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友達は宇宙人  作者: ぱるこμ
友達との遭遇
8/37

GW神隠し事件・三

読んでくださりありがとうございます

シェアハウスに帰るや早々、般若面のめぐちゃんが仁王立ちになり待ち構えていた。


「おかえりなさい」


声色がすでに怒っている。


「…ただいま帰りました」

「ちわーっす、お邪魔します…」


これにはさすがの茉莉も誤魔化すように引き攣り笑いをし、ビビっていた。

昨晩の出来事と、夢の話、そして今朝方決めた内容を説明すると、めぐちゃんは相変わらず怒った様子でいる。


「まず、叱りたいことは山ほどあるけど保留にします。刹那と瞬、他の被害者が無事保護されたら覚悟してろよ」


蛇に睨まれた蛙のように、俺と茉莉は体を委縮させた。逆らう余地もありません。おっしゃるとおり。


「あと、夢で見た話しっていう件だけど…。上は魚住さんからの連絡だから対応してくれたけど、具体的な情報提供ではないって判断されたからあまり期待しないほうがいいかもしれない」


「だよね。だって、俺だって起きたら忘れてたんだし。霜月先輩が言っていたことが本当かすら解らないし、第一、夢だし。いちいち事件に関連した夢を見たって話を何でも信じていたらキリ無いよ」


少し自虐的になる。実際そうだ。新都心と荒川で何が起きるなんて解らないし、その夢事態を正夢として受け取って良いかすらわからない。ただ、花緒先輩の話と霜月先輩の行方不明が重なったことで関連付けてしまっただけかもしれないのに。


「でもさぁ」


茉莉が不思議そうに言ってくる。


「私、ちぃちゃんとお姉ちゃんの部屋で会ったよ。覚えてない?星のランプがいっぱいあるねって言ったじゃん」

「え、確かに訊いたけどそれはなんかあるような気がして」


「だから、それはちぃちゃんが部屋にいたからだよ。お姉ちゃんの。私が突っ立っていたら後ろにいたの。大事なこと話したんだけど、急に大声でちぃちゃんが叫ぶと消えたから幻覚だったのかなって思っていたけど、違ったね。本当にいたみたいだね」


幻覚ならそれはそれで怖いし危険だろう。コイツは何か怪しいモノに手を出していないか不安に陥る。

だけど、自分が気づかないうちに幽体離脱に似た現象を体験し、知らない場所に出現しているという事実に驚愕する。でも、相手と話した内容や場所の把握が出来ていなければ何の役にも立たない。


「全然覚えてないや…。本当に夢みたいだから、起きると何も覚えてない」


結局役立たず。

折角僅かな望みが見えたのに。悔しくなり椅子から立ち上がる。


「ごめん、部屋で休んでる…」

「…今は一人にさせたくないんだけど」


めぐちゃんからの視線が痛い。信用されてないんだ。部屋に籠って、自傷すると思われている。


「大丈夫だから」


言い残して、俺は部屋に逃げ込んだ。



ベッドに転がり、天井を見つめる。無意味に時間だけが過ぎていく。

焦燥や恐怖、怒りが薄れ、頭が空っぽになっていく。空っぽになっていくにつれ、昨夜の出来事がどれだけ危険だったか、そして異常だったかが見えてくる。


「…茉莉は、普通に殺してた、あの宇宙人のこと」


シスターペストの時もそうだ。あの時は助けるのに必死だったのかもしれない。それに自分は目が見えない状態だった。だけど。


昨夜は違う。捕まえて情報を得るはずだったのに、茉莉は力加減を間違えたのか、それとも殺意が先行し過ぎたのか。

あんな無邪気でよく笑う子なのに。


(無邪気だから、悪意がないとか?)


幼い子供が昆虫の足を捥いで、ミミズを千切り、蟻を踏みつけて笑うように、面白がるように。その無邪気さと生死への概念と恐怖、罪悪感を覚えず育ったのが北沢茉莉という宇宙人(ヒト)なのだろうか。


コンコン、とドアがノックされる。


「入っていーい?」


茉莉だ。


「いいよ」


俺は起き上がると、ドアが開き、遠慮がちに茉莉が顔を覗かせた。


「めぐちゃんが明日は絶対に外出するなだって」

「…言われると思った」

「ねぇ、ちぃちゃんはどっちに行くの?」


大人から外出禁止を言い渡されたばかりだというのに、もう破り明日の行動を考える。作戦なんて立てようがない。

何事もなかったかのように話を進める少女。自分が地日本法律で判断すれば罪を犯したことを知らない子。宇宙人の子供。


茉莉の質問に答える前に、俺はウジウジしながらも思い切って尋ねることにした。


「茉莉は昨日、誘拐されそうになった人を助けただろ。その時、犯人の宇宙人を、こ…殺したじゃん。それは、茉莉の国では当たり前なの…?敵なら、殺してもいいって、許されるの…?」


うーん、と首を捻り茉莉は難しそうな顔をする。


「どうなんだろう。わかんない。でもお姉ちゃんとお兄ちゃんからは身を守るためには仕方ないこともあるって教わったよ」

「生き物を殺して、怖いとか、罪悪感とか抱かないの…?」

「うん」


たった一言の返事で心臓がドクドクと音を荒立てる。


「私はね、ちぃちゃんが守りたいものを守るためならなんでもするよ。敵だと認定したら、私は躊躇いなく始末するよ。解らないけど、それが私達民族だから…戦うことは嫌いじゃないよ。いちいち贖罪を抱いてたらやっていけないよ」


茉莉の瞳孔のプラス模様がマイナス模様に変化する。彼女は本気なのだ。きっと、自分のテリトリー内にいるヒトを脅かす奴等は邪魔そのものなのだろう。


「…茉莉のこと、少しだけ知れた気がする」

「ホント?!もっと知ってほしいな!」


凍てつきそうな空気はなくなり、陽だまりみたいな笑顔になる。


「話を戻すけど、俺は荒川の方に行ってみようと思う」

「じゃあ私も荒川だね。あ、そうそう!魚子さんがファイル貸してくれたんだ!」

「魚子さんって、魚住さんのことか」


茉莉は手に持っているのはスケッチブック。手渡され、中を見ると水彩画で描かれた宇宙人の絵と説明文や解析が記されていた。達筆で少し癖のある字。


「これって」

「魚子さんのおじいちゃんが書いたんだって。出会った宇宙人の容姿と生体。偶然にも私と柚木くん達の出身惑星と民族性が載ってんだなぁ」


自分が普段見ている人間に模した姿の宇宙人ではなく、本来の姿。


オーフィシェルの民


焔煌鳥人族


雪虎族


スカベンジャーの民


「オーフィシェルの民はなんかゼリーみたいな質感…下顎の牙が発達してる。千年前に植民地になってから戦闘民族としての戦意は薄れていき穏やかだが怪力と凶暴性は潜んでいる。仲間意識は高いが、他者を手にかけることへの罪の意識は薄い」


思わず茉莉を見た。茉莉は笑顔を向ける。これが私だと。

呼吸を忘れそうになった。



『この時僕は、地球人とは違う国民性を持つ彼女とどう接すればいいのか一瞬悩みました。だけど僕は感覚が麻痺していました。味方でいてくれる友達を拒絶しなかった。人殺しだろうと何だろうと、自分を守ってくれて、助けてくれて、友達でいてくれる北沢茉莉という存在を受け入れたのです。利己的でしょう。自分勝手に思うでしょう。そうです。僕はそれほどまでに友達という存在を欲していたのです』



また視線を落とし、ページを捲っていく。


「焔煌鳥人族、ハーピーになんだか似てるね。色合いからしてとても綺麗。えっと、これはゆきとら…」

「シュェフー族ね」

「シュェフー族は地球人とあまり変わらないけど極寒の地でも半裸で生活…マジか、死にそう。スカベンジャー…スカベンジャーって、あまりいい意味じゃ、なかったと…思うけど」


オレンジ色の髪。青い瞳。一致する存在を知っている。

東十条と、東条朝陽だ。

一卵性双生児のはずなのに、どうして兄だけが宇宙人の血を濃く継いだのだろうか。


最後の文面に「虐殺・迫害対象。彼等を守りたい」と書かれていた。

思わず顔を歪め、悲痛な感情が心を裂く。スケッチブックを閉じ、ギュッと抱きしめた。


「ちぃちゃん?」

「ううん…何でもない」



翌日―

テーブルにはわざとらしく‘外出禁止’A4サイズの用紙に書かれ置かれていた。


「…めぐちゃんも不器用だよね。俺の事情を話せば有給くらい取れるだろうに」

「めぐちゃんなりの優しさだよ」


俺と茉莉はシェアハウスを出て、待ち合わせ場所まで向かう。自転車が壊れたので最寄り駅で待ち合わせだ。

丁度、魚住からメールが入る。午前十時。


『では新都心へ行ってきます。黒岩くん達も気を付けてください』


魚住、南野、小鳥遊が新都心へ。そして俺と茉莉、西河と東十条は荒川散策となった。

最寄り駅に着き、一駅先の川渕駅まで乗り、そこで降りて荒川を目指す。


「さてさて。荒川ってどっからどこまでが荒川だ?どこら辺を捜せばいい?」


西河が伸びをしながら訊いてくる。


「いや、その…荒川ってだけで、ピンポイントの場所までは言われてない…かも。教えてくれていても覚えてないし…」


口には出さないが「役立たずでごめん」とどんどん錘が乗って来る。


嫌だ。イヤだ。ここで自分を追い詰めて発作を起こす方が迷惑だ。やめろ、自分で自分を責めるな、攻撃するな…!


「じゃあ端から端まで探してみようよ!怪しい宇宙船が浮遊しているなら目視できるし!」

「ナイス提案!そう気落ちすんなって、黒岩。今日は四人もいるんだ。文殊の知恵どころか文殊もたまげた知恵袋だ」


意味わかんないことを言う西河になんだか救われた気がした。

茉莉と西河が検索をかけようとしたとき、東十条がふと会話に割って入った。


「荒川だけど。秩父から東京湾まで流れているぞ」


スマホに似た機器に埼玉県と東京都の地図が浮かび、川の流れが表示されている。

俺達は黙り込んでしまった。

文殊どころか、詰んだ。



一方、魚住達は無事にさいたま新都心に到着していた。

駅を降りたらアイドルのユニットロゴの旗や幕がそこかしこに掲げられていた。


「今日って、何かあるのかな」


汐瑠が弱々しく尋ねる。


「いえ。今日ではなくGW最終日にアイドルフェスがあるそうです。その宣伝を今からやっているのでしょう」


周りを見渡すと、ファンらしき人達が写真を撮ったりしている。


「それにしても…誘拐が多発しているのに意外と人が多いんだね。ちょっと驚いたよ」


柚木が苦笑いする。

それは同意だ。大型ショッピングモールには家族や恋人、友人同士での買い物客がおり、駅前やスーパーアリーナ付近ではファンが集まりなにか賑やかしい。


「自分の周りに被害が無ければ怖がっていたとしても、あまり危機感は持たないでしょう。それに、昨日は誘拐された人物はゼロ。折角の連休に予定を立てていた方々は実行したいんでしょう。自分に降りかからるなんて、誰も思わない」


だけど今日は違う。

黒岩の不安が的中すれば、ここにいる人間は誰もいなくなる。まるで小説のように。


「…私、着いてきて良かったのかな。刹那ちゃん助けたい一心でここまで来ちゃったけど、不安だし、怖くなってきた…」


汐瑠が足手纏いになることを恐れ始める。


「大丈夫だよ。行動しないよりも、行動することが大事!」


柚木が励まし「行こうか」と促すと、三人はショッピングモールへと向かう。

どうしてスーパーアリーナもあるのに、ショッピングモールに狙いを定めたのか。これは柚木の提案だ。思い当たる節があるらしい。

ショッピングモールの中抜けに着く。


「これで僕の勘が外れたらごめんね」少し、強張った表情。

「いえ。私は南野くんの勘を信じています」

「じゃあ、緊張するけど…作戦通り、始めるね」


柚木は建物の陰に隠れると、本来の姿になる。両腕は翼となり、足は鳥足へと変わっていく。頭部からはリボンのような触角が伸び、美しく棚引いていた。

天女、が彼等種族だと昔の人が誤解していたら…そう思ってしまうほど目を惹かれ心奪われた。

目にも止まらぬ速さで空へ飛ぶと、柚木は火炎と吹き、爆発を起こす。

モール中は爆発音と強風に慌てだし、悲鳴が各所で上がる。


「火事だ!逃げろ!」


魚子が叫び、汐瑠も悲鳴を上げる。

空から火の粉が降り注ぐのも見た客が事実だと勘違いし、逃げだすと室内にいた客達もスタッフに誘導され避難していく。

物陰から覗いていた魚子達は順調に作戦が進み、ホッと胸をなでおろす。


「一応予定通りですね。このまま上手くい避難誘導が進めばいいんですが…。失敗したら、停学じゃ済まないかもしれない…」


爆速で動く心臓と冷汗が止まらない。

客をどう逃がすか。作戦を考えたのは魚子だった。柚木の火を噴く能力で爆発を起こしてもらい、避難してもらう。安直だが、大勢の何も知らない人間を逃がすには火事を偽るのが早いと考えた結果だ。


「失敗しても、誘拐犯が現れてくれれば…成功、だよ」

「そうですね。誰も現れなくても、爆発事故があったってことで済ませましょう」


汐瑠のたどたどしい励ましに、思わず小さく笑った。そして必死に逃げ道を考える自分にも笑えた。

急降下で戻ってきた柚木が、話を聞いていたかのように返答をする。


「黒岩くんの叔母様に怒られなきゃ大丈夫だよ」

「聞こえてたんですか?」


その時だ。


「あれ、柚木じゃん。なんでいんの」


鼓動が大きくひと鳴り。

目の前が一瞬、白くなる。

唾を飲み込み見上げると。

女性が建物上にいた。アッシュブルーのロングヘアを掻き上げる宇宙人(ヒト)がいた。

そして誰よりも動揺していたのは汐瑠だった。


「す、翠蘭さん…なんでここにいるんですか」


‘何故’ここに居るのか理解できず、困惑しながら質問する。


「お知り合い、ですか?」

「あ…うん」


目を反らし、俯きながら頷く彼女からは気まずさが漂う。

なんとなく察し、繋がった気がした。


三組で虫が生徒の皮膚から羽化して大混乱を巻き起こした騒動。被害にあった女子生徒は産み付けられた原因となった場所を聞かれたが、口にしなかったと聞く。

ただ汐瑠が被害者生徒からイジメを受けていた事実は把握していた。信じがたいことだけど、信じられないけれど、汐瑠が報復を願い、頼った相手が翠蘭だったら…


「仕事だよ、汐瑠。それにしても柚木は女の子二人も連れてデートかな?両手に花でいいね」


飄々としていて掴みどころがない喋り方。人をおちょくっているような喋り方。

翠蘭の周りにはそれなりの大きさの蜘蛛が這う。姿からして明らかに宇宙から連れてきた昆虫だ。


「仕事…?よく言うよ。どうせ気に入らない国に迷惑かけるだけでしょ、テロリストが」


柚木が翠蘭を睨む。


「テロリストって…まさか蒼志軍、てやつ?」

「そう、正解。流石魚住さんちのお嬢さんだね。物知りはいいことだよ」


蒼志軍――宇宙で義を掲げ民のために戦う有志…とは名ばかりのテロ集団だ。気に入らない国、惑星があればそこを襲撃し、逮捕されている。

言ってしまえば、入団試験などなく勝手に名乗れば蒼志軍になれる。頂点に立つ人物が複数いるため内部抗争も頻繁に起きる。言うなれば、ただ政府に腹が立つから暴れたい奴等が集まってそれっぽいことをしている――のが蒼志軍。


ただ稀に、彼女のように蒼志軍と名乗りながらも別の組織、または陰でこそこそと悪事を働く宇宙人から雇われて危険な仕事を請け負う奴がいることも事実だ。

翠蘭はスマホを取り出すと、電話を掛ける。


「あ、鞠?そう、見えるでしょ。柚木がいてさ。私は商売道具に傷つけられないから、ここは従姉弟同士のケンカってことでどうにかしておいてよ」


電話を切った瞬間、目を瞑るほどの強風が吹き荒れる。そして目を開けば。黒い髪、不気味なほどに赤い瞳をした女が立っていた。


「嘘、MARIEだ…」


汐瑠の言う通り、目の前に立っていたのはソロアイドルで世間を賑わせるMARIEだった。


「久しぶりじゃん、柚木。友達出来てたんだね。以外」

「…そういう鞠ちゃんも遊郭から脱走してよく生きてたね。蒼志軍に入ったから逃げきれてたんだ」

「そうかもね。でもまさか翠蘭と会うとは思っても無かったわ。お陰でまた翠蘭の下で働く羽目になったしね」


鞠は、興味無さそうに髪の先を弄りながらざっくりと今までの事を話した。


「積もる話をしながら、姉弟ゲンカでもしよっか」

「お前と積もる話なんか無いよ!」

「まぁまぁ、私も仕事だからさ。付き合ってよ。逃げた人間、守りたいならケンカしよ」


鞠もまた、本来の姿へ変化していく。柚木とは違い、漆黒で禍々しい雰囲気の妖艶な宇宙人。きっと、はるか昔の人が彼女を見たら、男を誑かす妖怪だと勘違いしただろう。


「柚木くん、あの翠蘭というヒトは私がなんとかします」

「…解った。翠蘭は女の子には手加減するから、大怪我はしないはず」

「不安を煽る忠告ありがとうございます」

「え?!ごめん!」


厄介なテロリスト蒼志軍と、一般学生と攻防戦が幕を切って落とされた。


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