が揃わない可能性も高い。故に河村は松本に人数を集める指示を出したものの、それとは別に1人でも操作可能の方法の為、機材を打ち込んでいる。

(急げっ!!!! とにかく時間との勝負だ!!)

 自分を奮い立たせ、燃える瞳で機材に情熱を注いで行く。そして。



 ワールドニュースです。ダンジョン・エリアが開放されました。各エリアにダンジョンが生まれます。



 そして全てが終わった。全ての努力が終わった。……無駄に終わったのだ。ーー間に合わなかったのだ。尚、力の抜けた体でアポロンの行動を確認した運営サイド全員が「「「「はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!?????????」」」」と大絶叫する事を記載しておく。



※ダンジョン・エリア開放について:

ダンジョン・エリアを開放すると、ダンジョン・エリアに行き来出来る様になるのではなく、各エリアにダンジョンが生まれます。そして原始のダンジョンとなる、ダンジョン・エリア自体は攻略と同時に1度消滅します。そしてダンジョン・クリエイトで復活させない限りはそのままとなります。攻略後、アポロンが居る洞窟は各エリアと繋がる事が出来ます。詳細(?)は五章でまた……、の()()です。ですから、()()なので、未定です。ええ、全てが気が変わったら変更されている事でしょう。最悪、ここでの説明を忘れて……。

お読み頂きありがとうございます。大感謝です!

評価、ブグマ、イイネ、大変嬉しく思います。重ね重ねありがとうございます。


本日(深夜)は編集日(もうすぐ終わります)で、明日はコロナ予防接種日です。もしかしたら数日、更新が滞るかもしれません。ご了承願えましたら有り難く思います……。

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