1話 あいつ
「おい!エナ!飲み物買ってこい。あとお菓子もな!」
「………」
「返事は?」
「はい…………。」
本当ならば行きたくない本音だとなんであんなデブの為にパシられなきゃいけないのと、思うまぁーそれ意外なら今日は雨の日だから行きたくないなかった少し殺人鬼のことを信じていたからだ。あのデブは、
「は?そんなのいたら俺が殺してやる」なんて、言ってた。その前に殺されそうだけど…………そろそろ着く
ここのスーパーのおばちゃんはいつも私に話し掛けてくれる相談とか今の状況など。
「いらっしゃいませー」
「あ、エナちゃんこんにちは」
「こんにちは………。」
「もしかしてまたパシられたの?もぉーそろそろきっぱり断らなきゃいつまでも下にみられるよ。」
「はい………」
断らなきゃいけないのはわかってる。でも断ったら痛い目にあうから断らない。おばちゃんごめんねもお無理なんだ。
「あ、雨降ってた?」
「あ、はい。降ってました。あ、いつものお願いします。」
「降ってるのかー洗濯物干しっぱなしだったかもー早く帰らなきゃ、あ、いつものねーOK。」
降ってるなー。本当にいるのかな殺人鬼。
「はい。どーぞ」
「ありがとうございます。」
ザーーーーー
「結構降ってるねー気を付けて帰ってね」
「はい。また来ます。」
ザーーーーー
それにしても雨が強くなってきた。早く帰らなきゃ。走ろう。
ん?なんか草むらに光が、………。
ニャー
なんだ猫か………びっくりした。
「ただ……い…ま」
「買ってきたか?おー?ほら速くよこせよ!」
またーこうだ。お礼もせず急に取る。いい気がしない。
「なんだよ、まだいるつもりか?帰れよ!」
私はすたすたすぐさまデブの前から消えて屋根裏部屋にもどった。
なんだろう…………さっきから鳥肌が止まらない。誰かに見られてる?………何かを感じた私は周りを
キョロキョロしたとくに何もなかった。思い違いかな?
夕食
今日の夕食は、カレー………私だけ。皆は、ローストビーフなど豪華なものを食べている。これが私と皆の差。
相変わらず私の夕食は不味い。それでも食べなきゃいけない残したら傷つけられる。本当にいやな家庭だ。
夜
私は少しの灯りで本を読んでいたその時……………下の方から叫び声がした。
「キャ”ーー!!!!!!!!!」
皆下に降りた、聞くところによると人影のようなものが音もなくこっちに向かってきて刃物を向けて来たらしいでも私達が降りてきたことに築きどこかに隠れたと。皆は、手分けして探した。多分まだどこかにいると思ったからだ。
私は、キッチンを探した引き出しが開いているそこには包丁などが入っていた。
「ここからか…………」
くまなく調べ皆に伝達をした。それか自分の屋根裏部屋にいった………………。
そこには包丁があった。
「なんで………ここに……?」
とりあえず皆に見つけたことを伝えた。そしたら………。
お前が犯人か!。ふざけてるのか!。など言われて傷つけられた。
疲れて傷つけられた私は、屋根裏部屋に戻ってなんでこうなったか記憶をたどいながら外を見た。
……………………!…………………
雨が降ってない……………。
まさか………………そんな………………
築いた瞬間床に………………
ごめんね
と描かれていた。その時確実に思った。
雨の日に現れる殺人鬼が本当にいることを。