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ブレイブカード  作者: きしと
イントロダクション
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イントロダクション

 久しぶりに復活しました。グルグル改め、きしとです。

 一度削除してしまったブレイブカードを改稿して再投稿します。


 ブレイブカードはカードバトル的VRMMO(仮)の改稿版ですが、今回の更なる改稿で5%くらいしか一致していないのでご注意ください。


 前回の反省も踏まえて、今回は章単位で完成したら投稿致します(番外編は除く)

 そのため次章まではかなり時間がかかりますが、ご容赦いただければ幸いです。


 それと感想返しなどはしない方針なのでご理解頂けると有り難いです。


 深い深い森の中、[樹海の決闘場]と呼ばれるその場所で、一人の少年が灰銀の龍に背を向けるようにして少女の前に立ちはだかっていた。

 周囲は戦闘の痕跡だろうか、至る所で草木が赤く燃え上がっている。


「――知ってるか?」


 少年は少女にそう問いかけながら、左腕に付けた腕輪のような端末――【デュエルリング】から一枚のカードを取り出す。


「古今東西! カードゲームアニメの主人公が持つエースカードは進化する!!」


 少年がカードを灰銀の龍に投げ当てると、投げ当てられた場所を中心に、炎が巻き上がり、灰銀の龍を包み込んでいく。

 全身を炎で包まれた龍は、新たな存在として産声を上げようとしていた。


「すごい」


 それを見ていた少女は思わずそう呟いた。

 まだこんなものを残していたのかと、少女は少年の底の知れなさを素直に賞賛し、同時にこの先も続く戦いを思って、ワクワクとした気持ちを滾らせる。


「――でも負けない」


 少女はそう言うと、笑みを浮かべて少年へと向かって行く。

 少年はそんな少女の姿を見て叫んだ。


「さあ、楽しんで行こうぜ!!」


☆☆☆


 ――VR。

 それは人々の希望であり、絶望だ。


 新しい技術は望む望まないに関わらず様々な光と影を作り出す。

 フルダイブ型VR技術は様々なものを生み出し、そして滅ぼしていった。


 とある男が愛するカードゲームもその一つだ。

 机の上で死力を尽くして競い合うカードゲームは、より手軽で、より迫力のある、まだ見ぬ世界を冒険するVRゲームに客を奪われて衰退していった。


 世界中のデュエリスト達が長く中、とあるVRMMOが発売される。


 ――【ブレイブカード】


 VRMMOとカードゲームを融合させて生まれたそのゲームは、世界中のデュエリスト達だけではなく、老若男女ありとあらゆる人に受け入れられ、彼らの希望となった。


 この物語はそんなブレイブカードを中心とした物語だ。

 誰もが主人公プレイヤーであるその世界で、今日もまた一つの物語が始まる。


 これはカードゲーム黎明期から、カードゲームを楽しみ続けるベテランカードゲーマーのおっさんと、フルダイブ型VR技術によって変革した世界に振り回される少女達との、決闘デュエルを通して紡がれる絆と成長の物語である。


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