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0.これこそ芸術

「ちょ、待て、何する——」


ドカッ!


「うわああああああ!」


俺の頭が、宙を舞った。視界がグルグル回る。


空が見えて、地面が見えて、また空が見えて——


そして——


シュッ!


俺の頭が、ペルフィが先ほど作った火の輪を、一つ目を通過した。


おお!


シュッ!


二つ目も通過!


おおおおおおお!危ない危ない危ない!!


シュッ!シュッ!シュッ!


三つ目、四つ目、五つ目——


全部通過した!


か、完璧だ!


まるで、計算されたような軌道で、全ての火の輪をくぐり抜けた!


「……」


「……」


「……」


女の子たちが、口を開けて見上げている。


そして——


その瞬間、デュランの頭も、接着が外れて床に落ちた。


「あ!」


エルスが即座に反応した。


そして——


ドカッ!


デュランの頭も、蹴り飛ばした。


「ひいいいい!?吾の頭があああああ!」


デュランの頭が、俺の頭を追いかけるように、火の輪を通過していく。


シュッ!シュッ!シュッ!


二つの頭が、空中で華麗に舞っている。


まるで、サーカスのアクロバットみたいだ。


いや、サーカスより派手だ。


火の輪と、二つの頭。


完璧なタイミング、完璧な軌道。


これは——


芸術だ。

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