お礼と???
久方ぶりです更新ですよ?
平成終わって令和スタートな五月中に更新ですよ?
それではどーぞー?
ゴブリンの群れを倒した冬歌達はササッと素材回収を終わらせて御者さんの所に戻ってきた。
「戻りましたー」
「おかえり、怪我は…、無さそうだね。ありがとう、助かったよ!君達もありがとう!」
「どういたしましてです!」
冬歌達がふっふーん!と胸を張る。
まぁ張る胸は1ミリも無いんだけどね!
そこへーー
「すみませーん!助かりましたー!」
ーーと、前のゴブリンの群れの対処をしていた人達が駆けてきた。
そしてやって来たのはガシャガシャと音を立てるフルプレートメイルと大盾の大人の男の人が1人と胸当てと要所要所に防具を付けて片手剣を装備した青年が2人、それとそれぞれショートボウと杖を装備した後衛の女の子が2人という見た感じバランスの取れたパーティだった。
先生!男子が若干女子より多いです!そうか!だったら!ー以下略ー
頭の中で懐かしい歌を脳内再生してるとフルプレートの人が1歩前に出てきて兜を外して頭を下げた。
「申し訳ない!後ろからもゴブリンが来る可能性を考えていなかった!だが君の、君達のおかげで助かった!」
いきなり頭を下げられて困惑する私と下げ続ける男の人。
とりあえずこのままじゃ話が進まないからと頭を上げてもらうことにした。
「えっと、あの、頭を上げてください。自分としては臨時収入やったーな感じなので気にしてませんし?それに前の方はやってもらっていたので自分達も気にせず戦えましたし?何も問題は無い、ですよ?」
「だが今回の護衛依頼は俺達のパーティが受けていたものだ、偶然居合わせただけの君に迷惑をかけた事に変わりはない。だから何か礼をさせて貰えないだろうか?」
「え?お礼ですか?」
(お礼…、お礼かぁ…。初対面の人にそういうの言うのってどうなんだろ…?)
うーん……、と頭を悩ませていると様子を見ていた御者さんが話しかけてきた。
「差し出がましいかもしれないけど1ついいかい?」
「え?あ、はい」
「お礼なんだけどね、私達が運んでる荷物の中から1つ選んでそっちの人達に買ってもらうのはどうかな?そんなに高い物は無いし今出来る事としては無難な案だと思うんだけど」
えーと、つまり
護衛パーティ:お礼が出来る、ちょっとお金減る
御者さん:荷物が売れる、新規客開拓できる?(多分自分達?)
私達:お礼貰える
御者さんが1番得してないこれ?て言うか無難なの?
そう思って御者さんを見てみるとニコォってされた。
OK把握。こういうのは下手にツッコんでもいい事はないよね、うん。
「えっと、いいですか…?」
フルプレートの人に確認を取ってみるとグッとサムズアップ(親指を立てる動作)された。
OKって事だよね?
「では少しお待ちください、今商品目録を持ってきますので」
考えてる間にさっさと御者さんが行ってしまった。
という訳で御者さんが馬車から持ってきた商品カタログを見せてもらう事になった。
カタログにあったのは食料・食材系、1〜20Lv向けの武器防具一式にアクセサリー、あとはお高いスキルスクロールが幾つか、そして締めにデカデカと書かれていたのが77,777リコのランダムボックスってアイテムだ、何が出るかは開けてからのお楽しみ!なギャンブルアイテムだ。
とりあえず食料・食材系は無し。
まだ始まりの街が拠点だし今はまだ調理系に手を出す予定は無いからパスで。
武器防具は大剣と片手剣に革の一式防具があったけど忍者防具に弓と刀があるからパス、特に防具はフルセットスキルもあるし当分は変えないかな。
アクセサリーは『STR増加の指輪』『VIT増加の腕輪』『INT増加のペンダント』『MND増加の眼鏡』があった。名前もそれぞれ『〜〜増加の』って感じで分かりやすく、デザインはどれもシンプルで可愛いしアリかなって思う。
効果も+20となかなかだ。
次にスキルスクロールなんだけど中身が全部最初から覚えれるファイアボールとかエアシュートっていう[火・水・地・風・闇・光]の基礎魔法スキルだった。お値段も一律5万リコとそこそこ。
個人的には氷スキルなくてしょぼんだったりする。
そして最後のアイテムのランダムボックス。
これはボックスに入る大きさの物の中からランダムに1つ選ばれるらしい。この箱は縦横30cmくらいなのでいいモノが出る率はそこそこあるらしい(御者さん談)
でも人のお金でギャンブルする気も無いのでパスである。
「それじゃあこれ、『INT増加のペンダント』をお願いします?」
カタログの指輪を指差しながらフルプレートの人に確認を取ってみるとすぐに了承され、御者さんがあっという間に持ってきたアクセサリーケースから『INT増加のペンダント』を取り手渡された。
「ありがとうございます」
お礼を言ってから早速着けてみる事にした。
装備画面を開きアクセサリー枠に『INT増加のペンダント』をセットすると冬歌の首元に楕円形の青い石のペンダントが現れた。
動いてみるとゆらゆらと揺れてコツンコツンと体に当たる。
(これ戦闘中絶対気になるやつだ!)
なのでペンダントを胸元に入れてからもう一度動いてみたり紐の長さを変えて見たりといろいろ確認する。
(うん、これなら大丈夫っぽいかな?)
「とても良くお似合いですよ。それとコチラが先程の依頼報酬になります、ご確認ください」
「あ、はい、ありがとうございます」
御者さんの褒め言葉と一緒に出てきた報酬画面を(そういえば???って結局なんなんだろ?)と思いながら見てみると
▽クエスト報酬
6500リコ ランダムボックス
と表示されていた。
(あー、なるほど〜?)
ランダムボックス→何出るかわかんないよ→だから???→QED?みたいな?
まぁ一番お高いの貰えたしやったー?なのかな?何が出るかによるけど。
まぁ、何はともあれいざ開封!!なんですよ?




