表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

45/60

第45話

1日1話が難しくなってきました。

ゆっくりでも更新していきます。

「俺のチーム?」


俺がチームを作るなど・・・・・・

冗談では言ったがまさかあれか?


「はい、来栖様が()()()()()()羅栖墓様が作るかもしれないとおっしゃっていました」


「その噂広まってる?」


「分かりませんわ、来栖様から聞いただけですので」


来栖のことだから仲のいいやつにしか教えないだろう。


「あー、なんていうか、入りたいところが見つからなければ作ろうかなってこと」


「分かりましたわ、でしたら私は羅栖墓様が決めるまで待ちますね」


「お、おう・・・・・・あ! ならさ、おすすめのチームとかあったら教えてくれよ」


「そうですわね、ごめんなさい私もそんなに詳しくないんですわ」


「そうか、じゃあさどうやってチーム探してる?」


俺はチームの探し方さえ分かっていなかったので聞いてみる。


「一般的なのが見学ですわ」


「へぇ」


「後は、実際に戦ってみるというのもありますわよ」


「体験ってこと?」


「そうですわ、ですが体験の日は決まっていますので大体は見学で決めますの」


「わかったありがとう」


「よければ空いてる日に一緒に周りませんか?」


ここまで説明しといて断るのは酷いと思うので俺は了承した。



☆☆☆



俺は窓から教室に入った。


「きゃあ!」


「おっとごめん」


女子生徒を怖がらせてしまった。


「てめぇ! 何しにきやがった!」


教室に入るなり牙城が噛みついてきた。


「いや、花菱さんを迎えに来ただけだよ」


「迎えにきた? なんで窓から」


牙城が訳が分からないという顔をした時に、廊下から大きな声が聞こえた。


『羅栖墓ーーーーーーー! どこいったーーーーーー!』


廊下から物凄い疾走音が聞こえる。


「赤獅子様から逃げてきたのですわね」


「あ、花菱さん、そうなんだよ捕まったら今日の見学いけないからね」


「ふふふ、そうですわね赤獅子様から逃げるのも大変そうですわね」


「ははは、窓使うくらいにはね」


俺と赤獅子の連日の鬼ごっこは日々進化を遂げている。

先生達が注意しないのかって?出来ないのさ!


「それじゃあ花菱さん行こうか」


「ハイ」


俺は花菱さんを連れ、途中で東堂さん千聖と合流して各チームの訓練場を訪れる。


「最初はどんなチームなんだ?」


「はい、3年生が主体の遠距離、近距離のバランスがいいと定評のあるチームですわ」


「へぇ、名前は?」


「銀翼のツバメ、ですわ」


俺達はチームの練習を見るために、Earthへ接続した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ