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人類滅亡

 男達は今、戦っている。

それは一体何のため?

その理由は民主主義の為だ

男達は今、祖国を護る為にこの愚かで醜い共産主義者共と戦っている。

米軍兵士の中の一人の軍曹はこの殺戮のなかこう考えていた。

もうこのライフルで何人敵を倒したろうか...

兵士になって殺しで収入を得るようになったのは何時からだっただろう...

そんな殺戮の中で大した意味の無い事を考えている時のことだった。

急に上空が白く光ったのだ。その光の後に来たものは凄まじい衝撃と熱風、そして死の光景...



2048年


 ロシアと中国や共産国達が手を組み西側に宣戦布告した。

そして核戦争にもなってしまったのだった

被害を受けなかった国などない。そう、この日本も他国と同様に被害を受けた。



2320年


 蛍光灯が白い光を放っている。ここは大戦初期に自衛隊によって建てられたシェルターだ。

ここのシェルターはコード・ネーム「キボウ」

このキボウの他にもいくつものシェルターが放射線から人々を護る為に作られた。

大戦の時にすべての人間がここに入れた訳ではない。

ほとんどの人間が入れなったのだ。

このシェルターに入れる数は300人程度だからだ。このシェルターは全国に46個造られた。

つまり一万三千八百人しか入れなかったのだ。つまり入居できたのは金持ちのみだった。

大戦当時は日本は資金もなかったし核の直撃まで時間が無かったのだ。

核の着弾以降は政府なんてなくなったし、自衛隊も警察もなくなったのだ

それは日本だけではなくて全世界がそうなったのだ。

金はこのシェルターの中では意味などなくなっていた。


 宮本昭二は眩しい蛍光灯の光で目が覚めた。

昭二は年は16歳で2304年生まれで、ひょろりとした身体の持ち主だった。

大きな溜め息をすると昭二は自分のベットから起きていつもどおりに着替えだした。









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