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第24話

技名とか考えるの難しいですね。

なにかあれば意見とか貰えると嬉しいです。

「よっと!」


俺は飛んでくる武器を全て避けて先生に近づく。


「気づいたようね!」

「そりゃ、”真っすぐ”にしか飛ばない武器ですからね!」


どういうことかというと、どうやらこの武器は時空間といわれる場所から出てきている。

その時空間から取り出す方式なのだが、何故か”勢い”も一緒に出てきているのだ。


「時空間に収納するときに投げ入れるかなんかして、”エネルギー”ごと保存してるんでしょ?」

「よく分かったわね! 時空魔法は私しか使い手がいないのに!」


こういった独自の能力をアビリティと呼んでいる。

ちなみに俺の鬼の力もアビリティに分類されている。

先生は俺から離脱するために転移した。

攻撃がやんだので俺は、オーラを薄く薄く修練場全体に張り巡らす。


「攻撃方法が分かったからといってこの弾幕にいつまで耐えられるかしらね!」


先生はまた攻撃を開始した。

俺を弾幕で押しつぶそうとしているのか先ほどより多くなっている。


「避けてるだけじゃ勝てないわよ? それとも私の魔力枯渇を狙ってるのかしら?」


先生は先ほどから挑発するようなことばかりを言っている。

明らかになにか狙っているとしか思えないんだが……。


俺が回避行動で大きく飛びのいた時、一際大きい岩が上から降ってくるのが見えた。


「上からも追加かよ!」


俺は上からも下からも攻撃を捌かなければならない。


「あら、この弾幕も捌いちゃうの? やっぱりすごいわね」


七夕の評価が上がる。

流石に避けるだけでは難しくなってきたので刀も使って捌く。


「これぐらいの弾幕なら、毎日捌いてるからな」


東堂、花菱ペアに鍛えられて簡単に捌けるようになった。


「てか、視界が悪いな」


そう呟くと先生の言葉に少し焦りがみえた。


「あ、あら泣き言? でも攻撃の手は緩めませんよ!」


それと同時に四方八方から魔力を感じた。


「魔法を使った全方位攻撃ですか!」

「なっ! 気づいてももう遅いわよ!」


視覚外に準備していたであろう時空魔法から、魔法が発射される。


「まぁわかってて準備を許してたんですけどね!」

「なっ!」


その言葉と同時に全方位からの攻撃が俺を襲う。

俺は魔力をねり、自身の身体の周りを回転させる。


「魔転!」

「な、なんて滅茶苦茶な!」


俺は全ての攻撃を弾いた。自身が魔力を纏い、回転することで死角なき絶対防御と化すのだ。

この隙に一気に先生との距離を詰める。


「くっ!」


先生が転移で逃げる俺の攻撃は間一髪で通らない。

しかし、俺は先生が”現れる”であろう場所を予測して高速で移動をするために、足に魔力とオーラを纏わせ、空中に作った魔力足場を蹴って、爆発させた。


その勢いで先生の現れる場所に先回りをした。


「な! なん……」


最後まで言わせず、俺の刀が先生を切り裂いた。


「ふぅ、一発で倒せて良かった」


1戦目は、”現れる場所”を予測して勝利した。


オーラと魔力は別の力です。

オーラは鬼の力。

魔力は本人の力。

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