Side異世界:大宇宙――
小説家になろうの世界ではスペースオペラの世界も当然のように存在していた。
そして、スペースオペラの世界についてもゲームは存在する。
科学を信奉するハードなSF世界。
考察が捗るぜ。
SFにも関わらず、タイムスリップして戦国時代を楽しむもの、なんてのもある。
挙句にはSFなのに悪徳領主になったり、VRに進出して光剣で無限たる暗黒面を使い銃を弾き無双するゲームなどさまざだ。
だが、どんなゲームであろうと香川県ネット・ゲーム規制条例は有効だ。この条例を守らないものなのどいない。
スペースオペラ宇宙帝国は、そんなとあるネット・ゲームの帝国国家である。
帝国というからには他国を侵略するのが世の常である。
その侵略するためには、効率性および効果性が求められる。
そんな帝国の皇帝に目を付けられたのが香川県だ。
香川県では、ネット・ゲーム依存症規制条例という行政が家庭に介入する稀有な条例が存在している。
つまり、香川県の領空において存在する宇宙艦艇などは1日1時間で死ぬことになるのだ。
だから皇帝は地球に鉄棒をぶっさして、艦艇で運べるようにした。
つまり、こんな感じだ。
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船==(地球)==船
※「凡例」==は鉄棒
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これで地球を異動させ、香川県の領空の軸上に標準として敵国として合わせれば、敵国は香川県民となって未成年は死んでいくことになる。
「あー!! あれは!」
「うどんだけじゃない! 香川県!」
「ぎゃー。香川県のお出ましだ―」
「死にたくない――、死にたくないよ――」
敵国は香川県のあまりの偉大さに泣き叫ぶことになる。
そんな地球は、SFスペースオペラらしく、死の星と名前を変えた。
おそらく、小型艇によって香川県を破壊されると死の星は爆発するのではないだろうか――




