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ごめんなさい……。  作者: 二階堂隆一
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十三話

 が、しかし、今度は親友である明美の顔が唐突に、あるいは私の自殺を止めようと図ったかのように、心のなかに姿を現した。


 明美……。


 明美は、私にとってこの世界でたったひとりの親友である。

 明美は家族の次に大切なひとであり、亡くなった母も「明美ちゃんは、ほんっとにいい子だよ」とよくよく褒めていたほどだ。

 毎週必ず会っていたのだが、二人目の子どもを出産したことを機に、今は生まれ故郷の仙台へと移り住み、家族四人で幸せに暮らしている。


 明美……。

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