ゆめかうつつか
あの女がこっちをニラむとき
俺は夢の中にいる誰かを見つけている
俺はそいつを殴りつけてやった
神様なら躱せる筈だろうから
すっとしたよ
人生の半分の苦悩を抱えたまま
あいつは崩れ去っていった
あいつはいろんなものを人質に
何かものを言うつもりだった
俺はあいつの中に腐った男がいるのを見たのさ
俺のパンチはまずそいつを始末してやった
全てのトラブルの元が胸の中に詰まっている
だからそれがどうした?考えてみればどうってこともない
口にするだけ恥にしかならない
家のことなんかどうでもよかった
どうせ誰も彼も役立たずじゃないか
あまりにも無関係すぎる
ブラザー、だから俺は俺を止められそうにない
あんたの神は
あんた自身を恐れるしかない